しだれざくら

　　　　　　　　　 「栄福寺の枝垂れ桜」　千葉市若葉区
　
F log

休みだった昨日、天気もたし桜でも撮りにいこうかと考える。
先日中野のフジヤカメラで旧ボディーを下取りに出し入手した新ボディーのデビューである。
近場で千葉公園か泉自然公園あたりを考えていたら、漢方医のＭ井先生から耳寄りの情報。
若葉区の栄福寺というところの枝垂れ桜がキレイだそう。
クルマで30分、栄福寺に到着。



小さなお寺さん。
参道から見るとすでに三脚を立てているお父さん発見。
彼のレンズ方向に枝垂れが見える。
門をくぐると狭い境内。すぐ右に樹齢400年、早咲きの巨大な枝垂れ桜が。



周囲にソメイヨシノもあるが、やはり圧倒的な存在感。
フィルムで頑張るEOS-1Vのお父さんに声をかける。彼は毎年来ているとのこと。
「枝垂れは難しいよぉ～」
とのご神託。理由はすぐ明らかに・・・



垂れているからわずかの風でゆれるゆれる。マクロで花びらを狙うのは困難だと実感す。
そうそう新ボディーはローアングルとマクロが得意。ボディーのくせにローアングル?マクロ?
上の写真は地面すれすれからノーファインダーで枝垂れ桜を見上げる。液晶は見ている。
おかしな話だがカメラ好きの方なら、どの製品か特定できるはず。



樹齢100年のソメイヨシノも元気。



平日午前中ということもあり、三脚は私とお父さん二人だけ。
あとはポツポツと見物人。ケータイカメラ多し。
近所の幼稚園児が先生に引率されて遊びにきていた。桜の下で記念撮影。少しお手伝い。
「雪みたい～」との子供の声に納得。強く風が吹きぬけると雪のように花びらが舞う。

こじんまりとしたお寺だったが、900余年の歴史があるそう。
何百本もソメイヨシノが並んでいてどれを撮ってよいのやら迷うよりは、一本しかない
枝垂れ桜。潔くてよい。
また来年も来たいものだ。



おまけ　桃の花







　翌年は行けず、2年後に再訪。