第47回 静岡ホビーショー 空・海編

　
F log


陸自編 より続く。



会場内は大きくメーカーブースと、モデラー諸氏の合同作品展に分かれている。
プラ・ラジショーと大きく違うのはやはり合同展。
メーカーが繰り出す新製品も見たいが、やはり圧倒的に楽しみなのは個人の出展作品である。







もちろんミリヲタショーではなくホビーショーなのであるから、クルマあり、ガンダムあり、
ラジコンあり・・・萌え系のフィギュアは無かったが。
総合的なホビー展ではあるが、F の興味はもちろんミリ系。
今回は空と海、次回は陸と分けて up する。


150 以上ある団体の作品を網羅することは出来ないが、個人的に興味を惹いたものだけ撮ってみた。
会場は明るさはそこそこだが、テーブル奥の作品を捉えるには焦点距離が必要。
ということで、50 mm のマクロ （ 換算 100 mm ） に 1.4 倍のテレコンバータを装着し
70 mm F 2.8 （ 換算 140 mm ）で撮ることにした。
被写界深度は浅いが致し方ない。引きが欲しいときは ZD 11-22mm F2.8-3.5 にチェンジ。
メーカーブースも合同展もごっちゃ混ぜである。ご容赦いただきたい。







1/48 EA-6B プラウラー。
単座でもコクピット周りはたいへんなのに 4 座分も・・・








艦載機のキモはここだよねぇ。直下は ECM ポッド。








内臓ついでに・・・　1/32 F104 を逆さにして各種アクセスパネルを開いた作品。








前脚、バルカン周り。








もちろんレドームも外してあった。








これもコクピットの造り込みと塗装が凄い 1/32 F4EJ改。








ちょっと変わったところでは 1/48 TSR-2 のモスボール状態？　
ださく先生の御著書を参考にしたそうだ。ここは蛇の目のテーブルだったなぁ。








存在感で圧倒したのは 1/48 B-1B 。（ トップ写真も ）
座っている方と大きさを比較してほしい。ベースとフィギュアも豊富。








空編最後はフレンチフェア。
同一スケールで集合したフランス空軍の翼。別アングルは こちら。
航空ショーをイメージしたようなフィギュアが多数並ぶ。これは見事な出来栄え。

こうして見ると F-1 ってホント異質ねぇ。














さて、ココからは海編。
最近 1/350 が盛り上がってるらしい。






まずはフジミの 1/350 金剛。
エッチングじゃないフィギュアは、ちゃんと厚みがあって好感がもてる。
ただメーカーの素組なので、ディテールアップパーツは未使用。
日本の戦艦でいちばん好きなのは 山城＆扶桑 なんだけどね。








ドイツ・レベルの 1/350 ビスマルク。
手すりは附属するものの、やはり厚過ぎる。








繊細な空中線、手すりのお手本のような WWⅠ の独戦艦ケーニヒ。







1/350 水上機母艦 秋津洲。
昨年のプラ・ラジショーの時よりは進捗したな。でも売れるかしらコレ？








合同展で個人的にツボだったのは、ミンダナオ会。出品のテーマは「 世界の軽巡洋艦 」









大好きな英ダイドー級防空巡洋艦。
KGⅤ級の 133mm 連装両用砲を最大 5 基搭載。
ヴァリエーションがいくつかあり、右の艦は 1 基少ない 4 基装備艦である。








F が最も好きなのはコイツ。
133mm 連装両用砲の生産が間に合わず、114mm 連装両用砲を載せた第 3 グループ。
カリブディスかシーラだと思う。砲塔 5 基のダイドーよりずっとカッコイイと思うが。








これらはメタルキットだそう。レジンよりさらに難物だわ








勢ぞろいしたミンダナオ海軍の軽巡たち。圧巻。
旧海軍の 3 本煙突、4 本煙突も多数。






空も海も力作揃いで、とてもお伝えしきれない。
もっとも AFV についてはその数倍は撮影枚数があり、整理が思いやられる。