正直、旅行前は、ベナンとガボンに大した発展度合いの差はないだろう、と思ってた。
だけど、思っていたよりガボンは発展していた。
ベナンには資源がない。農業国だ。
ガボンは産油国で、国はオイルマネーである程度の余裕がある。
そのためガボンでは国民の8割は公務員だそうだ。
ブルーカラーのお仕事をするのは周辺アフリカからの出稼ぎ労働者。
地方に行っても野菜は十分あるし、トマトとオクラと玉ねぎだけのベナ . . . 本文を読む
日帰りで、リーブルビルから船で30分の対岸にある、ポワン・デニというリゾートへ。
前日に電話予約をし、集合時間より30分以上前に行ったのに、発着場を間違えてて
あやうく乗り遅れるところだった。
たった30分なのに、ビーチは人も少なく、静かで、ほんとにのんびり。
ホテルのプライベートビーチでも、
宿泊客でもないのに勝手にデッキチェアーに寝転んで問題ないらしい。
わらぶきのパラソルの下、音楽を聴きな . . . 本文を読む
首都からタクシーで4時間のランバレネへ。
途中で赤道を通過
地面には白線が引かれてて、猛スピードで飛ばすタクシーの運ちゃんに
「写真撮りたいから停めてください!!!」
って叫んで、むりやり降ろしてもらった(いい迷惑)
赤道脇の看板には「赤道越えをするみなさまへ」的なことが書かれている。
なぜオウムなのかは不明。
車窓からの景色を見てると、道路の左右は密林だ。アフリカだなあ。
ベナンと違 . . . 本文を読む
協力隊任期もあと少し。
最後の国外旅行に行った。
行先は、中央アフリカにある「ガボン」という国。
ベナンの空港では係員のわいろ要求に閉口したけどなんとか通過。
連れがなんと、わいろを2000フラン(=400円)渡してたベナン人を見たらしい。
外国人ねらいならまだしも、ベナン国民が汚職に手を貸してどうするのー
ガボンの首都リーブルビルでは、緑と青と黄色のガボン国旗が並ぶ。
それにしてもベナンよ . . . 本文を読む
6月始めに庭に植え込んだレモングラスは、雨季の訪れとともにぐんぐん成長している。
植えてすぐはこんなだった
一か月半後
はっぱが太く長く、青々している
一回分の葉っぱをとって、自家製のレモングラスティーを楽しむのは
大好きな、贅沢な時間だけれど、
せっかく見事に成長してくれた大量のレモングラスは、
是非日本に持って帰りたい。
ということで、刈り入れ。
手足に虫よけスプレーをかけまくって . . . 本文を読む
明日から、ベナンの学校は夏休み。
私の学校での活動は、これで終了した。
今週は一週間をかけて、お世話になった学校30校にあいさつ回りをした。
二年間、ほんとに良くしてもらったお礼をどうやって伝えようか考えて、
結構前から準備をしていたから、あいさつ回りは順調に終わった。
最終日の今日は、学校によってはフェット(パーティ)をやっている。
子どもたちもいつものカーキ色の制服じゃなくて、
おしゃれな . . . 本文を読む
場所は銀座。
二年ぶりに日本に帰国した私は、
大好きな銀座に足を運べることにワクワクしている
地下鉄の階段を上がり、そこには見慣れた風景が・・・
なかった
石造りの百貨店は全面反射ガラスのビルに変わっていて、
老舗の看板たちは町から消え去り、
どこぞの高級ブランドブティックが隙間なく並んでいる。
大好きな和光の時計台もない。
歌舞伎座も、建替後も外観だけは通りからみえるように残るって聞いてた . . . 本文を読む
今月頭に起きた、「警備員酔っ払い・居眠り・働かない」事件。
結局、警備会社あての文書は作ったものの、
翌日からの勤務態度が問題なく、前に戻ったから、
文書は提出しないままでいる。
数日前、問題のお昼担当の警備員さんが
「パトロン、話があります聞いてください」
って話しかけてきた。
この間お酒を飲んで酔っ払って、仕事をせずに寝ていたあの日、何があったか。
一か月分のサラリーを、失くしたらしい。 . . . 本文を読む
青年海外協力隊は、年に4回、3か月ごとに隊員が全世界に派遣される。
派遣される時期によって隊次番号がついていて、
私は「平成22年度2次隊」である。
今週、私のひとつ前の隊次「平成22年度1次隊」の人達が、
2年間の任期を終えて日本へ帰って行った。
ついにこれで、私たち22年度2次隊が「最年長隊次」になってしまった。
つまり、次に帰るのは自分ということだ。
希望に満ちてベナンについてから、1年 . . . 本文を読む
普段活動をしていると、意識しないとなかなか写真を撮らないもので、
いつも活動に協力してくれている人たちを残しておこうと思って、
最近は気づいたら写真を撮らせてもらうようにしている。
本邦初公開、ベナンでお世話になっている人たち~!!
まずは勤務先(視学官事務所)のシェフ!
ロコサの全域の幼稚園・小学校の教育指導をする機関の、トップにいる人。
とってもジェントルマンで、超多忙なのにいつも冷静、穏 . . . 本文を読む
巡回先の校長先生から、プレゼントをいただいた。
「うちの学校で衛生啓発をしてくれて、ありがとう」って。
プレゼントの中身
・シャワーキャップ(普段使い2つ、使い捨て4つ)
・(写真には撮ってないけど)洗濯ばさみセット
ベナン人女性のヘアスタイルは、髪を編み込むか、
もしくはカツラをつける。カツラは髪の長さも色も自由自在。
雨が降ると、ヘアスタイルを守るために、町でシャワーキャップを被る。 . . . 本文を読む
ここしばらく、うちの警備員さんに関して事件は起きていなかった・・・
のに。
全ては昨日の朝始まった。
昨日は明け方から大雨で、8時過ぎても止まず、空は真っ黒で、私は出勤をあきらめた。
日本じゃありえないけど、ベナンではこれが十分な理由に成り得る。
傘なんてないし、自転車だし、ぬかるみに足を突っ込みながら無理に出勤しても
いいことはない。
雨足が弱まった11時ごろ、植えこんだばかりのレモングラス . . . 本文を読む
うちの家庭菜園は、乾季だったこともあって、全部終わってしまった。
唯一残っているのは、パイナップルと、一部のレモングラスだけ。
レモングラスは、株分けしてもらって4、5株を植えたけれど、
根付いて残っているのは3株のみ。
今は雨期になったので、もう一度レモングラスにチャレンジすることにした。
同じように、根元から引っこ抜いて株分けをしてもらった沢山のレモングラスを、
よく耕した庭の土に植えこむ。 . . . 本文を読む
卵かけご飯は、生の鶏卵と飯を混ぜ、
少量の醤油等で調味して作る飯料理である。
卵を生のまま用いること、主食の飯と混ぜて食べることなどから、
日本特有の食文化とされる。(wikipediaより)
生卵。
途上国だけでなく、海外で生卵っていうのは、とってもリスキー。
生卵には、殻の外側にも、黄身白身の中にも、
サルモネラ菌がいる可能性があって、熱処理をしない限り死滅しない。
日本では卵の生食文化が . . . 本文を読む
日本文化の一つである「ちぎり絵」を使って、
衛生をテーマにしたちぎり絵をやってみた。
まずは3年生クラスと、4年生クラス。
「自由に、好きな色を使って、好きなように紙をちぎっていいんだよ~」
って言っても、
自由な発想で創作活動をすることに慣れていないベナンの子供たちは、
始めは戸惑い気味だった。
けど、だんだん夢中になってくると、これでもかってくらい、ちぎるちぎる。
手が水のりでベタベ . . . 本文を読む