6月11日（土）に5周年記念イベント「福島原発事故から考える分断と差別」を開催いたします。

6月11日(土)に、NPO法人POSSE（ポッセ）5周年記念イベント「福島原発事故から考える分断と差別―私たちはフクシマとどう向き合うべきか」を開催いたします。高橋哲哉さんを講師にお招きし、福島原発事故が浮き彫りにした分断や差別の問題について考えていきます。どうぞお気軽にご参加ください。

◆イベント趣旨
　3月11日の東日本大震災から数か月が経ち、被災地の復興に向けた支援が重要な課題となっています。被災地の地域社会の自律的な復興に向けて私たちに何ができるのか、今こそNPO・市民の力が問われる時だといえます。

　一方で、今回の一連の出来事は、現在の社会のあり方に対する重大な問いかけを生じさせました。特に、原発が現場の労働者の被曝という犠牲の上にはじめて成り立ってきたという事実は多くのことを示唆しています。こうした現実に対する歴史的反省なくして、真の「支援」はありえません。

　私たちは、福島原発事故を受け、何を考え、どう行動していかなければならないのか。本イベントでは、私たちの社会を貫く分断や他者性の問題を問い続けてきた高橋哲哉さんをお招きし、市民やボランティアの立場から考えるべき「責任」とは何なのかを考えていきます。

　なお、イベント終了後、NPO法人POSSE（ポッセ）第6期定期総会を公開開催いたします。会員でない方のご参加も歓迎いたしますので、こちらにもぜひともご参加ください。

■イベント詳細
タイトル：「福島原発事故から考える分断と差別―私たちはフクシマとどう向き合うべきか」

日時：2011年6月11日（土）13時30分～15時30分
場所：貸教室・貸会議室　内海　2Ｆ教室
　　　（東京都千代田区三崎町3-6-15）
アクセス：ＪＲ水道橋駅より徒歩１分
（http://www.kaigishitsu.co.jp/company/access.html）

プログラム：
　13時00分　開場
　13時30分～15時00分　基調講演　高橋哲哉さん
　15時00分～15時30分　質疑応答
　15時30分～16時00分　休憩
　16時00分～17時30分　NPO法人POSSE（ポッセ）定期総会
＊終了後は懇親会を予定しております。

参加費：500円（NPO法人POSSE（ポッセ）会員は無料）

■講師プロフィール
高橋哲哉さん（東京大学大学院教授）：1956年福島県生まれ。東京大学教授。専門は哲学・歴史認識論 。著書に『国家と犠牲』（日本放送出版協会、2005年）、『靖国問題』（筑摩書房、2005年）、『戦後責任論』（講談社、1999年）、『デリダ――脱構築』（講談社、1998年）など。　『POSSE』vol.11にインタビュー「フクシマの犠牲と「人間の責任」」を掲載。

※準備の都合上、事前に参加される旨をinfo@npoposse.jpまでご一報いただけますと幸いです。（必須ではありませんので、事前連絡なしでもご参加いただけます。）

※イベント会場にて、NPO法人POSSE（ポッセ）仙台支部の被災者支援事業に対する寄付金を受け付けます。


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ＮＰＯ法人ＰＯＳＳＥ（ポッセ）は、社会人や学生のボランティアが集まり、年間４００件以上の労働相談を受け、解決のアドバイスをしているＮＰＯ法人です。また、そうした相談 から見えてきた問題について、例年５００人・３０００人規模の調査を実施しています。こうした活動を通じて、若者自身が社会のあり方にコミットすることを 目指します。

なお、ＮＰＯ法人ＰＯＳＳＥ（ポッセ）では、調査活動や労働相談、セミナーの企画・運営など、キャンペーンを共に推進していくボランティアスタッフを募集しています。自分の興 味に合わせて能力を発揮できます。また、東日本大震災における被災地支援・復興支援ボランティアも募集致します。今回の震災復興に関心を持ち、取り組んで くださる方のご応募をお待ちしています。少しでも興味のある方は、下記の連絡先までご一報下さい。
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ＮＰＯ法人ＰＯＳＳＥ（ポッセ）
代表:今野 晴貴（こんの はるき）
事務局長：川村 遼平（かわむら りょうへい）
所在地：東京都世田谷区北沢4-17-15ローゼンハイム下北沢201号
TEL：03-6699-9359
FAX：03-6699-9374
E-mail：info@npoposse.jp
ＨＰ:http://www.npoposse.jp/