歯科心身症

1999年、歯科心身症を発症して。

人格は変えられなくても、性格というか、行動は変えられる。

2017-09-12 21:30:01 | 日記
 18年前、医科歯科の小野先生のところにかかったばかりのこと思い出します。
話しているうち泣きだした私に、先生は黙って聞いてくれたあと、他の先生に向かって、
「次回は私は(学会で)いないので。T先生にお任せします。治療は緒についたばかりだから」
と、私やT先生に向かって言っていた。
 その前は、母もまだ元気で付いて来て、脇からあれこれ言う母に、
「お母さん、三つ子じゃないんですから。お母さんのそういう態度がこういう患者を生んでいるとも言えるんですよ!」
と言って、母娘してハッとしたり。
 頼もしかった。
 母もその時以来、小野先生を信頼するようになったのだっけ。
 小野先生も今年76。医科歯科を定年退官後、開業した医院にも通って、助けられていた。去年で閉院してしまったのは惜しまれるが、あの時、小野先生と出会わなければ、今ごろダークサイドに落ちていたかも……と思います。

 
 
  心の病は、体の病と違って理解されにくいし、「甘え」ととらえられがちです。
 そういう側面もあると思う。そういうふうにならないでは生きられないような育ち方をしてしまったのです。
 しかし人格そのものは変えられないけど、性格はあるていど変えられる。
 それは行動を変えるところから始まると小野先生は言っていた。



 ここのところの不調で、今の医科歯科の歯科心身症外来に予約しました。
 今の医科歯科の歯科心身は私にとってまだ一回しか行ったことが無く、今一つ……という気もしますが、今はまだ歯医者で治療する時期ではないだろうし……という判断です。



 小野先生や、家族、友達に恥ずかしくないよう、しゃんとして生きたいものです。

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