チャリンコの旅

昨日寝たのは朝の５時。
Ｋ君には事情を素直に話した。
はじめて、友達に「お金なくて遊べない」って言った。
もちろんあった事すべて話した。
夜中の０時過ぎてた。ごめんね・・・って気持ちでいっぱいだった。

でも、Ｋは快く
「じゃぁ水曜日でいっか？休みだろ？」って
言ってくれた。
「別に中止でもいいけど、
　それじゃぁお前の気持ちがおさまらんだろうからな（笑）」

なんだょ。。カバラ占いくらい見透かされてるょ。。（泣）

で、そのままσ(・_・=)が寝れるまでメールで付き合ってくれたょ。
だから朝の５時です。。

そんでもって起きたのは昼の１２時。
起きた瞬間に、ひどい頭痛・・・
あれだけ泣けばね~(=^‥^A アセアセ・・・
泣くのはいいが、この頭痛がひどいんだよねぇ。。
しかも、目はこれでもかってくらい腫れておる・・・。

で、布団の中でモゾモゾしてたら、またいろんなこと考え始めて
とことん悲しくなって、消えたくなった。
で、また泣いとった。。

外は台風一過ですごくイイ天気だし
今頃は、Ｋと遊んでたはずなのに・・・って思ったら
本当に情けなくなった。

そして、なんとなく川に行きたくなったので
着替えて顔を洗う。。ひどい顔・・・・
こりゃぁ誰にもみせられね・・・・汗

モモカ（柴犬）連れてこうかと思い、チャリカゴに乗せるが暴れる。
２０分は走らなきゃなので断念。車通り多い県道だから
危険なんだよね、暴れると。

コンビニで、おにぎりとお茶とじゃがりこ買って、
いざ出発。
ひたすらこぎまくり。一つ目の川、小畔川を通過。
起伏の激しい道をひたすらこぎまくり。

２０分後、ついに入間川という看板が見える。
そして土手方面へ・・・。
下に降りるポイントを一生懸命探すが、なかなかない。
サッカー場になってるところから降りてみる。
が・・・
きちゃない。。。みんなゴミは持ち帰ろうよ(汗）
川も流れてるってよりは淀んでる感じだったで却下。
また上にのぼりひたすらこぐ。

道はいつのまにかジャリ道へ・・・・
しょうがないから降りて押す。

二つめの橋のところで下をみるとイイ感じの空き地が。
そこを目指して降りるが、結構遠回りでしか道がない。
昨日の台風でぬかるんでたりするとこを、必死こいて歩く。
川には虫もいっぱい。。。

虫さんどいてーーー！！

って叫びながら突っ走る。
そしてたどり着いたのは、橋の欄干の下。
(=・∀・=)イイニャ！！
誰もいないし、川も目の前。

そして一輪だけ彼岸花が物憂げに咲いてました。

日も緩く、風は少しだけふいて
川の水もとっても透明。
虫さんもあんまりいなかった。

たまーに散歩のイヌがよってくるくらい。
対岸にはサックスの練習してる青年が１人。。
すっごく贅沢な時間。

川をみた瞬間

「背景固定」

そんな言葉がよぎったのは、PC病でしょうか・・・。
でも、そう見えた。あまりにも水が透明すぎて
サランラップがときたま波打ってるようだった。

石の背景に、トウメイなテーブルがスクロールする・・・
そんな感じ。
水の流れなんて関係ない・・・って思える川底の静寂さ。
でも、川の流れを決めているのは川底の地形。
なんだか理不尽に思えた。
トンボが交尾しながら水面にチョンチョンって波打たせてる。
これも、水のせいではない波。

川に吸い込まれそうになる。

そんな話をよく聞くが、わかるようなきがした。
川の水ではなくて、川底の静寂さが

「あそこにいったら、静かになれる」

そう感じさせるのかも・・・。そうも思った。
地底人ならぬ、川底人になって
外界からシャットアウトされたら、平和に生きていけるかも。
そんな妄想をふくらませながら、
じゃがりこを食べてました。

そんな自分も平和な人。

遅くおきたＫと電話やメールしながら
１時間半くらい１人で同じ場所にいた。

突然トンボの大群がやってきたり、
雲ひとつない空に、突然雲の大群がやってきたり、
周りはどんどん変化するのに、目の前の川は
ただ必死に川底を滑って、はるかかなた、
海に向かって進んでいるだけ。

自分は今どれかなぁ？って思った。

ちょっかい出してるトンボ。
まさか自分に影響力があるとも思っていない川底。
必死になにか見えないものに向かってる川の流れ。
それを全部みている、秋の空。

やっぱり川の流れだろうな（笑）
むしろそのほかのものには
なりたくなかった。

今日は、ここにきて良かったな。
なぜか急に思い立ったけど、来て見て良かった。