このブログを書くことにしたきっかけを書いておきます。
うちは仲が悪いわけでもないし、
まあ普通だろうと思います。
会話もないことないし、
普通より仲は良いかもしれない。
いや、やっぱり普通。中の中。
そして、強烈な個性にたじろぐというか、呆然とすること度々。
摩擦が起きても解決の糸口なし!
という状況です。
人に話すと笑い話で、爆笑ネタには事欠かない、
という感じでもありますが、日常的にそういうのって
やっぱりストレスだし。
うちの人は、洗った食器を布巾で拭く、というのを嫌います。
結婚して最初のころ、
棚から出したガラスのコップを手に取って
「これ、拭いたの?」
「うん(…当然じゃん)」
「自然乾燥がいい、糸くずが付く」
ということがありました。
それほど何も考えなかったけど
あれはいわゆるホワイトボードに書かれた消えない文字
★だったのです。
結婚以降ずっと私を苦しめ続ける
彼の「ぶれない自分ルール」です。
私が例えば実家に帰ったりして
(主人は私の実家ではくつろげないらしのと、出かけるのも好きではないので
留守番を選びます。2泊ぐらいしておいで~と送り出します)
うちに戻ると、拭いてない食器が例えばピアノの上や出窓に新聞を敷いて、
その上に並べて干してあります。
長期で旅行などに出かけると洗濯はしてあるものの、
畳んだものが床に並べて置いてあります。
遊んで帰って文句言うのもなんですが、
ヒジョーに「乗っ取られ感」があります。
その日も「普通の家庭」である実家から戻ると、
ピアノの上、出窓にまだ乾ききっていない食器が並んでいました。
その日はそれがなんだかとても嫌で、
ガチャガチャと音が出るほどの勢いで
片づけました。
出先から戻ると、リフレッシュしたのも束の間、
とたんに現実に引き戻されてストレスが倍になることがしばしばです。
いったん落ち着いて、晩ご飯はオムライスにしようということになり
まずチキンライスを作っておきました。
食べるときになって、フライパンでチキンライスを温め、
そのフライパンんを洗い、火にかけ卵を・・
と思ったら、横から
「なんでフライパンんをわざわざ火をつけて乾かすのか」
と言い出すのです。
うちでは、というか彼の法則ではフライパンは干しておくものなのです。
誰もが知ってる「鉄のフライパンの管理の常識」は
火にかけて乾かす!です。
私は親にそう習って育ちました。
「いいから黙ってて!横から口出すくらいなら一から十まで全部一人でやって!」
と、パソコンを持ち出して
「フライパンの手入れ」を引き出して
「ほら!これが常識なの!」
でも、ガスの無駄だ、しばらく置いて乾かすなり、ちょっと拭けば済む
とか言って譲らないのです。
ダンナの「そうですか」なんて聞いたこともないけど。
もー!
横からごちゃごちゃいうのなら最初から最後まで自分で作って!
というと
その日は向こうも珍しく切れて
「分かった!自分でやるからどけ!」
となったのです。
「今からまた実家に戻ってやる!明日は離婚届とってくる」
などなど・・・(私が)
でも、考えてみれば、たかがフライパンの乾かし方。
それから、結局はオムライスは私が作ったものの。
前に書いたように、
割れないもの、痛くないもの
新聞とか、束ねた紙類とか投げまくりましたが、
途中から落ち着いてしまってるダンナは
何事もないように拾って片づけるのです。
何度投げても黙って拾うのです。
そしてあの、
「金のツバキはやっぱりどこにもないけど、白や赤ではいかんのかな」発言をしたのです。
★
「ああ、この人は
やっぱり普通じゃないんだ」
と確信しました。
私の方で、ダンナの通常ではない性質を理解し、それなりの対応をしていくしか方法はないと。
それで、アスペルガー症候群というものについて調べ、
かつ記録していくことにしたのです。