高温 ・ 多湿 ・ 高所
空気密度が減少する3要素です
この時期2つが襲う
ふらつく風に
南に疾走っても
北に気合を入れても
グライダーは風を捕る事ができない
何かがおかしい
やっとの思いで飛び立てば
ほっと一息
風が心地よく 汗がひく
ランディング態勢
地上50cmでリフトを貰い
ターゲットを大きく外した
きれいに草刈りされらエリアは
グランドサーマルの発生源になっていた
これじゃ失敗続出ですわね
テイクオフ直後
右ブレイクコードの絡みに気付く
この場合の対処方法は2つ
「安全高度を確保して絡みを解く」
「Dライザーをブレークコード代わりにランディング」
ですが
その時私の頭には第3の対処方法が
それは「ブレーキなしでランディングする」でした
あえてこの危険な方法が浮かんだのはなぜか
相変わらずブレークコードは
全く動かない
アイドリングで適正高度に合わせ
左ブレークで旋回
風に正対しランディング姿勢
地面は徐々に近づき
その瞬間
左足で踏ん張ったが
機速に耐えれず
膝から崩れ
胴体着陸
前頭部を地面に強打した
幸い怪我なく済んだが
NOブレイクの恐ろしさを痛感しました
事故の要因には
「未熟」と「過信」
があるが
まさに両要素混在
常に基本が大切ですね
とその時は反省するんですが
またやっちゃうんだなこれが
被害状況
ヘルメットのつば破壊 ガード枠の骨折