新・カメの菊五郎の独り言

多摩市在住のカメ育てに苦労中の普通の会社員。×1です。

「平成」の意味

2005-05-26 22:21:46 | 日記・エッセイ・コラム
内閣総理大臣をはじめとする政府・与党首脳達は中国や韓国と戦争をしたがっているとしか思えない発言を繰り返しているのが気になる今日この頃です。
ふと、17年前に故元小渕総理大臣が当時官房長官で「平成」を発表した時に「平成」の意味を言っていたのが記憶にあったので検索してみました。
出典は、、
 ・『史記』 「内平かに外成る」
 ・『書経』 「地平かに天成る」
以上の2つのようですが、どちらにしろ意味は、「内外、天地とも平和が達成される」といったところですが、
 ・国内では、憲法9条の改正だとか、核兵器を持っても良い
 ・世界では、テロやNPTの合意失敗
などと元号の持つ意味とはまったく逆の事ばかりです。

政府・与党首脳には、平和憲法と平成の持つ意味を考え直して欲しいと思っていますが、
「極東国際軍事裁判は、平和や人道に対する罪だとかを占領軍が勝手に作った一方的裁判だ。A級戦犯の遺族には年金をもらっていただいており、日本国内ではその人たち(A級戦犯)はもう罪人ではない」
     平成17年05月26日 森岡正宏厚生労働政務官談
この時期にこのような発言をするとは、まったくアホですね。

でも一部には、
 ・"平"の中に干(盾の意)
 ・"成"の中に戈(鉾の意)
が含まれいて、干戈(かんか)となるので武器とか戦争に通じるとの解釈があるそうですが、まさにこちらの解釈のような世の中です。
個人的にはこの解釈はこじつけとしか思えませんが、今の政府・与党首脳特に総理大臣なら好んでこの解釈を使いそうで怖いです。
中国や韓国と喧嘩して何か良い事があるのかな?私にはぜんぜんありませんが・・・。

カメの菊五郎でした。