季節のお知らせ -花便り-

季節を感じるもの中心に出来事や思ったことを書いていきます。
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オーケストラ

2008-11-05 11:03:14 | 家族の出来事
話は少し古くなりますが、先月の下旬に次女の高校の定期演奏会がありました。
中学までの吹奏楽の演奏は何回も聴いてきましたが、オーケストラでの演奏は初めてでした。

今回の演目は、ドボルザークの交響曲8番(9番が新世界なのでその手前)とニコライの曲でした。
パート別に見ると、バイオリンとフルートとクラリネットはよかったです。さすがに専攻学生で固めているところは、まとまった良い音を出しています。
それに対して、金管は殆どが副科(大抵はピアノ専攻)なので何回も「うわっ」と思ってしまいました。

次女のホルンパートもしかりです。7人のうち4人が副科、あとは先生とエキストラ(外からのお助けマン)と次女で固めていても、ミスや音色の悪さは目立つ。
吹奏楽ではホルンなんて、トランペットとトロンボーンの間で目立たない楽器なのですが、オーケストラになるととても目立ちます。また、いくつかのオーケストラ曲を聴くと、ホルンがとても重要な役割をしているのが分かります。シューマンは「ホルンはオーケストラの魂」と言ったそうです。

しかし、細かいところは別として、全体としてはよい演奏が出来たのではないかと思います。

定期演奏会の数日前には、某音楽大学のジュニアオーケストラにエキストラ(「トラ」と呼ばれ、補強したいパートを外から呼ぶ)で入り、グノーのバレエ音楽を演奏をしました。こちらは聴きに行けませんでしたが、DVDをいただいて視聴しました。
若者たちが演奏しているのに少し元気がなく、バレエ音楽の華やかさをもっと出すために元気のある演奏をしたらよかったのにと思いました。

今回次女のオーケストラ演奏を聴いてみて、どうやら、私は好みからすると、吹奏楽よりもオーケストラのほうが好きなようです。各々よさはあるのですが、好みとなるとブラスよりもオケとなります。