壊れかけのポートレディオ
 




 久しぶりに戻ってきました。

 前回の更新から1年以上経ちますが、なんとか元気にやってます。

 1年前の3月に記事を書いて以来それっきりになってしまいましたが、特に理由はありませんでした;自分自身の怠慢と言うんでしょうか、実際は忙しさに流されて書けなくなったというのが本音なんですが、それが1年以上も続いたってことは結局怠けてしまったんだと思います。

 何はともあれ、変わらず元気でやっているのは事実ですが、その間に起こったことはたくさんあるワケで。

 まずは仕事面。おととしの夏、イギリスから帰って本社勤めになってから今年で3年目になりますが、仕事はいよいよ忙しくなりました。その間に部署内で人事異動もあったりと、めまぐるしい雰囲気に紛れて孤軍奮闘しています。抱えるものも多くなりましたが、入社して早7年、実際こんなものなのかもしれません。楽しんでやりたいと思います。

 続いて私生活面。とにかく人との出会いが多かったです。それは仕事面でもそうだったんですが、とにかく偶然というか、よく言う「ご縁」とはこういうことなんだと思うことが多かったです。昨年から再び通い始めた語学学校の人たちと授業内外で深く触れ合うことがあり、たくさんの人ととても新鮮な出会いができました。また、5年ぶりに連絡のあった大学時代の友人と再会し、また定期的に会うことが叶い、嬉しく感じています。

 本来なら、こうしていろんな人と積極的に関わることは常にしていなきゃいけないんだと思いますが、社会人になってからしばらく、それまで密に付き合いのあった同年代の人たちが同じように社会に出てやや遠くなってしまって以来、仕事にかまけてそれをサボっていた自分を少し悔やんでいます。もともと出不精なところがマズいみたいです。今年の目標はさらに(物理的に)外に出ようと思います。

 さて、いろいろとあったなかで楽しさも多かった一方で、つらいこともありました。前回、犬の容態を気にする記事を書いていましたが、あれから我が家の犬は1年間健康に過ごしていましたが、今年に入ってから新たに病気になり、2月末にそのまま息を引き取りました。年齢的にもそこそこ高齢だったので、時期的にも尚早ではなかったのですが、この出来事は自分にとってかなり酷なものでした。

 実はちょうど今年の初め、いろいろなことが重なって精神的にかなりヤバい状況でした。やっぱり環境の変化って人間にとって良くも悪くもいろんな負荷がかかるんでしょうか、いまの部署に異動になってから、徐々に違う自分が見えてくるのが嫌だったみたいです。強いて良く言えば自分の力量を知れたような、悪く言えばあまりに自分を知らなさすぎな局面だったこともあって、自分自身のなかに長年もっていたものをいくつか手放しました。

 そんなこともあって、精神的におぼつかない状況下での愛犬の死は本当にたとえようのないつらさでした。

 いくらかの波乱万丈も含んだ前回からの1年でしたが、それでも人間は不思議だなと思うのは、どれだけ面白く、逆につらいことがあっても、それを糧にしてやっていく力を生み出せることなんだと思います。気持ちをしっかりともって、前に進んでいこうと思います。

 それから今後はできるだけ三日坊主にならないよう、がんばって何か書いていければと考えています。

 以上、近況報告まで。

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