なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

不思議な歌を脱衣所で聞いた

2017-07-02 19:19:00 | 日記
七月になって、急に暑くなりました。湿度も高くて熱帯のようです。ウチの庭は、今、アジサイが隆盛を誇っているのですが、ピンクだった花が、雨が降り続くうち、だんだん紫色に変化してきました。土がアルカリ性だと赤、酸性だと青が強く出るということなので、この雨は酸性雨ということなのでしょうか。



  紫のアジサイと水色のアガパンサス、ムクゲの白い花が咲き出して、そこにあざやかな赤が印象的なモントブレチアがアクセントになっています。こう書くとステキな庭みたいですが、ほぼジャングルです。それでもすっかり夏の庭。

 アガパンサス

 ムクゲ

 モントブレチア

  金曜日から夫は大阪の実家に里帰り(?)。オカーサンと甥っ子と三人で天王寺動物園に行ったそうです。今日は室生寺に行って、東海自然歩道をクマが出るかとおびえながら歩いて、ヘロヘロになって帰ってきました。
  夫がいないと、わたしは、それでなくてもだらしないのに、そのだらしなさに拍車がかかり、体重が増えてしまいました。二カ月かかって減らした体重が元の木阿弥になりそうです。
  これではイカンと昨日は息子と山を越えて温泉に行ってきました。息子の運転にもだいぶ慣れたけれど、それなりの時間を走るとやっぱり疲れます。
  道の駅と温泉が一緒になっているこの施設は、ここ最近、けっこう人気なようで、山の中なのにお客さんがたくさん訪れていました。
  道の駅で、夫の好きなブルーベリーとトウモロコシ、わたしの好きなトマトを買って温泉に。

 大粒も小粒も 全部で600円

 暑いのに朝から茹でた

  温泉には、珍しく、外国の人の5、6人の一団がはいっていて、すごくにぎやかでした。インドネシアの人たちかな。60代のおばあちゃんを中心に、その娘さんと1才に満たない赤ちゃん、3才ぐらいの男の子と5才ぐらいの女の子、そしてもう一人のおばちゃんといったメンバーで、ファミリーのようでした。子どもたちは冷たい壺湯に洗面器を浮かべてバチャバチャしてるし、おばあちゃんは大声でなにかしゃべりながら、自由に温泉を出たり入ったり、寝そべったりしているし…地元のお客さんは、わたしも含めて、なんか遠巻きに眺めている感じでした。その行動に違和感をおぼえながら何も言わない。そんな感じ。わたしもだいぶココロが狭いです。



  30分ほどで出て脱衣所に戻ると、その元気なおばあちゃんが先にあがっていたらしく、もう服を着ていました。娘さんの「ママー」という声が聞こえ、おばあちゃんは赤ちゃんを受け取って、タオルで拭いたりオムツをはかせたりしていました。そのとき、お国の言葉であやし歌のようなものを歌っていて、それが、すごくココロに残りました。やさしい子守歌ではなく、一定のリズムと独特な節回しで力強く歌うのです。
わたしは、覚えておこうと頭のなかで繰り返しインプットしようとしましたが、ほぼ忘れてしまいました。
「ンゴ、ンゴ、バア」といったような、いないいないばあに似ているような歌だったような気がします。
そこだけまるで、インドネシアのヤシの木陰であるかのように(わたしお勝手なイメージですが)錯覚させるような不思議な力強い歌でした。慣れない日本にファミリーでやってきて、それでも、それまで培ってきたバックボーンがしっかりしているので、へこたれない、強い、女性の姿を見せてもらった感じです。

習慣の違いなどで、外国の人たちを異質なものとして遠ざけてしまいがちだけれど、実はお国の文化を
生活のなかでしっかり受け継いでいる心豊かな人たちなのだな、と今日は気づいたのでした。お風呂の入り方もわたしたちが伝えればいいことなんですよね。



  今日は5時前に夕ご飯を食べてしまった。クーラーも今年初めて入れて、みんなでのんびり涼んでいます。今日は大好きなダウントンアビーはないけれど、「ゆとりですが なにか」がある。楽しみだー。
 
   
  

  




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