FC piaZZista

”セールスマン”が結成したフットサルチーム「FC piaZZista」の軌跡とキャプテンの私生活。

志木市「川魚料理 鯉清」

2011年04月10日 20時12分58秒 | グルメ
本日のランチは、志木市「川魚料理 鯉清」です。

TMの組み合わせの関係で1試合他チームの対戦が入り合間が出来たので、兼ねてから気になっていたお店へ足を運んでみた。
創業明治11年11月11日の川魚料理専門店である。
創業以来、この地で鰻や鯉、鰌や鯰などを地元住民に提供してきた老舗である。

明治時代には、目の前の荒川でも豊富に上記の魚達が捕獲出来ていたのだろう。
今では、この手の店は、養殖に頼り天然魚本来の濃厚な味からは程遠いのだろうが、贅沢は言えない。
では、おじゃましま~す。

店内は、外観の壮大ささながらに広々としたレジ前を通り過ぎると、お座敷テーブルと椅子テーブルに分かれる。
店奥に広々とした座敷も用意されているようだ。
2階には、20人以上が収容できる大広間まで完備しているそうな。
法事などでも地元では、重宝されていそうだ。
元々、試合の合間と言う事もあり、時間が余り無かったので鰻重は諦め、鯉こくと御飯だけと決めていた。
因みに、鰻重は3種類。

竹は、1,980円。
極上は、3,000円オーバーだ。
一品料理は、う巻きから串まで取り揃える。

鯉料理は、お目当ての鯉こく、鯉のうま煮、鯉フライ、鯉の京風飴炊き煮と豊富だ。

当然、あらいや鯉活造りまで取り揃える。
さすが、川魚料理専門店だ。
鯉こくが740円は妥当と思うが、ライスが340円は解せない。
でも、鯉こくだけ注文する事も出来ず、セットでチョイス。
どうも、数十円安くなる「鯉こく定食」なるものがあるそうなのでそちらを注文。
徐に壁を見ると「B級こいこく420円」とある。

聞いてみると、メニューにあるように胴と腹の部分が綺麗に見えるのが普通だが、B級品は身崩れしているそうな。

味が変らずに320円も安いのであれば、当然B級品でしょ。
待つ事、5分。出てきたのは、コチラ。

御飯まで蓋付きだ。
では、御開~帳~~~~。
パカッ。

一瞬にして、涎が滲み出てきた。
懐かしい、鯉こくの芳醇な風味。
5年間寝かせた自家製味噌がどんな発酵度合いを見せるのだろうか?
確かに、メニューのように豪快に身は、見えない。

でも、鯉独特の濃厚な脂がしっかりと滲み出ていてたまらない純度の高カロリーだ。
では、いただきま~す。
「熱っ、熱っちち。鯉こくの表面が鯉の脂で膜を張っている。このカープオイルは、凄い高純度だ」
濃厚な味噌の風味も打ち消すような鯉の香り。
雑な川魚特有の臭みも無く、良く泥を吐かせているようだ。
ごってりとした身も骨までホロホロと煮込まれており、全て完食できる。
髄までしゃぶりつくすとはまさにこのことだ。
埼玉の片田舎志木に名店を見つけた。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。