湘南発♪

音楽などなど。

忘れられない、かながわコンクール

2015-04-26 13:47:39 | コンクール
今回の旅行は26日の仕事がメインだったのですが、それを引き受けたのは2月。
手帳を見たら、ちょうどかながわコンクール本選当日と重なっていました。
ん~困った。でも、4月初めの準本選日の分も仕事を断っていたし、5月に入ると超多忙になって益々引き受けられないし、、、

散々、迷ったのですが、コンクールの当日は本人が頑張るしかないわけで、私が居たところで当日にはなんの役にも立たない!
そもそも、まだ予選も始まっていないのだし、私が頑張るべきはまず、予選を通す事と、思い切って仕事を引き受けました。こんな時ほど人生は皮肉なもので、姉弟揃って予選を通過し、ラッキーなことに準本選も通過出来てしまいました。

準本選結果発表の早朝、新聞を見て大喜びと同時に、深い後悔。。。ああ、仕事、断っておけば良かったなあ。せっかくの晴れ舞台に応援に行かれないなんて!!
でも時既に遅し。生徒にもあらためて、ごめんねと謝り、でも前日までがっちりレッスンするから!と気を取り直しました。

それからも姉弟でピアノを奪い合いながら、本当に頑張っていました。なのに、なんと6日前になってママから連絡が入り、お姉ちゃんのほうが高熱で病院に行くとの事。翌日、大きな病院へ行ったら、リンパ節炎で入院になってしまいました。もう真っ青です。弟は元気だけれど、ママが病院へも行かなければならないし、思うようには練習も出来ません。2日経っても、3日経っても熱は下がらず、もう出場は諦めるしかないなと後ろ髪引かれつつ出かけました。

そんな訳で昨夜もなかなか眠れず、今朝は4時半に起きてしまい、日の出に向かって祈りました。
朝食後に弟くんへの応援メールを送り、こちらもステップ会場へ。お昼ごはんを食べていたら、事情をお伝えしていたお友達の先生から「お姉ちゃん、リハーサルに出て来ました!」とのメールが!!!!!今朝、奇跡的に治った?えええーーと思いつつ、ともかくママに頑張れメール。
その後、ママから「ともかくなんとか弾きました。これからタクシーで病院へ直行します」とのメールが。。。思わず泣いてしまいました。

そして、夜遅くママからメールが来て、このタイミングで転院したそうです。ママが薬学詳しい方なので、今までの病院での治療と経過に疑問を持ったそうで、思い切って転院してみたら、新たな病名が告げられ、そこから、お薬も変わり、ようやく熱も下がり快方へ向かっているそうです。本当にほっとしました。

きょうは久しぶりに弟くんもレッスンに来ました。弟くんもそんな家族の大事件の中「ぼくはちゃんと弾いたよ」と晴れやかに言っていました。エライっ!
コンクール当日はお姉ちゃんは熱もありフラフラで、首も腫れてしまっているし、ずっと点滴していたので腕も重くて指も思うように動かない、力も入らない状態だったそうです。それでも、本人はどうしてもホールで弾きたいと言うので、直前まで救護室で休ませて頂きなんとか弾いたとのこと。もちろん、弾いたというだけになってしまいましたが、頑張って来たことを無駄にしなかった小学生の根性に脱帽です。私だったらもうとっくに諦めていたと思います。

事情を汲んで横にならせてくださった事務局スタッフの皆様、ありがとうございました。
また、本番前の空気を乱してしまって、他の参加者の皆様、ごめんなさいでした。
今回のかなコンは私の捻挫に始まり、生徒の入院で終わるというなんともはや(^^;いろいろ教訓を得ました。

で、寝不足ながらしっかり食べたホテルの朝食。
  

早朝にはカモメも会議中。


モコちゃんのお見送り。


水芭蕉が群生、そして地球岬
 

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