各地の塔を周ってみたいので五重塔という安易な題名は避けた。それはそれで龍口寺の本堂の奥側に建つ五重塔は明治43年に竣工した比較的新しい塔。
木を100年持たせたいのなら100年の木を、1000年ならば樹齢1000年のものを持って来いと言っていたのは、最後の宮大工、西岡常一の言葉だったと記憶している。
ま私の様な凡人にはまあ綺麗ですねとしか写らないけどそれも良し。造った方にしてみれば綺麗ですねの言葉で随分癒されたりするものである。
写真は石段を登っていく途中の見上げた感じを出したつもり。
どんどん見上げていきます。
回り込んだ位置にあるけどここが正面。
屋根は銅葺き。
木々の間から。
久しぶりに近くで見る塔でしたが木が死んでいる様に感じたのは気のせいか。