石原秀樹 Official Blog

写真家・石原秀樹 Official Blog

親ができること

2010-03-21 | Weblog


今日、娘2人の所属するミニバスケットボールの練習試合を見に行った。



試合が始まり選手たちにずっと声をかけている先生。



幾度となくコートに立つ我が子にも技術的な支持が飛ぶ。



それに対して小さくうなずくだけの我が子。



それに私は切れた。



まず返事である!



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小学生の部活動は有志の先生やコーチと親のサポートで成り立っている。



技術的な指導は先生とコーチ。



その他は親。



親は練習の引率 試合の遠征の車だしなどがある。



それと忘れてはならない・・・とても大切な親の仕事がある。



それは・・・礼儀作法の教育である いや、しつけである。 



「あいさつをしましょう。」



「返事をしましょう。」



「自分たちが知らない事を教えてくれる人を敬いましょう。」



幼少の頃 すでに教えられたことである。



しかし・・・我が子をはじめできない子が多い。



まったくもって親の責任である。



へとへとになって帰ってきた我が子にまず食事をとらせ



その後・・・今日の練習試合のあの態度について叱ろうと思っていたら・・・



カミさんが先に怒鳴っていた・・・今言おうと思ってたのに。。。



泣きながら何度も返事の練習をさせられていた。



親の未熟なしつけの結果 こんな事になってしまった・・・。



とても考えさせられる一日だった。



人間的進歩なくして技術の進歩なし 石原秀樹HPはこちらH.I..gif




チビ

2010-03-18 | Weblog


三女も3歳の誕生日を迎えた。



一端に会話ができるようになった?



たどたどしい彼女の言葉に思わずニコニコしてしまう。



過去の事をすべて「あした」と言い 未来の事を「きのう」と言う。



やっと覚えた言葉・・・間違っていてもうれしく思う。



さて明日はどんな会話をしてくれるのか



・・・・・親バカ日誌より・・・・・



 



ワンパクでもいい たくましく育ってほしい 石原秀樹HPはこちらH.I..gif




志は高く

2010-03-16 | Weblog


先日 三女が入っている保育園の同クラスのお父さんのBarへ行った。



その店に行くのは3回目・・・はじめてカウンターに座った。



この地でお店を開き10年を迎えると言う。



その彼が選んでくれたスコッチウイスキーを飲みながら語りあった。



彼は35歳。



その志の高さに共感した。



私がいる写真の世界よりはるかに厳しいかもしれない。



彼は未来ある若者を育てることに労を惜しまない。



しかし・・・そんな若者の質問には答えない 教えない。



正確に言うと・・・ただでは答えない。



自分なりに考えて考えて答えを出し それに対しての意見を求める聞き方でないと答えないと言う。



見て盗み、そして考え 調べ 結論を出さないと自分のものにならないということだろう。



全く私もそう思う。



バーテンダーやカメラマンに憧れその世界に入ってくる若者は・・・



いつかは自分の店を いつかは有名に と情熱を持って飛び込んでくるものだと思っている。



でも・・・あまりこんな言い方をするのは好きではないが・・・



最近の若者はちがう。



教えられるのを待ち 挙句の果てには「向いてないので辞めます」と1日で去っていく。



5年 10年かけて築いてきたものを1日でわかってたまるか。



もちろん こんな若者だけではないと信じている。



こんな事をプロのバーテンダーと語った。



そして・・・もう一杯おかわり



それにしてもプロの仕事を見るのは気持ちのいいものだ。



グラスに氷を入れボトルから酒を注ぐ そんななんてことない行動が一々心地よい。



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仕事の仕方がきれいだったりカッコよかったりすることはとても重要なことだと思う。



なぜならお客さんに安心感をもってもらえるからだ。



 



自分の仕事っぷりを見てみたい・・・そんな石原秀樹HPはこちらH.I..gif




職 業

2010-03-01 | Weblog


世間には色々な職種の人たちがいる。



このブログの読者の皆さんのまわりのも多種にわたり知人がいるだろう。



その他業界の人たちが友人だったりする。



そこで・・・こんな事を行ったり言われたりした経験はないか。。。



例えば・・・



ペンキ屋さんがの友人がいるとする。



その彼に・・・「家の壁 塗ってくれない?」とか



PC関係の仕事をしている友人がいるとする。



その彼に・・・「ちょっとPCの調子悪いんだけど見てくれる?」とか



これらは・・・ほとんどが利益どがえしだったり無償だったりする。



私の仕事 カメラマンもまた然り。



親しい友人やお世話になった方々に行きがかり上、写真を撮ってあげることがある。



そこで・・・一つ心がけていることがある。



それは・・たとえ無償であっても、私が撮った写真だという証を残すということだ。



残すと言っても名前を写し込むわけではない。



自分のテイストで相手を感動させられる写真を全力で撮るということだ。



「なぜ?タダで撮ってあげるのに・・・」という同業者がほとんどかもしれない。



その考え方は違うと思う・・・むしろ間違っていると思う。



私はこう考える・・・



その写真がいつどんな人の目に触れるかわからない。



それを見た人は、「友人関係で無償で撮影してもらったんだな」なんて背景は知る由もないからだ。



つまりこれは石原秀樹の写真つまり仕事と認識されることになるからだ。



だから、破格な金額であれ無償であれ、受けた以上 気を抜くことは許されない。



その時 撮った写真がどう独り歩きするかわからないという緊張感を持たざる得ない。



「これは確かに私が撮りました!」と胸を張れるモノでないとならないと思うからだ。



そこからどのように発展するかわからないという可能性を秘めている。



もっと言うと限りない可能性を秘めている。



こんな風に考える同業者がどれくらいいるのだろう。



 



もしもゴルゴ13が友人だったら・・・



「むかつくヤツがいるんだけど ちょっと殺っちゃってくれる?」の問いにどう答える?石原秀樹HPはこちらH.I..gif