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Fiat 500 Pop 試乗記

2014-08-09 18:00:00 | 
Fiat 500は、
往年の名車500(チンクエチェント)を
2007年に復刻したもの。
RRだったオリジナルからFFに変わって
まったく別の車だと言う人もいるけれど、
愛らしさは変わらない。

日本で売り出された頃、熊本で見かけて、
なんだあのかわいらしい車はあーーー
と興奮したのを覚えている。
それから数年後、埼玉の道で信号待ちをしていたとき、
ぎん太2号の後ろでアイドリングストップしていた
500のエンジンが再始動する音が聞こえて
おっ、がんばっとるね
と思ったことも。

ずっと気になっていた車なので、
小さいとか2ドアとか関係なく、一度乗ってみたかった。


最初に希望したのはスポーツモデルの500S。
以前発売された限定モデルの黄色い500S Automatica(2ペダル)
がものすごく印象的で これ欲しい! と思っていたので
深く考えずに希望したはいいが、
後になって通常の500Sは3ペダルだったことを思い出し、
あわてて訂正!

875ccのTwinairはLoungeにしかないものと勘違いして
Loungeを指定したら、
Loungeの試乗車が売れてしまったとかで
PopのTwinairに試乗することになった。
(Popには1,240ccの1.2 Popと 875ccのTwinairがあるのだそう)



500 Pop BIRTHDAY EDITION

このホワイト、いい!



にょー かわいいーーー

500を買う女性は
この形が好きなだけで
細かい装備とかホイールとかはどうでもいいので
一番安い500 Popの1.2を買うのだとか…

ホイールフェチのIさんと私には信じられない話。



500 Lounge

Popとの違いは
エアコンがオート
車体後部にセンサー
アルミホイール
マフラー
そこここにクロームの装飾
ガラスルーフ(開かない) などなど



ヘッドライトウォッシャーも装備。
矢印のクローム部分がポコッと出て洗ってくれる。


*


試乗。

お、やっぱり2ドアはドアが長いね!
シートを倒して、ダブルIさんに乗り込んでもらう。
後ろはさすがに狭そう!
(そして乗り心地もよくなかったそう)

Pandaより軽快な発進。
踏んだら踏んだ分だけ進むところや
ブレーキが絶妙なところは、Pandaと同じ。
すべてが軽快で、運転楽し~~~!

これだけ小さい車も、いいね!


ただ一つだけ…
アクセルペダルが、やたらプラプラしていたのが気になった。
軽く足を乗せていると、クックッと押し戻される感じ。
とにかく、ずっとカクカク動いていた。

それを言うとFiatの人は不思議そうにしていたので
男の人がガッシリ足を置いていれば起こらない現象なのかもしれないけど、
私には、気になって気になって。
この試乗車だけかなぁ…


※ 試乗記は素人個人の感想です。


*


今回は応対してくれたのがベテランの方だったので
一目で買わないと判断したのか、
見積書は出てこなかった。

その代わり、イタリアの車事情などおしゃべり。
社員さんがイタリアに研修(?)に行ったときの写真が置いてあり
城壁みたいなところにAlpha Romeoのエンブレムの一部が掲げられていたので尋ねると
この蛇はヴィスコンティ家の紋章で
これに本社のあるミラノ市の紋章(白地に赤の十字)を組み合わせたものが
Alpha Romeoのエンブレムなのだとか。
それを聞いてポルシェと同じ~ と盛り上がった。(すみません)



記念にミニカーを買って帰った(750円)。
イエローがなかった…


*



車庫にあった限定車ジェラート。
イエローはイエローでもかわいらしすぎていまいち
と思っていたけど、実物はステキだった。

フィアットはしょっちゅう限定車出すなー。

私が好きだった500S Automaticaは
すぐに売り切れるだろうと思ったのに
いつまでもホームページに載っていたから不思議だった
と言うと、
日本中のどこかに在庫があればホームページには載っているんです
だって…
そういうことかー。
イエローは人気だから発売前に予約で売り切れることがほとんどだそう。
発売日に来て
「えっ、もう売れちゃったの」
と言う人には、次に出たときに優先的に連絡するのだとか。
黄色い車を手に入れるのは大変なんだなぁ…


*



おみやげで、オリーブオイルをいただいた。
さすがイタリア!

四角い缶は見たことあるけど、こういうのは初めて見た。
オリーブオイルは光に弱いので、
必ず缶か、色つきのビンに入っているのだそう。
言われてみれば…



Fiatオリジナルのドリップコーヒーも。
もったいなくて飲めない~



ディーラーから届いたカタログについてきたしおり。(たぶん)

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