PAUL MACHIDAの気ままな弾き語り

音楽、サッカー、海外旅行、そして Hey Jude

Vol, 5 Quarry Bank School GIG

2011-09-13 | International Beatle
午前中のツアーの間ずっと、ガタガタ砂利道のような喉の為に、アメをなめ続けていました。
できるなら今日のGIGがお休みできたら・・・なんて甘い考えを抱きながら、声帯カヴァーに努めてきましたが、
一向に良くなる兆しはありません。  Oh, No~~~~~・・・。

そうこうするうちに到着しました「Quarry Bank School」。  1952年~1957年、ジョンが通ったグラマー・スクールで、
ここでビートルズの前身のバンド "Quarry Men" を結成したのは有名ですよね。
日本の一般的な中・高校とは全く違う、オープンな学舎といった風。 大学か?・・・と勘違いしてしまいます。

僕たちの演奏する Old Hall は、バスケット・コート1面くらいの広さの小さな講堂で、
PAのセッティングが終わったばかりの様子で、地元のおじさんバンドのサウンド・チェック中でした。
  
   SET LISTを決めてます・・・

今日トップバッターの出演ということで、お客さんの入りはまだまだです。
でも僕らのサウンド・チェックが終わろうとする頃には、何となく人で埋まって来始めました。

喉の調子を心配しつつ、GIGがスタートしました。

   
   

向かいの2階席からも声援と身体を動かす様子がわかります。
次の曲は「All My Loving」です、と紹介した瞬間、手前の方にいた女性が大きなリアクションで声をあげました。
曲をスタートさせるとまもなく、涙をうるませて泣き始めました。
きっと何かいい思い出があるのでしょう、この曲に。  どうしても目がそちらにばかり向いてしまいます。
その後、おもむろにステージに近づいてきてシャッターを押していました・・・・・。

  

ジョンの母校ということで、SET LISTに「Imagine」を加えました。
今度は、先ほどの女性のとなりの女性が泣き始めました。 ビックリですが、うれしい限りです。
僕らの演奏で涙を流してくれる・・・・・青春の1ページがとっさに蘇ってきたのでしょうね・・・。
これこそが音楽の良さではないでしょうか!

  

喜んで歓声をあげてくれるお客さんがたくさんいらっしゃって、僕たちも演奏しやすい、気持ち良いGIGになりました。

懸念していた声も、なぜか本番ではオールOK! すごい回復力!  ホッとしました・・・・。
 All My Loving ~ Imagine / NOW HERE

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9 コメント

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ステージのバック (JOHN BEATLE LENNON)
2011-09-13 06:29:46
今、ソウルにいる姉がニューヨークにいた頃、甥っ子がアメリカの高校に通ってましたが、
まるで大学と同じだと言ってました。
英国はアメリカほどじゃないにしても、
日本人から見るとオープンなんでしょうね!

それにしても、ステージのバックのイラストも
ポップな感じで楽しいですね!
JOHN BEATLE LENNONさん (Paul Machida)
2011-09-13 08:08:17
身内の方が海外にいらっしゃるんですか・・・
違いますね~・・・
僕らなんて親戚ですら田舎暮らしですよ・・・。
だから余計に、僕らが海外に行くと大騒ぎです(笑)

ステージのバックの件ですが、
後で写真を見るまであんなペイントだったなんて気が付きませんでした。
ステージモニターの調整に手間取って余裕がなかったんでしょうね・・・。
無事に歌われたんですね。 (CARMEN)
2011-09-13 10:03:41
お客さんの熱気やメンバーの皆さんの思いが通じたのでしょう!

これまでのステージとは違った雰囲気。
これまた魅力あるGIGだったと伺い知れます

続編が待ち遠しいです
Unknown (よつこ)
2011-09-13 12:14:49
言葉にできない!
本当に、良かったね!!

ごめん、こんな事しか言えなくて(汗)

そんで、そんで?!
http://moritat.blog21.fc2.com/ (よつこ)
2011-09-13 12:43:41
おっと!新聞見たよ!!
CARMENさん (Paul Machida)
2011-09-13 15:31:13
まさにおっしゃる通り!
願いが通じたのかもしれません。
尻上がりに声の調子もよくなって・・・
不思議なものですね。
でも内心は朝からホントにどうなるかヒヤヒヤだったんですよ・・・。
よつこさん (Paul Machida)
2011-09-13 15:34:55
ありがとうございます。
本当に良かったんです!
今回はそれの連続で、あと何回いい目に遭うか・・・
飽きずに読んでやってください。
聖地でファンを唸らせるとは… (free bird)
2011-09-15 23:54:30
地元英吉利人の目を潤ませるとは恐れ入りました
唄、っていいですよね。
オリジナルとは全然違う人が演奏して歌っても、そ
こに「募る思い」が寄せると自然に高揚してしまう。

年のせいか、私も涙もろくなりました…
でも、受け手の要求とPAULさんたちの演奏なりコー
ラスなりパフォーマンスが一致したからのことだと
思います。
もし、受け手が大事にしている思い出の曲を全く違
った解釈や演出をしてしまったら、そんな感激を与
えられませんよ!!
涙を流された方は、その夜満ち足りた心地で、ステ
ージの夢をまた見ていたのかもしれません。

free birdさん (paul Machida)
2011-09-16 18:51:35
ここでのGIGが広さの割合からすると、
最もお客さんが少なかったかもしれません。
ですが、この2人の女性の為にだけ演ったとしても、
成功と言えるでしょうね・・・。

それにしても毎回、free birdさんはありがたい事を言ってくれますね。
ホントに良き理解者です!
ありがとうございます。

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