タイムドメイン(Time domain)スピーカーで聴くクラシックとジャズ

タイムドメインスピーカー、クラシック、ジャズそしてPCでの音楽環境の話題を取り上げて行きたいと思います。

Jupity301の音

2007年11月10日 22時46分20秒 | PCオーディオ
さて、タイムドメインスピーカーJupity301の実力は・・・。
Jupity301が家に届いてから色々CDを聴いてみました。

まだエージングが終わっていないのでなんとも言えませんが、ひとまずの感想を書きます。

一般的に言われている通り、タイムドメインスピーカーであるJupity301の得意とする音楽のキーワードは「ボーカル」「生楽器」「小編成」です。

このキーワードに合致する音楽を聴くとき、最高の性能を発揮します。

逆に、大編成、多くの音、大音量で、音圧で攻めてくるような音楽は苦手です。

Jazzなら女性ボーカルのピアノ弾き語り的な音楽が最高に合いますし、クラシックならソロの声楽ですね。
具体的には、以下のようなCDがお勧めです。

綾戸智恵「to you」


シャルロット・チャーチ「天使の歌声」


特にシャルロット・チャーチを聴いたときなんて、天国に行ってしまいそうな気分になります。シャルロットのボーカルの綺麗さが見事に再現されます。

逆に苦手なのはJ-POP系の音楽や大編成のオーケストラですね。
試しにマーラーの交響曲を聴いてみました。ただ、全然駄目ということは決してなく、p~mf位の部分は非常に気持ちよくクリアに聴けます。各楽器の音が良く聞こえますし、ホールの残響感もよく再現されています。でも、ffで音量と音圧で攻めてくる部分はやはり駄目ですねぇ。迫力不足を感じます。こういう曲は、私の場合はヘッドフォンでがんがん聴くことにします。

必ずしも万能ではないですが、聴く曲と聴き方さえ選べば最高の性能を発揮する・・、Jupity301はそんなスピーカーです。


最新の画像もっと見る