となりの獣医さん(動物との日々)

往診・相談獣医やってます☆ 動物と人間がもっとおたがい快適で仲良くなれますように

なぜか・・・ 蓄膿

2009-07-29 16:33:15 | Weblog
蓄膿が急に多発しております。

はぃ。。

柴犬3匹。。コーギー2匹。。ダックス2匹・・・

・・・。

・・・・。

春?夏?秋?・・・

むぅww ナゼ今なんだ。。

でも必ず因果関係があるはずで
どうにも・・・

発情で免疫低下かなぁ。。。

でも蓄膿がすごく多くてびっくりしてます

最近は薬剤耐性菌も多いので 対処は重点的にしないと
途中で治療をやめたりすると 再発性の高い病気だけに次が大変です

・・・v-)、、、 鼻の長い犬を飼ってる飼い主様はご注意クダサイ
まぁ。。注意しようもないですけどw

病は力を抜いて治せ

2009-07-21 11:19:14 | Weblog
タマにこんなお客様がいます

普通に皮膚の軽い病気なのですが

「毎日見に来てください」

ん~。。。。

ちょっとその姿勢では病気を治すのはしんどいですねぇ
と僕はおもいます。

病気を意識したり実際病にかかっている患者様というのは
もう病院に頼むときには精神的にアップアップなことがおおいです。

で・・そのときのお医者さんの一番大事な仕事は
症状に対して必死に向き合うことと他に
「患者をリラックスさせること」です。

僕は深刻な顔をして治療に当たるお医者様が大嫌いで
自分が患者だったらそんなとこいきたくないです。

なんだろ。。精神的ストレスってのは
ある程度の割合でほとんど全ての病気の素地になってるので
そこを癒してあげないと本当の完治はないのではないでしょうか。

どくちんは1回目の治療の時にはほとんど薬もださないし
会話に多くの時間を費やします。
それで2回目になってから治療を開始するほうが
最終的に治りが早いことが多々あります。

薬で本当に完治する病気なんてないですよぉ~
ようは気持ち気持ち

(。・v・)楽しく治していきませぅ~

整形外科系の手術。

2009-07-13 20:43:11 | Weblog
獣医のほうでも関節手術や
椎間板の手術がなんだかブームだけど

オイラ基本的に。。。
獣医の整形外科治療には少し疑問があります。

理由は・・・・
「安静にできない」ことがマズひとつと
遺伝背景がある場合が多いというのがもうほかの理由です。

人とは。。根本的に大きく何かが違っているような気がして
手術自体の成功率も果たして誰が評価するかで
自己満足の世界なんぢゃないかとおもっています。

ヘルニアなんぞ。。そこ治しても
ほかで。。再発したり。。ややこしいもので
基本はやっぱり生活習慣の中で補正を加えながら
内科的にケアしていくほうが結果よいのではないかと

手術とはかっこいいものです
でも僕は好きぢゃないです。

実力不足

2009-07-06 07:36:11 | Weblog
心臓の発作の子の面倒を
1週間ほどみてたのですが・・・


助け切れませんでした。


理由はイロイロあるとおもいますが
その中にはもちろん僕の実力不足も含まれるとおもいます。


神様があっちの世界によんでしまったといえば
話は綺麗ですが

自分的には。。実力不足だとおもいますし。
どんな亡くなり方でも医者は満足するべきではないとおもっています。

悔しい。つらい。

でも。。。 次のために前を向いて
逃げずにがんばるしかないなと
そうおもいます。

ここで逃げたり・・・セコさをおぼえたり・・・
自分は正しいなどと言い逃れをしたり
そんなことはしたくないです。

僕の責任です。 次がんばります。