START!!

悲しかった過去も、辛かった過去も、もう変えることなんて出来ない!大切なことは、また新しくスタートすることだよ

イブ

2008-10-21 14:39:22 | 日記
10月7日に、実家で16年飼っていた愛犬のイブが亡くなりました。

私が高校生の時から一緒だったイブ。

イブが我が家に来たのは、心地よい暖かな季節。母の仕事先の知り合いの方の家で子犬が産まれたと。でも一匹だけ残っていると。ずっと犬を飼うのは反対だった両親が、なぜか飼うことを許してくれました。

イブが来る日、私はもう心がウキウキで、楽しみで、とうとう犬が飼えるんだと嬉しくてたまらなかった!!車が我が家に到着して、ドキドキして玄関に出て行くと、大きな車のタイヤの陰からチョコチョコ出てきた小さなイブ。
可愛くて、可愛くて、可愛くて、その日からイブは大切な家族になった。



散歩中、大きな犬に出くわすと、小さいくせに、臆病なくせに『がるる~』と歯をむいて怒ってみせる。まだまだ子供の声して。
でも、近所の犬に顔をガブッって噛まれちゃったんだよね。それから怖がりになっちゃったね。

寂しいかなって思って、私の犬のぬいぐるみをあげたら、ガブガブ噛んでボロボロにされちゃったよ。



庭にオシッコしちゃったり、靴にイタズラしちゃったりして怒られると、鼻を叩かれると思って鼻を隠すイブ。全てが愛おしくて愛おしくて、私が守ってあげるんだって思った。(写真:イブと母)



あっという間に大きくなって大人の顔つきになったイブ。柴犬とハスキーが混ざってるから、カッコイイ顔してたな。イブが人間の男の子だったら好きになっちゃうって、いつもイブに言ってた。
この頃、散歩中に、また離れてた大きな狼のようなハスキー犬に襲われて、背中を噛まれてブンブン振り回されて・・・でもイブは一度も負け声を出さずに我慢してた。家に帰ってから『ク~ン、ク~ン・・・』って鳴いたね。痛かったね、怖かったね。



もう、イブが大好きで大好きで、本当に仕方なかった。毎日、毎日、『イブ!イブ!』って、近所に響き渡る声で呼んでた。体を撫でられるのが大好きで、食いしん坊で、知らない人にはいっぱい吠えて『うるさい』ってお父さんに怒られる。でも、一生懸命に番犬してたんだよね、おねえちゃんは知ってたよ。

私が病気になって、東京から帰ってきて、家族にも誰にも病気を理解してもらえなくて、悲しくて苦しくて消えたいと思っていた頃、いつも黙って話を聞いてくれていたイブ。泣いてる私の隣で気まずそうな顔して、私にもたれかかってたね。
私は、イブの存在で、どれだけ救われただろう。どれだけ癒されただろう。

病気になって、外出も出来なくなってしまった私が、初めて外に出ようとしたキッカケが、イブの散歩だったね。イブは、私をまた明るい日差しへと連れ出してくれた。




2年前だったね、突然イブが苦しそうにゼ~ゼ~して、動けなくなってしまったの。私はイブが死んでしまうと思って、怖くて怖くて、お母さんと病院に連れてって、必死に看病して、でもショックで自分の病気から体調を崩して、その夜は、おねえちゃんまでゼ~ゼ~苦しくなっちゃったよ。
イブ・・・心臓病(狭心症)になってたの。何も食べれなかったイブが、お粥を初めて口にしてくれた。おねえちゃんは嬉しくて嬉しくて涙を流しながら見てた。それから、薬のお蔭で元気になって、また幸せな日々が続いたね。
でも、またいつ酷くなるか、おねえちゃんは常に覚悟していた気がするよ。



すやすや眠るイブ。その姿を見るだけで嬉しくて癒されて、幸せな気持ちになったんだよ。あまりにも可愛い過ぎて、イタズラして起こしちゃった時もあったよね。ごめんね。





イブって、一緒に遊ぼうと思っておもちゃ買ってあげても、おやつに「ほねっこ」買ってあげても、ぜ~んぶ庭に埋めちゃうんだよね・・・。誰にも見られていない時に、急いで鼻で一所懸命に土をかけて。だいたい半分くらいしか隠れてないの。丸見えなの。満足気に鼻の頭に土のせて知らんぷりしてるんだよね。鼻に土がついてるから埋めてたのバレバレなのにね。



食いしん坊なイブは、私達のおやつタイムになると外でクンクン鳴いてる。時計ないのに、何となく分かるんだね。家族だから。あげるって言ってないのに、勝手に縁側にお座りして待ってたよね。




私は、イブにいつも言ってたね。『おねえちゃんはイブが居なくなったら、どうして良いか分からないよ。お願い元気で長生きしてね。おねえちゃんに守るべきものが出来て、強くなるまで待って。まだイブが居ないとダメなんだ、おねえちゃんダメなんだ。』イブは迷惑だったよね。でも、その私のお願いをイブは叶えてくれたんだよね。

2年前、「いつ突然、死んでしまってもおかしくないですよ。」って獣医さんに言われたのに・・・。おねえちゃんが結婚して大切なパートーナーができて、守るべき家庭が出来て、最近は思ってたの。『私、強くなってきたなぁ。』って。そしたら、イブ・・・逝ってしまったの。

前日まで普通にゴハンも食べて、散歩も行ってたんでしょ?おねえちゃん、お父さんから『イブの体調がおかしい』って電話をもらったとき、辛かった。今日でお別れかもしれないって覚悟して駆けつけたんだよ。
イブは苦しそうで苦しそうで、体を撫でることしかできなくて。イブに最後におねえちゃんの笑顔を覚えていて欲しくて、離れた場所からイブに笑顔を見せたの。『イブ、イブ』って声をかけて。イブは苦しそうにしながらも、ずっと見つめていたよね。



暫くして、イブは突然立ち上がって、小屋に入って行ったの・・・皆、回復してきたのかもって喜んで『イブ、どうしたの?!小屋でゆっくり休みな~』と。
私はイブの後について小屋の中を覗き込んだ。イブは横になろうとしてた、でもその瞬間にイブは、目を開けたまま崩れ落ちた。心臓が止まっちゃったんだ。でもお母さんは『死んでないよ、薬が効きすぎて寝ちゃったんじゃないの?』と。でも私には分かったんだ。イブの最期だったって。最後に残ってる限りの力を振り絞って立ち上がり、自分の小屋に入って自分の居場所で亡くなったんだ。
私はイブが子犬の頃に小屋にいる姿を思い出した。始まりと終わり。同じ場所で。




もう撫でられない、呼べない、いつも居たあの場所に居ない・・・


次の日、イブはペット霊園で火葬してもらってお墓に・・・。
こうしてイブを語れるまでに、今日までかかったけれど、イブは我が家の家族で、きっと幸せだったって信じてる。だって、私達が幸せだったんだから。
命の大切さ、イブに教えてもらったよ。イブ、おねえちゃんが強くなるまで待っててくれて有難う。
私も、力いっぱい生きていくよ。イブを見習って、苦しくても命ある限り、一生懸命に生きていくよ。
今頃、いっぱい走り回って遊んでるんだろうね。



イブ、大好きだよ。心からありがとう。忘れない。また会えるから。















新婚旅行 ~北海道への旅~ 『最終日』

2008-10-02 21:41:04 | 結婚幸せ話
新婚旅行も、とうとう最終日夕方の飛行機で帰ります
行きの飛行機は楽しめたものの、ちょっぴり緊張しますね夜だし


今朝は、ゆっくり寝ることが出来ました最終日くらいは、ゆっくりしようと言うことで久々にグッスリ寝ました

ホテルの朝食バイキングで食べ、出発
今日は、『少年よ 大志を抱け』で知られているクラーク博士のいる羊が丘へでも、特別なにも無い感じではありましたが・・・観光の人は結構いましたね

 




その後は、札幌駅へ行って、友人が勧めてくれた『けやき』というラーメン屋さんを探して行列に並びました埼玉県に住んでる友人が、北海道旅行に8月に行ったらしいのですが、お寿司よりも何よりも、そこの味噌ラーメンが美味しかったと言っていたので

意外と回転が遅く、けっこう待ちましたお腹もいい感じに空いてきて・・・私達の順番が来たでも、そこからラーメンが来るまでも長くスタッフの人がラーメンを運ぶたびに『私達の?』と主人に聞いては『違うよ』と言われ・・・空腹も頂点に

来た待ってました味噌ラーメン
まず、スープを飲んでみる・・・ちょっぴり濃いけど美味次に麺を・・・う~ん美味しい私好みの味でしたちょっとピリッとした味噌主人は坦々麺が苦手なので、まぁまぁだったらしい私は美味しかったけど


札幌駅でお土産を買おうと思っていましたが、もう早めに千歳空港に行ってしまおうと言うことになり、空港でお買い物
人が多いなんだか混んでるなぁ私がずっと食べてみたかった花畑牧場の生キャラメルは長蛇の列で入荷待ちしている・・・テレビでやってたから知ってたけどやはり手に入らない
でも、有名じゃない生キャラメルを買った意外と美味しい花畑牧場のは、これとどう違うのか・・・って、更に気になる存在になってしまった

でも私が、生キャラメルよりも、異常なまでに気に入ったものが

太陽いっぱいの真っ赤なゼリー

これは・・・美味しすぎる私は、子供の頃から『トマト娘』と呼ばれていたほどのトマト好きトマトゼリーがこの世にあるなんて知らなかったしかも有名らしく、主人のお兄さんがテレビで見て、食べたがってたらしく・・・私達も買って試食・・・美味しすぎてビックリ他の家族にも買ったので、けっこう大量(笑)
決して1個の値段が安いわけでもないので、自分たちの分は1個ずつしか変えなかったもったいなくて、まだ大事に冷蔵庫に入っていますそして食べるタイミングが分からなくなってきてしまっています

飛行機の時間まで、かなり待つようで・・・やっと見つけたイスに座り、主人は寝てしまった私は荷物が心配なので見張り番
なんだか緊張する・・・だって、帰りの飛行機は窓際で夜だから
主人は夜景が見えるからと、私を窓際に座らせてあげたかったらしく、早めに行って窓際をとったが、しかし・・・私は行きと同じ通路側が良かったトイレに行きたくなったら・・・とか心配になるし、奥に詰め込まれてる感じが好きじゃないから・・・



いざ乗ってみると、やっぱり苦手・・・、ちょっと苦しい感じがしてきて・・・うわぁ、どうしようと思った。主人に、『やっぱり窓際ダメかも・・・』と言ったら、『大丈夫だよ飛んだら夜景が見えるからね』と手を握ってくれたので、ちょっと安心

不安がってる私に関係なく飛行機は離陸不安なせいか、窓際は音がうるさく感じるそのせいで余計に気分が良くない
離陸した直後は空港のライトアップで綺麗な夜景が下に見えた・・・が・・・が・・・数秒後には・・・



           辺りは真っ暗・・・



なぜっ夜景はどこに主人も目の中が『?』になっている
これじゃ、ただの真っ暗闇じゃんかっ頑張って窓際に乗った私は一体・・・


   
しか~もトイレに行きたくなってきたなぜだ・・・、乗る直前に、ちゃんとトイレに行ったのにこれも緊張のせいだろうか
チラッと、通路側に座っているおじさんを見ると、口を開けて気持ち良さそうに寝ているではないかショックだ・・・
しかし我慢してると、余計に体調が悪くなるのを知っている私は焦る主人に言い、ちょうどアナウンスが流れ、おじさんが起きた主人がおじさんに声をかけてくれ、私は無事にトイレに入れましたたった1時間の飛行機の旅・・・帰りの飛行機は、ちょっと失敗・・・

でも、この新婚旅行、本当に本当に、すっごく楽しかった
一生乗れないと思っていた飛行機にも乗れたしやっぱり自信がつきますねこれも、一緒に乗ってくれた主人のおかげです

全てに関して、本当に主人に感謝


                  ありがとう



心配してくれた、応援してくれた、皆さんにも感謝、感謝です