暇だから、ちょっと世界一周してくる

さえない大学生21歳が何を理由に思い立ったが分からないが世界一周の旅にでた。その時の冒険記であう。

夢を子供達に

2011-08-26 14:56:38 | 旅日記
Dawson Cityを出発してTop Of The Highwayという絶景だけど、きっつーい山脈越えて、最果ての地アラスカに突入。


ここもまた自然が優しいこと。
温もりが伝わってくる自然。
厳しい冬があるからこその事なんだろうな。
最後の地がここで良かった。


車も多くないから、自分の世界を満喫できます。
毎日10時間程チャリの上で妄想しては、歌い、独り言。


そんな中小さい街を僕は通り過ぎていました。

食料調達の為スーパーを探してキョロキョロと走っていると、、、
前方に巨大なサンタクロースが!

そう。この街はサンタさんの街だったのです。
というより、サンタさんの家がある街かな。


Santa Claus House

実際はサンタ クラウスだったようです。

ここはまさに夢のかたまり。

胸キュン頂きました!

トナカイも庭にちゃんといました。
勿論サンタさんも!

小さい子供を膝に乗せて優しく話し掛けては、時たまあのサンタ笑いを。

再度胸キュン頂きました!


家の壁には子供達の手紙が所狭しと貼ってあり、読むと心が何だか温まる。


あまり口外してませんが、旅に出る前僕は学童保育の先生をしてました。
アルバイトだけど、『アイタ先生』って呼ばれてたんです。
よく怒ってたし、大変な思いもしたけど、幸せでした。


そこで、僕はそこの子供達の為にサンタさんにあるお願いをしました。

サンタさんはあの真っ白なヒゲの奥の顔に満面の笑みを浮かべて、快く引き受けてくれました。

僕は何度も何度もサンタさんにお礼を言いました。



クリスマスまであと121日。

今年のクリスマスは素敵な物になりそうです。





そして自分とカヌー

2011-08-19 15:55:10 | 旅日記
前回の日記のタイトル

白夜とグリズリーと蚊

こいつらがいる限り安眠は出来ない!

というのは、あくまで俺の想像だけでした。

 
無事川下り終了しました。
From Dawson City


16日間俗世界から離れ
あるのは川と空、雲、太陽、風、緑。
そして自分とカヌー。


という自然と言うか地球に抱かれての川下りな毎日でした。
完璧なまでの自分と自然の世界。


始めの3日は頑張って漕いでたけど、以降は流されながら昼寝したり、読書したり、例に習ってインスタントラーメン作って食ったり。気ままに漕いで流れ、、、

流されながらの昼寝は本当に気持ちいいんです。
時たま座礁しますがね。

一度、昼寝中に座礁で起こされて周り見渡したら目の前にブラックベアが、、、て事もありましたが。

熊は岸にちょこんとこちらを凝視してて、真にカワユスでした。


ユーコンの自然は雄大で優しい。強風には大分イラっとさせられましたが。空気は本当に澄み渡ってた。
俗世界にいた時の焦燥感等はユーコンの自然に洗われ、10日も過ぎると安らかに穏やかに、、、


心は洗われても、16日間体は洗えず。シャワー無し、着替え無しの生活。


まっ16日どころか一月前からシャワー無し着替え無しだから、俺には関係ないが。



また俺ここ来たい

どうやら、今回終了地点からまだ続きがあるそうな。
16日でカヌーで国境も越えてアラスカのEagleまで行けるとの事。
次回はWhitehorseからEagleまで32日間。ニヤリですな。



これから、安らかに穏やかに最果てを目指します。