宇部市ピアノ教室ブログ♪Grazioso(グラツィオーソ)

ピアノレッスンやイベントの様子、講師が勉強していること、おすそ分けしたい感動体験等、自由に綴っています。

ハーモニー

2013-10-31 | コンサート
週末は生徒さんの中学の文化祭へ。
合唱コンクールの伴奏に選ばれた、ということで
晴れのステージを聴きに行きました。

課題曲は「大地讃頌」
どっしりと風格あるこの曲、
私は高校時代に歌った記憶があります。
(学校の裏の平安神宮でみんなで歌って、
外人さん達から拍手をもらった記憶も・・・)
今は中学生の定番なのですね。

自由曲はいきものがかりの「YELL」。
思春期、という心に波打つ時期、
そして3年生は進路選択、という時期でもありますが、
「他の誰でもない~”わたし”を生きていくよと、約束したんだ~」
という歌詞をクラスで歌いあげる光景は感動的でした。
伴奏も難しい曲だけど、
ゆるぎないテンポでみんなをリードしていく演奏は、
とても素敵でした! やり遂げたね!!

歌は音楽の原点。
みんなでハーモニーを作ることも
人と共に生きていく、という原点かもしれませんね。



秋は駆け足で進んでいくけど
1日1日大切に過ごしたいです。


魔法の杖

2013-10-17 | レッスン
舞踏会に行くシンデレラのために
魔法使いがさっと杖をひとふり。

あのシーンのように
願いごとがかなったら・・・
ピアノが上手になったら・・・いいね。

ピアノの練習は
毎日の一生懸命を積み重ねていく地道な作業だけど
でもレッスンの中で生徒さんのピアノが
劇的に変わる瞬間があります。

それは「耳」。
集中して自分の演奏をよく聴けると
見違えるように変化!
まさに魔法の杖のひとふりです。

そして「心」。
どんな風に弾きたいか、
何が正しいのか、感じる気持ち。

それを実現するのが「手」。
そのためにみんな指を鍛えるんだね。

魔法の杖のひとふりを
自分でできるようになるといいな。
いつもおうちの練習でね。
それが自立っていうことかな?


メトロノームは誰が発明したの?

2013-10-01 | 音楽しつもん箱
いつもお世話になっているメトロノーム。



考案したのはオランダのウィンケル、という人。
そして改良したのがドイツのメルツェル。
メルツェルさんは、
耳の悪くなったベートーベンの補聴器を作った人でもあるそうです。

ベートーベンは楽譜に初めてメトロノーム記号(=120、とか)を
表記した作曲家です。

それまで速度は、たとえばアンダンテ~歩く速さで~
といった言葉でしか表わせませんでしたが、
メトロノームの出現により、数字で表せるようになりました。

たくさん練習して
自分の中にメトロノームが持てるようになると良いな。
「ずっと同じテンポをキープする」
当たり前だけど大事な能力の一つですね。




広島友の会からいただいた
手作りクッキーです。
おいしくいただきました!