秋の味覚☆きのこのお話・・・知ってた?
きのこは現在、第3の生物群「菌類」として生物学上分類されています。
菌類は植物と違い葉緑素を持たず、
自ら光合成を行って養分を作ることはできません。
これは逆に言うと、光が無くても何らかの養分があれば育つのです。
ちなみに、地球上の菌類は約7万種(!)を超えるそうです。
きのこは10000種とも20000種ともあると言われています。
実際、人間が栽培できるきのこは、
まだ数十種類しかないそうです。
私達が日常的に口にするキノコでは、約10種類程度でしょうか。
きのこも菌類もまだまだ謎が多く、奥が深いですね。
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★いろいろきのこの美味しい話★
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食卓を彩るきのこの大半は「栽培きのこ」です。
ハウスの中でぬくぬくと箱やビンの中で菌を育む「菌床栽培」なので、
一年中季節を選ぶことなく購入することが出来ます。
例外は、
秋の味覚の王者ともいえる松茸です。
松茸は栽培技術が今のところ確立されていません。
ブナシメジやエリンギなど、
人工的に栽培されているきのこの多くは「腐生菌」の仲間です。
腐生菌は、自然界で枯れた木や落ち葉などを分解して大きくなります。
味噌やお酒の麹カビや、ブルーチーズなどの青カビなども腐生菌の仲間です。
松茸は「腐生菌」ではなく「共生菌」の仲間で、
アカマツとの共生関係で生育していきます。
アカマツの根に松茸が菌根を作り、アカマツから養分をもらって育ちます。
アカマツのないところにマツタケは育たず。
このように共生菌は、人工栽培は難しいとされています。
だからこそ美味しさもひとしおかもしれませんね♪
それでは身近なきのこの美味しい選び方をご紹介します☆
【しいたけ】
本来の旬は春(4月)と秋(10月~11月)。
カサの色が薄茶色であること、
裏は白くてひだがきれいなもの、
肉厚でカサがあまり開いていないものが新鮮です。
保存方法はカサを下にして(軸を下にすると胞子が逃げて裏が黒ずむ)、
袋に入れて乾燥させないように気をつければ1週間持ちます。
【しめじ】
「香り松茸、味しめじ」と称されるくらい、
秋に出回る天然の本しめじは大変味わい豊かです。
一年中見かけるのはぶなしめじで、
アミノ酸(旨味成分)を多く含んで大変美味です。
本来の旬は8月~10月。
カサが閉じていて小さめ、
弾力があって軸がしっかりしている、
黒褐色に変色しているものは日にちが経っています。
乾燥させないように袋に入れ、
石づきを取らずに野菜室で約5日間持ちます。
【エリンギ】
エリンギの日本上陸はかなり最近のこと。
1993年にヨーロッパからやってきました。
カサが開きすぎていない、
ふちが巻き込んでいるくらいがマル、
軸は固くて白くて弾力があるものが良品です。
パッケージのまま保存してもよいのですが、
中に水滴がたまらないようにパックに穴を開けておくとよいでしょう。
野菜室で5日間程度持ちます。
【なめこ】
独特のぬめり成分はムチンです。
消化を助け、胃壁を保護する役割があります。
本来の旬は10月~12月。
カサが割れていない、
ビニール袋の中の水が濁っていない、
袋自体が膨らんでいないものが良品です。
なめこはきのこの中では日持ちしないほうで、
冷蔵のままだと5日間。
また、冷凍保存も可能です。
調理して冷凍しても、生で冷凍しても1ヶ月は保存可能です。
きのこ全体に言えることは、
水分をとても嫌うと言うことです!
洗うと鮮度も味も落ちてしまうので、そのまま調理しましょう☆
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★きのこを食べてカラダすっきり♪★
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きのこ類の一般的な栄養成分は野菜と似ていますが、
ビタミン類、ミネラル、食物繊維が豊富です。
きのこの食物繊維はさつまいもに匹敵するほど!
血中コレステロールを下げたり、
満腹感を向上させて、早食いや食べ過ぎを防ぎます。
もちろん腸内環境を整備して、
便秘解消や、改善の効果も期待できます。
スッキリスッキリ♪
そして、グアニル酸などの特有の「旨味成分」を含んでいます。
旨味成分は日本特有の味覚で、
昆布の旨味成分のグルタミン酸、
かつお節の旨味成分のイノシン酸、
そして、干しシイタケなどに含まれるグアニル酸などがあります。
きのこの旨味成分が一番多いのは、
カサがある程度開いてきて胞子が出るくらいの頃だそうです。
様々な有機酸と絡み合って、きのこ特有の旨味が口の中に広がります。
食べごろを見極めるのが美味しさの秘訣ですね☆
またかつお節などの旨味成分のイノシン酸と組み合わせることでも、
さらなる味の相乗効果が期待できますのでお試しあれ。
美味しいからといって鍋の食べすぎには気をつけながら、
低カロリーでヘルシーなきのこをたくさん使って、
カラダの中から綺麗にしましょう☆
↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
きのこは現在、第3の生物群「菌類」として生物学上分類されています。
菌類は植物と違い葉緑素を持たず、
自ら光合成を行って養分を作ることはできません。
これは逆に言うと、光が無くても何らかの養分があれば育つのです。
ちなみに、地球上の菌類は約7万種(!)を超えるそうです。
きのこは10000種とも20000種ともあると言われています。
実際、人間が栽培できるきのこは、
まだ数十種類しかないそうです。
私達が日常的に口にするキノコでは、約10種類程度でしょうか。
きのこも菌類もまだまだ謎が多く、奥が深いですね。
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★いろいろきのこの美味しい話★
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食卓を彩るきのこの大半は「栽培きのこ」です。
ハウスの中でぬくぬくと箱やビンの中で菌を育む「菌床栽培」なので、
一年中季節を選ぶことなく購入することが出来ます。
例外は、
秋の味覚の王者ともいえる松茸です。
松茸は栽培技術が今のところ確立されていません。
ブナシメジやエリンギなど、
人工的に栽培されているきのこの多くは「腐生菌」の仲間です。
腐生菌は、自然界で枯れた木や落ち葉などを分解して大きくなります。
味噌やお酒の麹カビや、ブルーチーズなどの青カビなども腐生菌の仲間です。
松茸は「腐生菌」ではなく「共生菌」の仲間で、
アカマツとの共生関係で生育していきます。
アカマツの根に松茸が菌根を作り、アカマツから養分をもらって育ちます。
アカマツのないところにマツタケは育たず。
このように共生菌は、人工栽培は難しいとされています。
だからこそ美味しさもひとしおかもしれませんね♪
それでは身近なきのこの美味しい選び方をご紹介します☆
【しいたけ】
本来の旬は春(4月)と秋(10月~11月)。
カサの色が薄茶色であること、
裏は白くてひだがきれいなもの、
肉厚でカサがあまり開いていないものが新鮮です。
保存方法はカサを下にして(軸を下にすると胞子が逃げて裏が黒ずむ)、
袋に入れて乾燥させないように気をつければ1週間持ちます。
【しめじ】
「香り松茸、味しめじ」と称されるくらい、
秋に出回る天然の本しめじは大変味わい豊かです。
一年中見かけるのはぶなしめじで、
アミノ酸(旨味成分)を多く含んで大変美味です。
本来の旬は8月~10月。
カサが閉じていて小さめ、
弾力があって軸がしっかりしている、
黒褐色に変色しているものは日にちが経っています。
乾燥させないように袋に入れ、
石づきを取らずに野菜室で約5日間持ちます。
【エリンギ】
エリンギの日本上陸はかなり最近のこと。
1993年にヨーロッパからやってきました。
カサが開きすぎていない、
ふちが巻き込んでいるくらいがマル、
軸は固くて白くて弾力があるものが良品です。
パッケージのまま保存してもよいのですが、
中に水滴がたまらないようにパックに穴を開けておくとよいでしょう。
野菜室で5日間程度持ちます。
【なめこ】
独特のぬめり成分はムチンです。
消化を助け、胃壁を保護する役割があります。
本来の旬は10月~12月。
カサが割れていない、
ビニール袋の中の水が濁っていない、
袋自体が膨らんでいないものが良品です。
なめこはきのこの中では日持ちしないほうで、
冷蔵のままだと5日間。
また、冷凍保存も可能です。
調理して冷凍しても、生で冷凍しても1ヶ月は保存可能です。
きのこ全体に言えることは、
水分をとても嫌うと言うことです!
洗うと鮮度も味も落ちてしまうので、そのまま調理しましょう☆
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★きのこを食べてカラダすっきり♪★
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きのこ類の一般的な栄養成分は野菜と似ていますが、
ビタミン類、ミネラル、食物繊維が豊富です。
きのこの食物繊維はさつまいもに匹敵するほど!
血中コレステロールを下げたり、
満腹感を向上させて、早食いや食べ過ぎを防ぎます。
もちろん腸内環境を整備して、
便秘解消や、改善の効果も期待できます。
スッキリスッキリ♪
そして、グアニル酸などの特有の「旨味成分」を含んでいます。
旨味成分は日本特有の味覚で、
昆布の旨味成分のグルタミン酸、
かつお節の旨味成分のイノシン酸、
そして、干しシイタケなどに含まれるグアニル酸などがあります。
きのこの旨味成分が一番多いのは、
カサがある程度開いてきて胞子が出るくらいの頃だそうです。
様々な有機酸と絡み合って、きのこ特有の旨味が口の中に広がります。
食べごろを見極めるのが美味しさの秘訣ですね☆
またかつお節などの旨味成分のイノシン酸と組み合わせることでも、
さらなる味の相乗効果が期待できますのでお試しあれ。
美味しいからといって鍋の食べすぎには気をつけながら、
低カロリーでヘルシーなきのこをたくさん使って、
カラダの中から綺麗にしましょう☆
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