製図 パンツ

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自動製図ソフトパタピッ を使って最高級のおしゃれを実現しましょう !! 


パタピッ は数値を打ち込むだけで、たった数秒で画面に製図ができ上がる唯一の自動製図ソフトです。

オーダー事業、アパレル事業で製図ロボットとして活躍する一方、一般ユーザーにも広がり
誰でも使え、誰でもおしゃれを叶えるソフトとして広く愛用されています。

パタピッ ソフトを30秒の映像で説明しました。 三角マークをクリックすると、コマーシャルサイトにジャンプします。


下はパタピッ ユーザーの為の操作雑誌です

 ・・・星の数でランク分け。三ツ星までできたら、雑誌の写真やショーウインドーで目に止まった素敵な服を自由に無限に製図する「基礎力」が付いたという目安になるよ。

パタピッ を道具に、頭に思い描いたデザインを自由に短時間で製図する夢の技を実現してください。






パタピッ ユーザーは、下の解説に従って製図を作成しましょう。


流行のパンツを作る  基本操作 2


今風ローライズパンツの製図方法

前回のパンツ解説に引き続いて、流行のローライズパンツの製図方法を解説します。


  
  



パタピッ ユーザーは下記のソフトを使って、以下の操作方法に従い製図を作成しましょう。 my パターン ができ上がります!

又は
印は「スーパーパタピッ セット」に含まれるソフトです。)








股上の低いローライズパンツです。腰がベルト位置になります。
腰のどの位置で履くかは自由に決めて構いません。
下表は最近の既製のパンツの中で、高からず低からずというローライズを想定した数値です。


数値を打ち込んで数秒待つと、下の製図が画面に現れます。

このまま作成してもバランスの整った形の良いパンツに仕上がりますが、最近流行のローライズパンツを既製服(特に一流ブランド)に近付けて製図してみましょう。



前回は比較的簡単な方法で、流行のパンツに近付ける方法を説明しました。
下の(1)(2)がその方法です。
詳しくは前回に戻ってしてご覧ください。

(1) 膝の位置を上げる
脚を長く見せる効果があります。ブーツカットパンツに有効です。

(2) 腿回りを細くする
腿回りの寸法は個人差がありますので、必要な人とこのままでぴったりの人がいます。逆に足りない人もいらっしゃいます。また、分量もそれぞれです。
これは腿回りを程よくフィットさせる効果です。



さて、ここからが流行のローライズパンツの製図解説です。
上の状態でも股上が浅いという意味ではローライズですが、さらに手を加えて今風に仕上げてみましょう。

(3) 前パンツの操作・・・前中心を下げる。前中心を傾ける。ダーツを消す。
近頃のパンツはベルト(革ベルトや金属ベルトなど)が重要なアクセサリーです。
ベルトがよく見える様に、前中心を下げます。

パタピッ ソフトは、ウエストとヒップの差を処理するために自動でダーツが現れますが、ローライズパンツの場合は、ベルト位置は限りなく腰に近づく為ダーツの幅も細く細くなります。既製のパンツを観察すると、股上が低ければ低いほどダーツがありません。

ダーツを消すために前中心や脇ラインを傾けます。
前中心を1~2cm下げます。
ダーツ分量を測って、その分量を下左図の様にAとBに分散して傾けます。AとBの割合は自由です。ダーツを消す前と消した後のウエストの上がり寸法は同寸になる様に調整してください。

余分な線を消して仕上げると下右図の様になります。




ポケットのないパンツのダーツ消去の方法は、上の方法で処理しますが、ポケットがある場合は、ポケットの向こう布をたたむという方法を加えて処理することができます。

ジーンズのポケットを描いてみました。(下図)
袋布の上部(ポケット口から見える部分)を向こう布と言います。
この向こう布にダーツを描き、たたんで処理する方法です。
結果としては、先の処理方法と同様に、向こう布のダーツ「A」と前中心を傾けた分量「B」の合計は元のダーツ「C」と同寸です。Cのダーツが太い場合は、脇も傾けて3部分で分散して処理しても良いでしょう。



向こう布を抜き出してみました。ダーツをたたむと一枚の平面図形になります。(右図)




前パンツは以上ででき上がりです。



次は後パンツです。
股上の程度により後ろパンツも手を加えた方が良い場合があります。
ウエスト位置から3~5cm程下げるローライズパンツでは特に問題は生じませんので、自動で現れた後パンツはそのまま使用しても構いません。

更に落としたローライズパンツでは、かがんだ時にお尻が見えてしまうことがあります。
その様な場合は、後パンツの股上を安全の為に上に上げる必要があります。

(4) 後パンツの操作・・・股上を上げる
後中心線を傾けます。デザインにもよりますが1~2cm倒しましょう。
脇線も同じ様に傾斜させます。
ウエストラインを引き直しますが、後ろ中心線の上部の角は直角でなければいけません。
ここを直角にする為には、後中心線を延ばして上に上げる必要があります。これが後の股上を上げる効果となります。ヒップが程よく隠れて安全です。

処理後のウエストラインの上がり寸法は元のウエスト寸法と同寸になるように仕上げましょう。



上の右写真のジーンズを見ると、前と後の股上の寸法差が顕著に分かるでしょう。これが最近のローライズパンツの特徴です。

デザインにより、または 個人の体型により 出したり入れたり上げたり下げたりの寸法はいろいろです。
それによりカーブが歪んだり、他の線とのつながりが不自然になるなどの問題が生じます。
自然な線に直して仕上げてください。
パンツに限らずどのデザインでも言えることですが、パタピッ を道具に製図を起こすと、まず数値処理でバランスの良い基本ラインができ上がりますので、その先のデザイン展開はかなり自由に安心して行っていただけます。

その年その年の流行を作り出す処理方法を覚えましょう。


ここまでの処理をしたパンツは、商品価値としてかなり高いものになるでしょう。
パタピッ 操作を是非覚えてください。


最近のパンツデザインは もう一つの特徴があります。それはヨークベルトです。
次回はその解説をします。



以上で製図はでき上がりです!

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