夢見る金魚のパリ暮らし

私、金魚と、バンビ似の仏人夫、愛犬ララとのパリ近郊暮らしを愛しの友達と家族にお便りするブログ

tokyo!

2008-10-29 | 映画

先日、お友達ラスカルちゃんと歩いていてみつけた映画のポスター。
パリに蒼井優ちゃん!?なんでぇ!!
蒼井優ちゃん、今私の中で、一押しの女優さん(こんな娘がほしぃぃぃ

というわけで、日曜日、
ミカちゃんとミカちゃんのお友達フランス人カップルとともに、
パリ・ベルシーの映画館にて映画「tokyo!」観てきました!!

もちろん、日本語上映♪♪♪フランス語の字幕♪
脳みそ痛めず(笑)、日本語でたっぷり堪能することができましたぁブイブイ



フランス人監督ミシェル・ゴンドリー
これまたフランス人監督レオス・カラックス(ポンヌフの恋人、ポーラXが有名) と
韓国人監督ポン・ジュノの世界をクリエートするそれぞれ3人が東京を舞台に描いた映画3本立て!!


1本目、ゴンドリーの「インテリア・デザイン」
出演藤谷文子、加瀬亮 

とってもメルヘンなお話でした
予想だにしなかった結末!
あらすじなど、何も読まずにみてほしぃです。
加瀬亮演じる映画監督を目指している青年の初上映作品内容が、
私の大好きな寺山修司っぽくてかなりつぼでした


2本目、レオス・カラックスの「メルド」
メルドはフランス語で「糞」という意味です。

東京に突如現れた地下下水に潜む怪人のお話。
ものすごく変なお話でしたぁ。
銀座や渋谷など知ってる街がでてくるので、郷愁でした。
でも、この話、笑える内容なんですが、
その一方でなんだかテロとか通り魔的な要素を彷彿とさせられて、怖すぎた
そういう意味合いもあるのかな。


3本目、ポン・ジュノの「シェイキング」
出演香川照之、蒼井優、竹中直人


10年間、家から一歩もでたことがない引きこもりのお話。
家の中がゴミだめになっているかと思いきや・・・・完璧な世界なのです。

私がとっても気に入ったのは、この監督の映像の世界。
映像でこんなヤワラカな感じを表現できるんだっ!
私もカメラでこんな光の写真を撮りたいっ!って思わせてもらった作品です。
韓国の方なのに、私の大好きな日本の空気感を映像で表現してくれているのです
夏の暑い日のひかりの感じや、日本の住宅街の道々。
もちろんストーリーも好きだし、蒼井優ちゃんも可愛いしで満点です


私も、ミカちゃんも、お友達カップルも、
1本目と3本目が気に入りました。
2本目は、うーーーん・・・・・おもしろかったけど・・・・変な話でした(笑)。


日本では、ほとんど終了してしまったいるようですが(渋谷で11月7日まで!)、
フランスはまだまだやっているので、まだ観ていない方はぜひぜひおすすめです



La coupole

2008-10-28 | パリごはん

両親滞在4日目の月曜日。
ポンピドゥーセンターの後、私とミカちゃんは一旦帰宅し、
愛犬ララちゃんをミカちゃんの実家へ預けに行きました。(翌日ノルマンディーに出発のため)。


で、夜、パリ左岸14区のモンパルナスにある、
「La coupole」というブラッスリーにて芸術鑑賞をともにしたメンバーと夕食会です。


このレストランは、創業1927年。
かつては藤田嗣治、ヘミングウェイなど、文化人たちが常連客だったそうです。


金魚、4年前のワーホリ滞在中、B社時代の尊敬する先輩かーたんさんと
素敵な素敵なだんなさまに連れて行ってもらったことのある思い出の
ブラスッリーでございました(その節はどうもありがとうございましたぁ

 

 

 牡蠣の盛り合わせ!?

 

サーモンのサラダ

 




父の大好きな彫刻家の作品があって、父大喜び!!

 (補足事項フランス彫刻家ルイ・デルブレ作、池袋に同じものがあります)


カレーを注文すると、インド人らしき人がテーブルまで来てサーヴしてくれます
 

La coupole
102, bd du Montparnasse 75000
01 43 20 14 20


今日から冬時間

2008-10-26 | 日々のこと

10月26日日曜日。
パリは今日から、夏時間から冬時間へと切り替わりました。
毎年10月の終わりの日曜に変更になるようです。


1時間繰り上がるので、
例えば、朝7時が朝6時に変更。だからいつもより1時間ほど多く眠れるのです。
今日は日曜なので、時間も気にせずもっと遅くまで眠りこけてましたが。

日本との時差は7時間から8時間へとなりました。
なんだか不思議だなぁ。

写真は、今年の9月に撮った近所の猫さん。




後姿が猫村さんっぽかったので、すかさずシャッター
猫村さんにしては、ちょっと後ろ髪長いけどぉ
フランスにもいるのね、こういう三毛猫さん。

今日は残念ながらこのような青空ではなく、
寒々しい曇り空。
昼現在の気温は14度でございます。


ポンピドゥー・センター

2008-10-24 | 美術館

ルーヴル美術館を鑑賞後は、
歩いて15分程のところにあるポンピドゥー・センターという、
現代アートを堪能できる美術館へ。


とその前に腹ごしらえ。
ランチから、ミカちゃんも参加。
あと、スウェーデン男性の恋人もご参加。
この彼女さんはなんとポンピドゥーセンターで働いているキュレーター
しかも、私の大好きなマチス専門


ランチはポンピドゥー・センターの向かって右側にあるカフェにて。

 

で、食事の後はもちろん芸術鑑賞。
やはり、もちろん数時間では全部は回りきれないので、
マチスを中心に巡りました。キュレーターさんのお話を聞きながらという
なんとも贅沢なツアー?となりました♪
ということで、マチスをどうぞ(というほど撮影してないのだけども

 


金魚だけに、お気に入りの一枚。
でも、もっと好きな金魚の絵があって、それは、
ロシアのエルミタージュ美術館にあるのです。いつかみにいきたいぞぉぉ。
(昨年かな、日本に来てましたが、見逃したの



 


 

パリの美術館では、こういった光景をよく見かけます。
課外授業で、すぐに名画をいっぱいみることができるなんて、
うらやましすぎるぅぅぅ!

 

その後、ポンピドゥー・センターから歩いて3分程のところにある、
BHVというデパートに行きました。
日本でお留守番している弟とビビちゃんの
ためのおみやげを買いに・・・・・。




そこで、でっかいでっかい犬に遭遇!!
飼い主のこのお兄ちゃんが誇らしげに、
「C’est AKITAINU! セ アキタイヌ!!」だって。(このこ、アキタイヌ!)

うふふ、同郷でしたか(日本ってことね)。
でも、日系2世?3世?4世?わかりませんが、
きっとフランス生まれ・・・・なので、なんだか妙に足も長くてスマートくんナノデシタ。


ルーヴル美術館

2008-10-23 | 美術館

10月6日月曜日。両親4日目の滞在。

今日は朝から芸術鑑賞。
クレー村に行ったメンバーで。(ミカちゃんは疲れているので、午後からの参加)

まずは、美術館の王様?、ルーヴル美術館に。
私は、もう何度目のルーヴル!?という感じですが、
もちろんまだまだ全部は観終わっていません。
一日中かけても観きれないといわれる広さと収集の数々。

本日は、午前中のみなので王道コースを堪能しましょう!




サモトラケのニケ像。
ギリシャ文明時代に船の舳先に立っていたと言われる彫像。
映画「タイタニック」では、この彫像の真似をしたのだそうです。
私は、映画といえば「パリの恋人」で、大大大好きなオードリー・ヘップバーンが
この彫像の前から、真っ赤なドレスを着て階段を駆けおりるシーン!!
私の中では最高のシーンです!
(M●Fの皆様。台座の下にもまだ彫刻が続いていますよぉ。社用贈答といえば勝利の女神、ニケ笑)




ボッティチェリ。美しい
(M●Fの皆様。メモ帳ですよぉ笑)



日の光がやわらかく差す素敵な空間。




あ!!!ララちゃん発見♪

 

豪華絢爛な名画が続く回廊にて、はたっと止まって、
目を釘付けにさせられたもの・・・・・じゃなくて人・・・・



 

韓国人のツアーコンダクターさん!
THE☆韓国 って感じで、目が離せなくなった(笑)
スターかっ!!っていう着こなしで名画の説明をしておりました!
室内でサングラス!!名画もみえづらかろうにっ。






パリの中で一番スリが多いと言われる場所!?
さぁ、ここはどこでしょう。ヒント、奥の小さな名画。





レオナル ド ダヴィンチの「モナ・リザ」でございますぅ。



ジャック・ルイ・ダヴィッドの「ナポレオンの戴冠式」




ウジェーヌ・ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」




ヨハネス・フェルメール「レースを編む女」

 


休憩はルーヴルにあるカフェにて。




 



ガラスのピラミッドの下。



いやはや、午前中だけですが、たっぷり名画三昧


親戚顔合わせ会

2008-10-20 | 日々のこと

10月5日日曜日。両親3日目の滞在。


両親が折角フランスに来ているので、ミカちゃんのご親戚とご対面させよう、
ということで、もちろん両親がパリに来る前から計画して、レストランでお食事会を
開くことにしました。



ミカちゃんのおじいさん、おばあさん、おじさん、おばさん、いとこたち。
総勢20人ほどのお食事会。

私ももちろん初めてお会いする親戚の方もいたり♪

ミカちゃんの18歳のいとこ(可愛い女子高生)は、
偶然、日本が大好きだそうで、
卒業旅行で絶対日本に行くのぉ!!と言ってくれました。

ミカちゃんのおじさん(ミカちゃんにそっくり、でもファッションがUKパンクファッション!)は、経済学の教授さんで、
日本でも本を出版しているので、日本に何回も訪れていたり。
次回は北海道に行く!!と言ってました。


そして、なんと、一番の驚きは、私の父が昔フランスに留学していた時の寮が、
ミカちゃんが子どもの頃に住んでいたところと近所だったことが発覚!!
なんたる偶然!!!「縁」って不思議なものです。


父が堂々と臆せずフランス語で、中心になって話しているのを
見たりして、改めて尊敬してみました。
単語がひとつやふたつや三つ、わからなくったって、「勢い」で話す、
この「ド根性」を見習いたいと思います


そして、またもやごちそうですタイ。ひゃっほーーい・・・・・
って、でも、どんどんどんどんこうやって肥えて行きますです、ハイ・・・・・・。




キャビアやらサーモンやら



前菜 シーフードタルタル 父のセレクト




前菜 ハムの盛り合わせ 母のセレクト



前菜 フォアグラ 金魚セレクト



メイン 牛肉のタルタル 金魚セレクト
他メインの写真はうまくとれなかった!残念



金魚父、ミカパパ、ミカちゃんの男3人衆の図


小道の子猫

2008-10-19 | 胸きゅん☆

両親フランス滞在記はちょっと小休止。


我が家のメトロまでの道にある、小道。
ワタクシ、金魚、小道が大好き!


ある晴れた日のララ散歩途中。
陽だまりの中に子猫ちゃん発見。
(超望遠で撮ったので、ちょっと写真がぼやけてて残念!)


子どもの頃に観た大好きな映画を思い出しました。
子猫物語」。チャトランとプー助よぉ!!
1986年制作とあるので、金魚小学3年生時代
映画館に観にいったし、下じき(胸キュンワード)もってたし、
9歳のお誕生日会で、
大好きな男の子に写真集をもらったり(実家にまだあるぅぅ♪)。
懐かしの思い出の映画です。内容全く覚えてないけど
頭の中にテーマソングが流れてきたので、
早速you tubeで検索。

坂本龍一だったのね~、どひゃ~。
ちなみに、詩の朗読は、きょんきょんだったんだぁぁぁ!知らなかったぁ!
しっかも、その詩が、私の大好きな谷川俊太郎、ヒャホーーー!!!
もう一度観たいよぉ。

テーマソング発見しました。
皆さん、どうぞ胸きゅんしてくださいまし。

子猫物語
http://fr.youtube.com/watch?v=b5r-c-QrhjA&feature=related


グレという名の芸術村への小旅行

2008-10-18 | Weblog

いきなりタイトルとは関係ないことを綴りますが、
今週火曜から仕事が週20時間労働から35時間労働に切り替わりましたので、
ブログの更新が滞り気味になっていくと思いますデス
日本では倍以上働いていた時期もあるというのに、
今ヒーヒー言ってます


両親滞在2日目。10月4日。
パリから、車で約1時間半で行くことのできる、
フォンテーヌブロー地方グレー・シュール・ロワンという村に行ってきました!


父のお友達(?)、
英語堪能のとっても素敵な日本人ご夫婦と、パリ在住スウェーデン人ムッシュー。
総勢7人、車2台。








とってもとっても小さな可愛い村
可愛い窓やドア。家のいたるところにお花が飾ってあり、

 



古い橋、教会、塔など、
時がそのまま止まってしまったような佇まい。
(実際、新しいお店などを開店する際はこの村の景観を崩さないようしっかり市役所で審議されるそうです。)




 


クラシックカー!!車までもが時がストップ!?




人々は馬で移動。。。。じゃなくて、乗馬の練習!?
優雅でございます。



そこにある芸術家が滞在するための宿屋も訪問。
日本の有名な洋画家、黒田清輝浅井忠などが、
若き頃にこちらに滞在し制作活動を行っていたそうです!!

スウェーデンムッシューのお知り合いが経営されているので昼食も
こちらで。








隙間風を防ぐためのクッションです!!うぎゃーーー、可愛すぎるぅ


お庭にでてみましょう。(お庭というか森でした!)







庭から宿屋の全体図。




森の奥を進むと橋がみえます。
この橋はパリにある最も古い橋、ポン・ヌフ(新橋)のモデルになった橋だそうです。
だからもちろんポン・ヌフより古いのです。

写真上では白鳥が優雅に泳いでます。
でも意外にガーガー言ってて騒がしかったのです。



橋の上から、わんこが白鳥に夢中になっています(笑)。




ちなみに橋の上の写真。


今回この小旅行、
スウェーデンムッシューのお知り合いの日本人女性(フランス在住)に、
いっぱいこの村の画家についてのお話を伺いました。特に、黒田清輝!
実は、この女性、いろんなめぐりあわせがが重なって、
黒田清輝をフランス人に知ってもらうため、
広報活動のようなことをされているのですが、
そして、なんと、黒田清輝通りという道まで、この村に作ってしまった方でも
あります!!!もぉ、熱意が素晴らしい。聞けば、黒田清輝と同郷らしぃ。

きっと前世で、黒田清輝さんとなにかしらのつながりがあったに違いない、
と妄想しながら貴重なお話を聞いておりました。

 

これがその黒田清輝通りです。



小さな小さな可愛い通り。



 

 もう一度例の橋からの写真。


このように多くの芸術家がこの橋からの風景を題材にしました、の図。


日本でも数年前に、この村をテーマにした展覧会があったようです。

 

時がのんびり流れる小さな村。
とってもお天気もよく、パリよりも澄んだ空気で、
身体の芯まで癒された小旅行でございましたぁ。


ランスへの小旅行~昼食~

2008-10-13 | Weblog

観光をする前に、まずは腹ごしらえ。。。。


ということで、ランスに到着しだい昼食をとることに。
ガイドブックに、達人アドバイスという項目で、
町外れにあるレストランが紹介されていたので、
車で来ていた私たちには好都合!早速目指すことに


ですが、なんと2年ほど前のガイドブックだったため、
お店の名前が変わっており、何度も何度も通り過ぎてしまったのであります。
(迷いまくったたため後日ナビを購入しましたフランスのGPS別で紹介します。)


で、なんとか最終的には無事到着。
オーナーが変わって名前は変更になったそうですが、シェフはそのままとのこと。


前菜

 生ハムとメロン




ミカちゃんはアボカドと海老のカルパッチョ(だったかな?詳細忘れました)。
これがめちゃんこおいしかったのぉぉぉぉコレにすればよかったぁぁぁぁ。
アボカドがビジソワーズ(じゃがいものスープ)みたいにまろやかでトロケマス

 

メイン

 

鶏肉(詳細忘れた!)
特にこの付け合せのじゃがいものグラタンがおいしかったです!!





サーモン(詳細忘れた!)

デザート




フルーツポンチ




クレームブリュレ





とっても素敵な雰囲気のレストランでゴザイマシタ


 




Le Petite Chaumiere

184.avenue d'Epernay 51100 REIMS
03 26 35 65 89

 

その後フジタ礼拝堂へ。
その次に、ランスはシャンパンの街というこで、ポンメリーのシャンパン工場を
見学~~~♪と思ったのですが、半日ほどかかりそうなので、時間が足りず
今回は断念いたしました


 

ポンメリーの工場。



中に少し入ってみました。
でっかいでっかい樽でゴザイマス。
高さ3Mか4Mくらいはありました!(人物と比較すればよかったぁ



その無念を少しでもはらすため、大聖堂の側のおみやげ物屋さんで
みつけたシャンパンのコルクをモチーフにしたシャンパンチョコを購入。
シャンパンがとろけ出ましたが、シャンパンの味かどうかは疑問。




ランスへの小旅行~微笑みの天使~

2008-10-12 | Weblog

ランスといえば、もうひとつ!
微笑みの天使が有名なノートルダム大聖堂。





M●Fの皆さん!!
F重さんですよ!F重さん!!(笑)
角度のせいか、思ったほど似ていないワ。
※前職場の建築家F重氏に似ていたことで前同僚の中では有名。




こんな感じで身体もありましたよ。
複製彫刻は頭しかない場合もあるので。
正面の扉の右側にいます!!





それだけではなく、他に有名なのは、
両親も私も大・大・大好きな(←また)
シャガールのステンドグラスがあるのです。

フランスの地方、メッスの大聖堂にもシャガールのステンドグラスがあります。
(2004年にサイバーちゃん、naoちゃんとの日帰り旅行で見てきました♪)


あと、藤田嗣治はこの聖堂でキリスト教改宗の洗礼を受け、レオナール・フジタ(Léonard Foujita)と名乗るようになりました。



中に入ってみましょう。














奥の方にありました!




シャガールのステンドグラス。。。美しい。。。。








 

はぁ~、荘厳でした。天井が高いところに行くと、なんか胸がきゅんきゅんしますが、
それは背が小さかった頃にみていた風景を思い出すからでしょうか。。。(ほらっ、小さい頃ってスーパーの一番上の棚もみえないし。。。。って、スケールが違うかっ!!)



もう一度F重氏!


「是非、一度おいでなすって。」