parismaris's days*

ちいさなひとへ 【こどもエプロン&丸ヨークのワンピース】

私のちいさな友人、4歳のたーたん。

ひと月ほど前、彼女とそのお兄ちゃん、我が親友である彼らの母親の3人が遊びに来ました。
目的はクッキー作り。
お菓子作りが苦手な親友に頼まれて、型抜きクッキーをみんなで作りました。

楽しく上手にたくさんのクッキーが焼け、みんなで試食していたとき。
突然たーたんがママを部屋の隅へ引っ張って行き、何やらコソコソ話しています。
少しして、ママの「え? そんな厚かましいことママはよう言わへんなー。自分で言うたらいいやん。」
という声が。
どうしたのかなと思っていると、たーたんが走り寄って来て少しモジモジして言いました。
「ぱりちゃん、またマシーン(ミシンのこと)でたーたんの服作って。」

その顔と仕草がなんともかわいくてメロメロになり、「いいよぉ、なんぼでも作るよぉ」と約束。
それを果たすべくすぐに生地を買いに行き、2種類の服を縫いました。


まずエプロン。



クッキー作りの際に持って来ていたものが小さくなっていて苦しそうだったので作りました。

ママのお手伝いが大好きで、我が家に来ていても私がキッチンに立つと
すかさず椅子を引っ張って来て乗り、「手伝う!」というたーたん。
そんな彼女のもとで大活躍間違いなし。
たくさん使ってたくさん洗濯してもらえるように、生地はブロードです。




後ろはたっぷりしたリボン結びに。



そこには少し工夫があって、結んだときに納まりがいいようにウエスト紐にくぼみをつけてあります。


実はこのエプロン。
私と妹が幼いころ母に何度も作ってもらった思い出のパターンです。
着やすくて可愛くてお気に入りでした。
当時母が引いたパターンが一部しか残っていなかったので
足りない部分は私が新しく引いて作りました。
母の工夫が随所に残る、実用的で愛らしいエプロンです。
世代を超えて、たーたんへ。



2つめはワンピース。



昨年作った()ものをとても気に入ってくれていて、
私から見てもこどもの動きを妨げず着やすそうだと実感できたので同じものを。
『木綿の女の子の服』(雄鶏社・絶版)より一部アレンジして。

生地はふんわり涼しい綿ローン。
ひと目で気に入ったものでしたが仕立ててみると少しぼんやりした印象になったので
母のアドバイスを受けて胸元に飾りボタンをつけてみたらいいアクセントになりました*




昨日、たーたんに渡してきました。
幼稚園から帰ってすぐに包みを開き、「うわぁぁぁ! かわいいねぇ~」と喜んでくれました*

ママに「つけてごらん」と言われてすぐにエプロンをし、
ぴょんぴょん跳ねながら部屋中を走り回っていました(笑)
なぜかすごく恥ずかしがって「はずかし~い、うれし~い!」と言いながら(笑)

どちらもとても似合っていて、私もホッ。
たくさん着てたくさん遊んでね*
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