暑い…

けれどお陽さまたっぷりで風もほどよく吹くこの気候は、植物たちにとっては好ましいようで。
(もちろん毎朝40分かける水遣りあってのことですが)
気温の上昇とともに葉は茂って、花も開き。
イロハモミジの若葉がつくる木漏れ日の下には、そこここにバラの姿が。
わが家の庭はあくまでも『公園のような雑木の庭』なので、バラたちが主体になることはないけれど。
この時季だけは、手塩にかけて育てているコたちが主役です*


オーシャンソング
切花品種です。
フラワーアレンジメントのレッスンで使った残りの部分を挿し木にして育てました。
色も形もほれぼれする品のよさ。
…なのに、香りが皆無です。
最近の切花のバラって、香らないものが多くなりましたよね。
花持ちと色かたちを追求した結果が、香りを手放すことだったのでしょうか。
残念。

ピーチアバランチェ
これも切花品種の香りなし。
こんなにも絵になる姿なのに、香りがないばかりにどこか物足りない。

ピエール・ドゥ・ロンサール
暑さで少々ダレ気味ですが。
家族が育てています。
良くも悪くも慎重で計画的な私とは違ってテキトー主義の人なのに、いつもそこそこ見ごたえのある花を咲かせるのが、ほんとに不思議(笑)
これぞ『緑の手』のなせる業なのかしら。

ミニバラ リトルアーチスト
これも家族のもの。
とんでもない健康優良児で、病気知らずで夏バテ知らず。
そして眩しいほどの花を次々と、驚くほどたくさん咲かせます。
香りもいいし、秋に実るミニバラとは思えないほど大きなローズヒップもかわいいんですよ*
――そして最後は。

初夏らしい黄緑色の木漏れ日を*
暑い暑いと言いながらも、日がないちにち庭にいる日々は、雨の季節になるまで続きます。