Take It Easy ~パパールの雑記帳 別館~

身近な自然を感性で切り撮ります

PHOTOPRESSO~贈答用写真集や写真展の記録に最適か? 2

2010年08月09日 | フォトブック
キヤノンの「PHOTOPRESSO(フォトプレッソ)」レビュー。
前回作成したブックが届きました。
まさにペーパーバックを思わせる外観。


PHOTOPRESSOは、本体(右)、表紙(左上)、帯(左下)から構成。


サイズをMyBookと比較。
左より
MyBook ARTソフトカバー・124×124mm・30ページ 1,974円
PHOTOPRESSO       182×128mm・42ページ 1,750円
MyBook ARTソフトカバー・180×180mm・20ページ 3,045円

MyBookは、表紙が光沢ラミネート加工されており見栄えがします。
一方、PHOTOPRESSOの表紙は光沢がわずかにある程度でマット紙に近い。

ブック内の比較。
上はMyBook180×180mm、下はPHOTOPRESSO。
MyBookはニス加工で光沢があり、PHOTOPRESSOは表紙と同様。


肝心の色調・明るさ。
上の写真では光の関係でPHOTOPRESSOが明るく見えますが、実際は逆。
MyBookはイメージに近い明るさ色調であるのに対し、PHOTOPRESSOは少し暗いですね。
色調は良いのでPHOTOPRESSO用に少し明るめに補正した写真を使えば問題は無さそうです。
また、PHOTOPRESSOの画像はシャープネスが少し強く解像感がある一方、写真によっては背景が少しノイジーに見えます。

次にPHOTOPRESSOを数人の知り合い(カメラマン)に見せました。
書籍に見える外見が大受け(笑)
コストが低い点も評判が良いですね。
MyBookの方が高級感があるという意見が出た一方、落ち着いた仕上がりでPHOTOPRESSOの方が好みという意見もありました。
このあたりは個人の好みでしょう。

私としては保存版の写真集の場合は、MyBook ARTの180×180mm以上の大きさで作りたいですね。
でも、贈答用の写真集としては、PHOTOPRESSOが十分使えるという感触を得ました。

一方、写真展の記録として使えるかという点については、今までOYP関連の写真展に出品した作品を集めたブックを試作しました。
写真の数は60枚以上。
ここで役立ったのがPHOTOPRESSOの自動配置機能。
写真のファイル名先頭に連続番号を付けて、ファイル名でソートした状態でアップロードすると、番号順に写真を配置してくれます。
でも横位置の写真は当然小さくなりますね。


今回のブックは記録として使うので、縦向きと横向きが混在して見づらくても、写真のサイズが大きい方が良いと判断しました。
写真の向きを変更して、画題やテキストページを挿入して完成。
「Exhibited Works」

これはあくまでも試作なので購入せずに公開(笑)
写真展の記録としても使えそうですね。
OYPのメンバーの意見を聞いてから、作成に入ろうと思います。

以上のようにPHOTOPRESSOは使えそうですよ。
興味のある方は試しに作ってみてはいかがでしょうか。

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