パパりんは、日本トゥレット協会の総会に行ってきました。
スケジュールに医学講演会が組み込まれていて、治療についてのお話が聞けるのが、とてもありがたい。
今年の講演会は、「トゥレット症候群治療の最近のトピックス」と題して、ふたつ。
「トゥレット症候群治療の概要」
お話をしてくださったのは、「東大病院こころの発達診療部」の金生(かのう)由紀子先生。
「トゥレット症候群の不随意運動と深部脳刺激(DBS)療法」
お話をしてくださったのは、「国立神経精神センター病院 脳神経外科」の大槻泰介先生。
今年の医学講演会は、特に関心が高かったようです。
それは、アメリカでのトゥレット症候群患者に行われた、演目とズバリ同じの脳刺激療法による成功例が、TVで紹介されたばかりだったからでしょう。
それが、あまりにも劇的な改善だったから、余計に。
「深部脳刺激療法」は、パーキンソン病の不随意運動に対して、近年広く行われている脳外科治療で、トゥレット症候群の不随意運動にも有効という報告があったことから、研究対象になったそうです。
アメリカの例は、5人に限って行われた手術例のひとつで、お話を聞く限りでは「大成功の例」らしい。
イタリアで8例、日本では3例、全体でもまだ33例という、とっかかりのところだし、術後に長いスパンで経過を診ていかなければならないので、まだトゥレットに関しては確立したわけではないが、症例のほとんどが少なくとも悪くなっていないということから、近い将来には治療法のひとつとして成りうるものと見守りましょう、ということ。
講演後の質疑応答でも、「DBS療法」への質問が多く、期待感の表れだと感じました。
私も、金生由紀子先生に質問させていただいて、アドバイスをしていただきました。とても参考になってありがたかった。
日本トゥレット協会を運営してくださっているみなさま。
金生先生、大槻先生、他ご出席された先生方。
ありがとうございました。
スケジュールに医学講演会が組み込まれていて、治療についてのお話が聞けるのが、とてもありがたい。
今年の講演会は、「トゥレット症候群治療の最近のトピックス」と題して、ふたつ。
「トゥレット症候群治療の概要」
お話をしてくださったのは、「東大病院こころの発達診療部」の金生(かのう)由紀子先生。
「トゥレット症候群の不随意運動と深部脳刺激(DBS)療法」
お話をしてくださったのは、「国立神経精神センター病院 脳神経外科」の大槻泰介先生。
今年の医学講演会は、特に関心が高かったようです。
それは、アメリカでのトゥレット症候群患者に行われた、演目とズバリ同じの脳刺激療法による成功例が、TVで紹介されたばかりだったからでしょう。
それが、あまりにも劇的な改善だったから、余計に。
「深部脳刺激療法」は、パーキンソン病の不随意運動に対して、近年広く行われている脳外科治療で、トゥレット症候群の不随意運動にも有効という報告があったことから、研究対象になったそうです。
アメリカの例は、5人に限って行われた手術例のひとつで、お話を聞く限りでは「大成功の例」らしい。
イタリアで8例、日本では3例、全体でもまだ33例という、とっかかりのところだし、術後に長いスパンで経過を診ていかなければならないので、まだトゥレットに関しては確立したわけではないが、症例のほとんどが少なくとも悪くなっていないということから、近い将来には治療法のひとつとして成りうるものと見守りましょう、ということ。
講演後の質疑応答でも、「DBS療法」への質問が多く、期待感の表れだと感じました。
私も、金生由紀子先生に質問させていただいて、アドバイスをしていただきました。とても参考になってありがたかった。
日本トゥレット協会を運営してくださっているみなさま。
金生先生、大槻先生、他ご出席された先生方。
ありがとうございました。