八時間を掛けて、オバマと習近平は何を話し合って居たんだろう。
何故かマスコミは、その内容を報じようとしない。

そこでタブレットに頼ろうと、チャンネル桜を検索して、一家言を持つ
人々の考えを聞いてみた。

メンバーの中に、黄文雄という台湾を故郷とする人がいて、成る程と
感心したことを書く。

米国という国は、中国と朝鮮半島とに、妙な親近感を持っているらしい。
米国は大国には違いないが、その歴史はといえば、独立戦争に勝利した
のが、1776年と日本の徳川幕府が大政奉還した1867年と、僅かの
90年ばかしの時間差でしか無いのだ。

ましてオバマは、どう見てもアフリカから売られて来た奴隷の子孫であり、
歴史の話題は嫌な筈だ。

中国は代々「皇帝」の血統が変り、中には満州族の金や清のような、漢民族
とは異なる王朝もあった。
最大の面積を統治した元に到っては、蒙古民族である。

つまり現在の「共」とでも名乗るべき共産国家は、建国以来60年ばかしの、
いわば赤ん坊国家である。

歴史認識をと喚く朝鮮の歴史はと、こちらから問えば困惑するだろうと思うが
常にシナ大陸の威勢の下に、統治されていた哀れな国で、北も南も日本の
二次大戦敗戦を期に、それぞれが勝手に独立を宣言した、これまた赤ん坊国家
である。

つまりは、三国が共に長期にわたる植民地の時期を、歴史上に持つ点で共感を
持ちえる。そうか、成る程と感心した。

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