4月下旬に川口順子参院予算委員長が二日の日程で中国を
訪問したが、相手の要人の都合で一日延長して帰国した。

ただそれだけの事で、野党七党が川口委員長の退陣を求めている。
川口氏は自民党の環境部会の長でもあり、中国側の然るべき要人
の都合で一日を伸ばしたことが、そんなに揉める事なんだろうか。

確かに安倍総理は、野党の飛ばす野次にも厳しい。
だからと言って、環境問題で日中間に大きな問題がある現在、
相手の要人と話し合う事の重大性は、いやしくも国会議員である以上は
弁えていて当然かと思うが、野党の引責追及は、日頃の鬱憤晴らしとしか
思えない。

このまま、中国の大気汚染や水質汚染が、日本に流れて来ても支障は
無いとでも言いたいのだろうか。

こんな子どもの喧嘩みたいな事をやっているようでは、参院は本当に
存在自体が問われる時が来ていると、世論が騒ぐのも自然な事と思える。