今ごろ孫正義が青い顔になっているのじゃなかろうか。
シャープ買収で名を売った、台湾の鴻海が、太陽光パネル
分野に、低価格、短期納入を武器に進出する。
福島原発が、野田佳樹の終息宣言とはウラハラに、周辺の
土地で暮らしていた人々の、故郷に帰る日が遠のく一方の
現状では、東電のみならず、各地の原発の再稼動が何時の
ことになるやら、メドがたたない。
勢い自然エネルギーへの依存度が高まると見ての、鴻海の
新出であろう。
改めて菅直人という人間が、どこの国籍を持つ野郎なのかと
思えてくる。孫不正義と手を取り合って喜んだ管が、いやしくも
日本国の総理の坐にあったのだ。民主主義の恐いところだと
言えるのじゃないか。
世界的にLNGがだぶついている。値段も考えずに、数量確保
に狂奔したミンスの、特にカタールからの、高値輸入が国際収支
悪化の、主たる原因である。
今のところ、石炭依存度が高まっているが、鴻海が目を付ける
だけあって、今後太陽光発電量が、家庭用からメガソーラーに
主体が移る先読みをしているのだと解釈する。
日経もチョーニチ(朝日)、毎日と並んで、立派に左翼系の
記者を揃えているが、今朝の春秋子は、何という名の男か?
昨年末の衆院で、野田が安倍さんに、解散を告げた時の事を、
評していわく、「まなじりを決したという風情で、野田が安倍氏に
解散を迫った」とあるが、あの時の野田は、党内で孤立無援の
状況にあり、解散をクチにするしかない所まで追い詰められて
いた。
「野田の迫力に、安倍さんがたじたじとなった」などと、オーバー
な表現で野田をかばっているのが丸見えだが、あの党首討論
を、ボクもTV中継で見ていたから、いきなり野田の方から解散
の言葉が飛び出したことに、一瞬虚をつかれた感はあっても、
決して安倍氏がたじろいだとは思えず、これは春秋子の思い
通りの文章だと断言する。
最後の部分に、景気すなわち期待が、裏目に出たらと、ホンネ
を洩らしているあたりが、サヨクを自ら唱えていることになる。
4ヶ月ぶりお黒字計上だ。早くもと言ってよい。
ミンスが燃料確保に狂奔して、値段に関らず量の確保を優先した
結果だから、半年もすれば落ち着くと見ていた。
2月の貿易統計で、特筆に価いするのは、対中国で落ちた輸出が、
そっくりASEAN向けでカバーされている点だ。
共産党一党支配の、中国には心を許しては、前途が安心できぬ。
13万人の駐在員とその家族が、人質にとられる怖れもある。
ASEAN諸国は、国内の格差も中国ほどヒドくはないし、親日の度合
も遥かに良好だ。日本の特に工場は、中国を脱してASEANに移転
を勧める。
日本の原子力発電が止まったままで、早くも中韓が、日本の技術者
獲得に動いている。技術の流出には、政府としての対策が欲しい。