作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 日経の政治記者はチョーニチの仲間 】

2013-02-10 15:12:18 | 02 華麗な生活

自民党が政権を奪還し、サヨク政党の影が薄くなったが
日経政治欄は、素直に良くなったとは認めようとしない。
大型予算を組んだことで、体質が変わっていないと強調。

日経読者層は、ネット情報とは縁が遠いから、対局が
見えて居ないのであろう。

日本の問題点は、国債の発行残が多大である事ではない。
通貨が循環せずに、銀行に溜まり、企業が内部留保に走り、
個人も消費を手控える。

通貨が循環することで、GDPが上昇する。
通貨の滞留はGDPを低下させる。
麻生内閣から野田の立ち枯れまでに、日本のGDPは
500兆円を割り込んで480兆円まで下がったが、
その事が日本の世界に於ける地位の低下をもたらした事を
多くは知らない。

日本は断じて借金大国ではない。
最近では、米ドルにもユーロにも投資する価値が無くなったから
格付けが下がった筈の日本円建て国債にまで、外人が買いに
来ているが、それでも全体の94%は日本人が買っていて、
外人の保有率は4%でしかないのだ。

これをギリシャの国債の70%が外国の投資だとの事実と比べ
日本が今にも破綻すると騒ぐ輩の頭の中がどうなっているのか
覗いて見たいものだと思う。

日本の国債の100%が円建てであり、94%は日本人が保有する。
この金額を滞留させず流通を促す政策を、サヨク政権は取らずに
遊ばせていた。東北の被災者への賠償も進まなかった。

安倍政策の柱は、国土の強靭化である。
老朽化した国土インフラを総点検して、修理すべきは修理をして
足らざるは、補強を行う。
人は動きやすくなり、物資も動く。

そのための日本円の貯め込みを、活用する政策のどこが悪い。

ダボスで開催された世界賢人会議で、日本は羨望の的になり、
日本の停滞期に大いに稼いだ、ドイツやアメリカから嫉妬の声が
上がったのである。

今の日本の路上を眺めて見たまえ。ドイツ車が目立つじゃないか。
比べて米車は目立たない。販売のノウハウを持たないからだ。

アメリカの嫉妬は、競争能力の無さから来ている。
ドイツの嫉妬心は、一人勝ちの世界に日本が再登場する事への
牽制だと思って間違いはない。

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