作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 石原都知事が中国をシナと呼ぶ 】

2012-09-19 18:38:11 | 02 華麗な生活

東シナ海、南シナ海という呼び名があるし、世界の多くの国では
中国のことを、シーナ、キーナ、チャイナ等と呼び、当の中国も素直に
受け入れている。

他の国が自国を美称で呼ぶのは自由だが、日本では何故か中国と
呼ぶのが当然視されている。

それだけに、石原氏がシナ(支那)と呼んで不思議ではないのだが、
時期が時期だけに、都知事という地位の人が、敢えて相手が嫌がる
呼称を声高に唱えるのは如何なものだろう。

昭和ヒトケタ世代の者としては、支那はシナで違和感は無いのだが、
時節柄、都知事にも発言を抑えて欲しいと思うのは、ボクが臆病な故で
あろうか。

日本が心頼みにするアメリカは、日中間の紛争には中立を保つと名言
している。集団自衛権を否定する政権下では、アメリカにも日本を救う
謂われは無いのだろう。

実際に事を構える事態になれば、政治家が銃を持ち先頭に立つ訳も無い。
徒に刺激的な言辞を弄する愚を避けて欲しいと言いたいのである。

米軍の応援無しに、日本が単独で大国中国と、対当に戦える道理も無い。

ところで、自民党の総裁選だが、町村が急遽検査入院した。
同じ派閥の安倍氏が出馬して、町村派の票をまとめる自信が無くなったから
というのは、うがった見方だろうか。
出馬に当たり、町村はラグビー部所属であった事実を明かし、体力は抜群だと
高年齢(67歳)を否定して見せた。

いまどきの自民党に、派閥や長老・重鎮が居る訳も無いのだが、谷垣を
裏切った石原ジュニアは、長老や重鎮の覚えがメデタイのだとマスコミが騒ぐ。

石原には絶対に総裁選に勝って欲しくはない。

自民党総裁には、決戦投票で安倍・石破の連合が、最終的に勝つ図式が見えた。

どちらにせよ、民主政権には厭き厭きした。野田は早く己の未熟さを悟れ。

丹羽が退く (当然だ。丹羽ごときが大使に任命される事がケッタイな事)
その後任に、宮本元大使が擬せられている。
昨日のテレビで拝見したが、今の日中問題を託す人物としては、彼の存在は
日本の幸いである。兎に角日中は、相互に冷却時間を取らねばならない。

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【 中国艦艇がウヨウヨ 】

2012-09-19 16:31:43 | 02 華麗な生活

これが外交だと、知らねば成らぬのは日本政府の方だろう。

巡視艦を寄越すのは当然。むしろ日本の領海には近づかないように、
工夫しているかに見えて、中国政府の方が遥かに国際外交を心得て
いる。

天気予報に魚釣島まで加わったと聞くが、自国の領土だと宣言する
以上は、気象情報も当然なのである。

かつて東西ドイツが別れていた時期に、ボクはハンブルグに居たが、
天気予報に東ドイツのみならず、ポーランド領に成った地域までが
含まれていて、国土意識はこんな所にも表れるのだと、妙に感心した。

日本は北方領土についての、気象予報を行なっていたかな?

国辱の日が過ぎて、今日はデモの取り締まりも厳しさを取戻した様子。

お互いに喧嘩腰では、話がつくものも駄目になる。

自民党から立候補している林という50代が、言う事が勇まし過ぎる。
現実に中国海軍と実戦を交える、戦力は今の日本には無い。

海保に代われと言うのは、海猿たちが気の毒に過ぎる。

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