作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 織豊時代の二人の池田氏(歴史エッセイ120) 】

2012-08-23 17:19:19 | 05 歴史エッセイ

小学生五年生で、出たばかりの吉川英治の新書太閤記を読んだ
ボクは今様の言葉をもじれば、れっきとした歴児であった。

秀吉が信長の下で出世していく過程で、二人の池田姓の武将が
登場する。

一人は秀吉から見て、前田利家同様に先輩格の池田恒興で、
若いときの名が勝三郎。入道して勝入と号した。
「勝」の字が入る。

もう一人は、摂津の守護池田勝正で、こちらも「勝」に字の人。
子どもの時に、ボクはこの二人を同一人物と間違えていて、
困惑すること暫しであった記憶がある。

前者は信長の乳兄弟で尾張の人。後者は四国の三好氏が京洛を
支配していた時期の摂津守で、後に家臣の荒木村重に下克上されて
滅びる。

勝三郎、後に勝入と号して、ボクを惑乱させた「勝」の字の人は、
信長の死後、秀吉の天下取りに大いに協力するが、徳川との小牧の
睨み合いに飽いて、親族の森長可と相語らい、徳川の本拠岡崎を攻めんと
秀吉に申し入れ、渋々承諾した秀吉が、問題の甥三好秀次を伴う条件で
岡崎奇襲を承諾する。

歴史にイフ・タラは無いというが、この時に池田と森だけで岡崎に直行
していたら、、おそらくこの奇襲作戦は成功したであろう。
因みに森長可は、信長が愛した小姓森蘭丸の長兄である。

池田と森は作戦に成功し、実戦で破れて家康の前に首を曝した。

歴史はイフ・タラを考えてこそ、興味深くなる。
岡崎を落とされていたら、家康は小牧で屍を秀吉の前に曝したであろう

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【 韓国に打撃を与えるには 】

2012-08-23 14:44:03 | 02 華麗な生活

李明博大統領の竹島上陸に端を発した、日韓の紛糾は
従軍慰安婦問題の蒸し返しから、天皇陛下から謝罪の言葉を
とエスカレートしている。

従軍慰安婦なる言葉自体が、戦後朝日新聞の一記者の造語である。
軍の行くところ、売春婦の需要があり、軍に取り入った売春業者が、
軍の後を追って売春婦を伴い営業を行なったことは事実であろう。
そういう時代、すなわち公娼が存在する時代であった。

可哀想な売春婦の多くが、親や親戚の意思で業者に売られた。

本件で日本の政治家が、韓国に謝罪する必要は全く無い。
賠償問題も決着して数十年も経つ。
アメリカの各地に、ソウルに出来たと同じ像が、たくさん出来るらしいが、
それならベトナムに進軍した韓国猛虎師団の兵が行なった現地人への
強姦事件を思い出させる為の像だと、言い触らしたら済むことである。

思い当たる韓国人は黙ってしまうだろう。

戦後日本は、先進諸国の中で最も早く、人工妊娠中絶を合法化した。
理由は宣戦布告も無しに、満州に乱入したソ連兵に乱暴され、心ならずも
妊娠した気の毒な女性を、せめて保護する為であった。

北朝鮮では、ソ連兵よりも多くの朝鮮人が、日本女性を襲ったと言われる。

軍隊が進むところ、地元民の女性が犯される事実は、世界の歴史に明らかで、
ご丁寧にも「従軍慰安婦」を伴った、紳士的な軍隊は日本軍だけである。
その他の場合は例外なく、現地調達という兵たちの個人的な強姦である。

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【 根源的な問題は日本円の不当な円高 】

2012-08-23 11:52:35 | 02 華麗な生活

今朝の日経一面記事は、新興国の通貨安で、企業の収益が圧迫
との見出しで、例としてロシアの於ける日産、インドに於ける第一三共、
ブラジルに於けるホンダ等の為替差損を取上げている。

基本的な問題は、日本円の不当なひとり高値の放置である。
通貨も商品であるとの見方から、多くの金利を生む通貨が高くなる。
預金を置いておくだけで、金利が沢山貰えるとなれば、誰でもその通貨で
預金をしたい。

現在の日本円は、殆どゼロ金利で預金者は報われない。
金利の付かない円が他国通貨に対して、高いということがオカシイ。

ロシアもWTOに加盟して、眠れる大市場に活気がつくと期待されている。
ならば、ロシアの通貨ルーブルは、高く買われるのが自然であろう。

インドもブラジルも、今後発展が期待される市場だ。
ルピーもレアルも、高く買われる時が迫っている。

韓国に7百万ドルも「為替スワップ」協定を結んだところで、日本が得る物はない。
それをやるぐらいなら、ルーブル、ルピー、レアル等に大型投資をした方が良い。

円を売って新興国通貨を買うのだ。円高が是正されて円安傾向が出てくる。

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