イランはイスラム原理主義者が支配している国だから、
自由民主主義で、資本主義国のアメリカと相容れないところが、
あっても仕方がないが、別に周りのイスラム教の国々に悪さを
するわけじゃないし、オバマが何故あんなにイキリ立つのかが
分からない。
アメリカの軍事力は最盛期からよほど落ちているし、
イスラエル贔屓も程ほどにしておいたらと、余計な口出しを
したくなる。
イランは、パーレビ国王の時代には、日本の良い市場であった。
富みのあまりに、国内を走るトラックの全部をベンツ製にしよう
としたが、そこは流石にベンツで、納期を十年ほど待てと超強
気に出た。
品質に自信があるメーカーは、当時のベンツのように、安売り
競争に走るなかれである。今の日本の電気メーカーの凋落も、
安売り屋の跋扈から始まった。そして折角の国益を、あたら
失っている。
野田も人が悪いと、今日の透析時間に国会中継を見ていて
心底田中直紀に同情した。
いくら何でも、あんなに知識が無いのが、防衛大臣にされのは不幸だ。
本人も不幸だし、先ず国民が不幸である。
実際に自衛隊に属して、お国のために頑張っている、人々ほど
不幸な人たちも、まあ滅多に居るもんじゃない。
野党の質問も遠慮が無い。無くて当然なんだが、答弁が子ども
みたいだから、聞いていて気の毒としか思えなくなった。
偶々隣の席に、玄葉外務大臣が坐っていて、質問者に自分に
聞けとの態度を丸出しにしていたのが、ああ、田中は仲間からも
駄目なヤツと思われている事がよく分かって、ますます野田の
人事の拙劣さが身に沁みた。
予算委員長が、見るに見かねてか、渡辺副大臣を指名しようと
するが、田中もオカシナ男で、出来もしない答弁を自らしようと、
席を立って答弁席に向う。
その手には、何枚もの官僚からのメモがある。それを読み
上げて、マチガウのだから、もう阿呆もあそこまで行ったら、
呆れ果てるしかないな。
今の日本は、北朝鮮の他に、中国とロシアという、日本の領土
・領海を狙う狼が取巻いているのだ。そんな大事な時に、寄りに
寄って田中直紀はなかろう。
大阪維新の会の大ホールでのセミナー会場に二千人が集まった。
会を重ねて行くうちに、人数は絞られて行くのだろう。
「みんなの党」と、掲げる政治理念が確かに近い。
渡辺代表は毎週のように橋下氏にエールを送っているという。
確かに民主はもう懲り懲りだし、かといって谷垣の自民ではなあ。
「みんなの党」には新鮮味もある。既存政党に飽き足らぬ政策の
共通項もあるから、連携の道もあるだろう。だけど「ひいきの
引き倒し」って言葉を忘れないでもらいたい。