作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 更に戒名について 】

2011-09-20 17:23:18 | 02 華麗な生活

ところで日本人が死後の名として戒名を付ける風習はいつ
から始まったのだろう。
例えば織田信長に戒名があるか? 
豊臣秀吉にもなかろう。

徳川家康だって生意気に神号を付けはしたが、ありゃ戒名
とは別のモノ。

思うに徳川幕府が島原の乱に懲りて、キリシタンの普及を
怖れ、各人を寺院に
結びつける一手段として、戒名なる
ケッタイナものを付けることを強制したんじゃないか。

全く徳川幕府はロクなことをやらん。ボクはアンチ徳川だから、
こうなると意地でも
戒名なんぞ不要を決め込む。

生前に立派に世に知られた名前がある。
それを、やれ「院」を付けたらナンボ、「居士」はいくら、なんて
冗談じゃないや。



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【 被災地のお墓の哀れ 】

2011-09-20 17:00:42 | 02 華麗な生活

仏教を始めた釈迦は偶像崇拝を禁止し、まして戒名なんて
不思議なものを
付けることなど許さなかったはずである。

阪神大震災の時にも道沿いの寺院に
付属する墓地などで、
多くの墓石が倒れたり、なまじ多くの石を用いて組み立てた
立派な墓がバラバラに散って放置されていたのを見る機会
が多かったが、
土砂ダムの二次決壊が警戒されている
十津川辺りの歴史ありげな村落で、
先祖代々の墓の手入れ
を行なっている村人の姿を見るにつけて、日本に仏教を

持ち込んだ坊主どもの商売のための墓なぞ、本当に必要
なのかと言いたくなる。

特に最近の墓地は、狭い山道を相当な距離を走った先に
あり、それが結構な高値で
販売されている。
大地震でも起きたら、それこそ道路の寸断もあるだろうし、
墓石が
倒れたり散ばったりしても、簡単に現場にも行けない。

好い加減に日本人も死生観を変える時期が来ているの
じゃないか。
狭い山道を長時間走った先の墓石の中なんぞ
に入れられたらたまったものじゃない。

ボクは命が絶えたと分かった瞬間に、魂だけ亡骸から抜け
出して、直ちに戻って来る
つもりでいる。
火葬場で高熱で焼かれるのが御免だから。
亡骸は焼かれても法律もあるし、
それは仕方がない。
魂まで一緒に焼かれることに同意はできない。

ボクが墓石の代わりに用意してあるもの。
それは神社の名前入りの石柱である。
神社の石柱が地震で倒れたまま放置されているのを見た
ことがない。宮司さんがちゃんと面倒を見てくれている。

罰当たりなことを言うと、お値段だって墓地を買うより
はるかに廉い。
すでに地元の住吉と、御影に在る神社に、
それぞれ石柱を立てたから、もう墓地は
要らない。

昨夜から始まったシャックリが止まらず、まるで仕事に
ならない。だからロクでもないことを書いたりするんだ。
先ほどやっと止めたシャックリがまたぞろ出て来おった。

被災地への、いらん多雨をぜひ止めてくれ。


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