四十年を越える長期にわたり、リビヤを独裁してきた
カダフィ大佐の政権が遂に崩落しつつある。
オバマにとってはカダフイは親米政権でもあったから、
さぞ頭の痛いことだろう。
オバマには心外な事であったろうがNATO軍は
反体制派に明確に組し、首都トリポリへの空爆まで
辞さなかった。
見方によっては、軍事面でもアメリカとヨーロッパが
敵対したと取れんこともない。
中東に於ける独裁政権が次々と反体制派によって
潰されていく裏にはイスラエルの存在がある。
そのイスラエルだが、ガザ地区にこもるハマスが、
なかなか全面停戦に応じない。
最終的にはイスラエル国民の全てをアメリカの国土の
どこかに移住させるといった事態までが起きる可能性
すら否定できないんじゃないか。
それにしてもイギリスは他人面がよくも出きるものだ。