日曜日の夜に民主党幹部が六名で口説いたが、菅は
続投に意欲満々で聞く耳を持たぬという。
六名の中で小沢寄りと見られるのは、山梨の日教組のドン、
輿石ぐらいのもの。
岡田幹事長以下、仙石、枝野、安住、玄葉と、先の代表戦
では菅側についた人たち。
鳩山は例の代議士会での発言に一言が足りなかった。
あの場で、菅は自公の不信任案を否決した段階で、若手に
首相の座を譲ると言ったと。そのことの念押しを
やっておけば、菅もこうまで粘る理由も持てなかった。
往生際の悪いこと、おびただしいが、いろんな場面で菅の
横にクビを出している辻本清美を、なんとか始末してくれよ。
どうせ海江田の一存じゃあるまい。例の原子力の大権威、
菅の指令だろう。
福島と浜岡を除く、他の原発のすべてに安全宣言を
行ったが、スイスの調査団は今回の福島の事故は、
想定外といえるものは何もなかったとリポートしている。
確かに外付けのタンクやボイラーなど、付属品はかなり
津波に持って行かれたかも知れぬが、原子炉自体の
損傷は津波とは関係なく、地震の最初の一発で致命傷を
受けたものと思われる。
福井県に原発の全てを頼っている京阪神地域は、この夏
相当に難儀することになりそうである。