観戦記・対抗戦：早稲田-日体大

先日行われた対抗戦・早稲田-日体大の観戦記。

結果は４５－４０で早稲田が勝利。

しかし、後半だけ見ると日体大が優勢だった。

早稲田にとっては負けに近い勝利だったと思います。

試合を見て感じることは一言：「雑」です。

最初の１０分はしっかりスクラムを押して、それを起点としていた。

しかし、スクラムは力任せに押しているだけに変わり

ディフェンスは甘くなり、ブレイクダウンではファイトしていない。

ハンドリングエラーは多発。

こんな内容の試合では勝てるわけがない。

戦力的に厳しい日体大だから勝利できたに過ぎない。

これで帝京と対決する挑戦権は得られないと思います。

王者・帝京に対して失礼な気がします。

シーズンが開幕して、成蹊大を完封、そして筑波大に勝利。

夏合宿で変われたかと思ったけど、このチームは変わっていない。

春のチームと何も変わっていない。

そのもう一つがBチームの連敗です。

Aチームは大幅に若返りをしましたが精神面の幼稚さを感じます。

筑波大との対戦でキックが多いと思っていましたがこの試合も多かった。

エリアを取るキックでは無く、安易なキックが多すぎる。

下級生の多いBKは戻りが遅い。

今年のチームはパワー自体はUPしても早稲田の真髄を受継いでいない。

来週は青学大との試合がありますが大きく変わることは無いでしょう。

その次の帝京大との対戦までの２週間でもう一度、作り直しが必要。

できれば加藤選手と宮里選手が復帰していただきたい。

本当にこの試合は残念な試合となりました。

もう二度と見たくないと思います。