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知恵の文学☆人類6000年の知恵の言葉の伝承 連載中

2012年04月10日 18時31分23秒 | 知恵のことば


マリクロブックス
『たくましく生きる つぶやき』

知恵のつぶやき編

第50回


★3月22日(木)~3月28日(水)
3月22日(木)
 自慢する気持ちが少しも湧き上がらないように。
 助けてくれる人たちに傲慢な態度をとらないように。

 虚栄心を満たしたいという気持ちや、性的な欲望を、別の方向にむけましょう。

 鉛よりも重いもの、その名は何でしょう?

 それは「愚かな者」です。


3月23日(金)
 懇親会の幹事、世話役になったら、はしゃがないようにします。

 客の一人のようにして、みんなの中にいて、細かく気を配って、宴会の席につきます。

 行うべきこと、役割をすべて果たした後で、着席しましょう。

 そうすれば、みんなと同じように陽気に楽しむことができ、後で世話役としての段取りのよさを褒められるでしょう。


3月24日(土)
 最初の人は、完全に知ることはできませんし、最後の人も見つけ出すことのできないことがあります。

 海よりも広い考えや思いがあり、深遠な計画もあるからです。

 その計画にあなたはどんな時でも導かれるでしょう。

 砂漠のような所にいても、食べるものが供給されて、病むことなく心身ともに力が漲《みなぎ》るでしょう。


3月25日(日)
 もしあなたがお腹をすかせて食べ物を必要としている人たちに、それを与えるなら、悩みや苦しみをもつ人たちの願いを満たすなら、ホームレスの世話をするなら、あなたのなかの光が輝きはじめ、あなたの周りの闇、こころの暗がりは、午《ひる》のように明るくなるでしょう。

 こころを覆っていた最も暗い時間が、喜びにあふれた時間に変っていくのです。

 あなたの生活は真昼よりも輝き、憂鬱で陰気だった暮らしが夜明けを迎えるでしょう。


3月26日(月)
 愚か者を褒め称えたりすることは、夏に雪が降ったり、乾期に雨が降ったりすることよりも、道理にかなっていません。
 刈り入れ時に降る雨のように、ふさわしくないのです。

 優れたことば、すばらしい話は、理解力や判断力に欠ける者には、ふさわしくありません。
 支配する力のある人に、嘘をつく唇は似つかわしくありません。

 尊敬される人は偽りを語りませんが、愚かと思われる者の話すことは、何の価値もないのです。


3月27日(火)
 知恵は、分別のない者には、手に負えません。

 真実かどうかを、間違っていないかを、不変のものかを、判断して見分けることのできる賢明なことばは、深遠で奥底が計り知れないため、学ぶのが遅い者には、愚鈍な者には、理解できないのです。

 思慮分別に欠ける愚かな者が、学ぶことを拒む者が、何のために、知恵を買おうと手にお金を持っているのでしょう。


3月28日(水)
 真理、知恵、修養、良識は買い求める価値があります。それを売り渡さないように。

 知的なこころは知識を得ようとし、賢い人の耳は知識を求めます。

 良識のある聡明な人は学ぶことを望みます。

 愚かな者は、無知を友として、満足しています。


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