営業部の「た」です。
“遊び場”という気楽なもんでもないのですが、今回は立山登山の情報を。
富山県民のくせに、今まで立山に登ったことがないという人、意外といるでしょう?
でしょ?
私もその一人でしたが、ついに挑戦してしまいました。
小学校のPTA企画で参加者を募集し、8月2日、40数名での登山となりました。
当日はAM5:30の集合時、どしゃぶりでどうなることかと思いましたが、室堂に着いた頃は小降りになっていました。
(でもさぶかった)
ターミナルの中で雨具を装備。
みんなワシワシとカッパやらウィンドブレーカーを着込む中、リュックにもカバーをかぶせる達人も。
ウチも小5の息子が一緒に行っていたので、彼のリュックにスーパー袋をかぶせて防水してやりました。
寒いけど歩くから汗をかきます。
首にはタオル巻きが必須ですね。
室堂から一の越というところ…そこから左に雄山、右に浄土山という中間地点みたいなところ…まで、ひたすら山道を歩きます。
途中、ところどころ雪渓を渡ることもありました。
一の越からは、いよいよ浄土山を目指します。
岩や石の上を選びながら歩いて登るとき、聞こえるのは自分の「はぁ、はぁ」と息が切れる声だけ。
息苦しさに思わず「ヒッヒッフー」も試してみたり
ようやく「もう少しだぞ~」の声に励まされ、なんとか浄土山を克服
そこで1時間ほどお昼休憩にしようと言いつつ、
「せっかくここまで来たんだから、どう?」
と、隣にそびえる竜王岳を指差すリーダー。
「まあ、30分ほどで行って帰って来れっちゃ」
っていうので、息子も誘い、数人で挑戦してきました。
頂上は、岩が積み上げられていてメッチャ恐かったので、後ろや横は見ないようにしていました。
浄土山の休憩場所(といっても、なにかの観測小屋があるだけで雨除けもない)に戻り、おにぎりを食べていたら寒くて寒くて。
ここでバーナー持参でインスタントラーメンを作っていたのが同行していた小学校の先生!
子供たちが群がっていました。
またPTAのお父さんが味噌汁を配ってくれて、イケメンの息子さんが「父からです」と運んできてくれました
さて、いよいよ下山となりますが、ここで大切なのは、
軍手(手袋)と杖!
杖は持たない人が多いかもしれませんが、スキーのストックでも代用可らしいです(ただ、登山用のほうが縮められるので便利だし危なくないかも)。
軍手は我が家も持っていったのですが、すぐに濡れて冷たくなってしまうので、替えを持っていくか、雨の日は防水の効く手袋がいいかも。
夏でも、手袋がないと岩場を登ったり降りたりしにくく、危ないです。
そういう私は、軍手の替えがなく素手でいたところ、同じ班だった校長先生が見かねて貸してくださいました。うぅ、感謝感激です。
そして杖も、下山途中でへばっていたら、これまた同じ班の方が慣れていらして、
「あるとないとでは違いますよ」
と、貸してくださったのですが、
ほんとに、全然ちが~う!
体重を掛けられるモノがあるというのはこんなに楽なのかと思いました。
こんな岩場を、ひたすら降り続けていくのです。
途中で(ちょうどこの写真のあたり)、
「そういえば数日前に滑落して亡くなったの、このへんらしいよぉ」
などという恐怖のモチベーション?によって、慎重に慎重に、ゆっくりゆっくりと歩を進めていったのでした。
下りきって、最後の人が下りてくるまで待っている間に撮ったのがこれ
↓ 人間って小さいよね…
(帰ってきてからも階段を下りるたびに蘇る、下りの岩場の感触…)
尾根や草原での移動時には、こんな和やかな光景も。
なんと雷鳥に会えただけでなく、ヒナ鳥が一緒にいたんです!
2度も雷鳥の親子を見かけることができました。
本物の雷鳥、はじめて見ましたぞ~!かわいかった!
途中で体調の悪くなった子供もいましたが、なんとか全員無事に帰ってこられてよかったなぁと思います。
ちょっとの油断で命を落とすこともあるというのはホントに実感しました。
室堂のターミナルに戻り、玉殿の湧き水に群がる子供たち。
ペットボトルに水を詰めまくっていました。
後ろにそびえるのが、さきほど登ってきた浄土山です。
あの頂上まで行ってきたなんて信じられない…
観光客の方もたくさんいらしていました。
ここまでなら普段着でも平気です。みくりが池散策などが楽しめます。
登山は、しっかりした案内人のもと、準備もきちんとしていけば、こんなに爽快な気分を味わえるものはないと思います。
自分との戦いでありながら、仲間との励まし合いが実にシンプルに心に響くものですね。
チームワークの醸成にはもっていこいかも。
ちなみに、息子は一番高い「雄山」に登ったつもりになっていたらしく、実は隣の山だったと知ってショックがっていました。
アホやなぁ~(笑)
来年また挑戦しようね!!
“遊び場”という気楽なもんでもないのですが、今回は立山登山の情報を。
富山県民のくせに、今まで立山に登ったことがないという人、意外といるでしょう?
でしょ?
私もその一人でしたが、ついに挑戦してしまいました。
小学校のPTA企画で参加者を募集し、8月2日、40数名での登山となりました。
当日はAM5:30の集合時、どしゃぶりでどうなることかと思いましたが、室堂に着いた頃は小降りになっていました。
(でもさぶかった)
ターミナルの中で雨具を装備。
みんなワシワシとカッパやらウィンドブレーカーを着込む中、リュックにもカバーをかぶせる達人も。
ウチも小5の息子が一緒に行っていたので、彼のリュックにスーパー袋をかぶせて防水してやりました。
寒いけど歩くから汗をかきます。
首にはタオル巻きが必須ですね。
室堂から一の越というところ…そこから左に雄山、右に浄土山という中間地点みたいなところ…まで、ひたすら山道を歩きます。
途中、ところどころ雪渓を渡ることもありました。
一の越からは、いよいよ浄土山を目指します。
岩や石の上を選びながら歩いて登るとき、聞こえるのは自分の「はぁ、はぁ」と息が切れる声だけ。
息苦しさに思わず「ヒッヒッフー」も試してみたり
ようやく「もう少しだぞ~」の声に励まされ、なんとか浄土山を克服
そこで1時間ほどお昼休憩にしようと言いつつ、
「せっかくここまで来たんだから、どう?」
と、隣にそびえる竜王岳を指差すリーダー。
「まあ、30分ほどで行って帰って来れっちゃ」
っていうので、息子も誘い、数人で挑戦してきました。
頂上は、岩が積み上げられていてメッチャ恐かったので、後ろや横は見ないようにしていました。
浄土山の休憩場所(といっても、なにかの観測小屋があるだけで雨除けもない)に戻り、おにぎりを食べていたら寒くて寒くて。
ここでバーナー持参でインスタントラーメンを作っていたのが同行していた小学校の先生!
子供たちが群がっていました。
またPTAのお父さんが味噌汁を配ってくれて、イケメンの息子さんが「父からです」と運んできてくれました
さて、いよいよ下山となりますが、ここで大切なのは、
軍手(手袋)と杖!
杖は持たない人が多いかもしれませんが、スキーのストックでも代用可らしいです(ただ、登山用のほうが縮められるので便利だし危なくないかも)。
軍手は我が家も持っていったのですが、すぐに濡れて冷たくなってしまうので、替えを持っていくか、雨の日は防水の効く手袋がいいかも。
夏でも、手袋がないと岩場を登ったり降りたりしにくく、危ないです。
そういう私は、軍手の替えがなく素手でいたところ、同じ班だった校長先生が見かねて貸してくださいました。うぅ、感謝感激です。
そして杖も、下山途中でへばっていたら、これまた同じ班の方が慣れていらして、
「あるとないとでは違いますよ」
と、貸してくださったのですが、
ほんとに、全然ちが~う!
体重を掛けられるモノがあるというのはこんなに楽なのかと思いました。
こんな岩場を、ひたすら降り続けていくのです。
途中で(ちょうどこの写真のあたり)、
「そういえば数日前に滑落して亡くなったの、このへんらしいよぉ」
などという恐怖のモチベーション?によって、慎重に慎重に、ゆっくりゆっくりと歩を進めていったのでした。
下りきって、最後の人が下りてくるまで待っている間に撮ったのがこれ
↓ 人間って小さいよね…
(帰ってきてからも階段を下りるたびに蘇る、下りの岩場の感触…)
尾根や草原での移動時には、こんな和やかな光景も。
なんと雷鳥に会えただけでなく、ヒナ鳥が一緒にいたんです!
2度も雷鳥の親子を見かけることができました。
本物の雷鳥、はじめて見ましたぞ~!かわいかった!
途中で体調の悪くなった子供もいましたが、なんとか全員無事に帰ってこられてよかったなぁと思います。
ちょっとの油断で命を落とすこともあるというのはホントに実感しました。
室堂のターミナルに戻り、玉殿の湧き水に群がる子供たち。
ペットボトルに水を詰めまくっていました。
後ろにそびえるのが、さきほど登ってきた浄土山です。
あの頂上まで行ってきたなんて信じられない…
観光客の方もたくさんいらしていました。
ここまでなら普段着でも平気です。みくりが池散策などが楽しめます。
登山は、しっかりした案内人のもと、準備もきちんとしていけば、こんなに爽快な気分を味わえるものはないと思います。
自分との戦いでありながら、仲間との励まし合いが実にシンプルに心に響くものですね。
チームワークの醸成にはもっていこいかも。
ちなみに、息子は一番高い「雄山」に登ったつもりになっていたらしく、実は隣の山だったと知ってショックがっていました。
アホやなぁ~(笑)
来年また挑戦しようね!!