HITO-OMOI(ひとおもい)

ひとを、ひととき、ひとへに想ふ短歌がメインのブログです。作歌歴約二十年、かつては相聞(恋歌)、現在は専ら雜詠です。

君の瞳の謎を 今年は解いてみせる

2017-08-29 00:00:00 | 短歌





汝が行かんヴァージンロードに咲く花も光求めてうなづくとかや(新作)






・・これは駄作。推敲しても決まらない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

避暑地の恋には明日がないって 信じたくないそんな伝説

2017-08-26 00:00:00 | 短歌






雪国に長らく住めば明日から昼が縮まん夏至ぞ寂しき(新作)









この唄どおり、この土地に長らく棲息したので、関西人でありながらかくも立派なペシミストになりさがった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

君の瞳は、いまでも、あの頃を、うつすよ。

2017-08-23 12:27:54 | 短歌







心臓に一番近い骨の場所気づかせちまう君の歌声(新作)








何気なく太田裕美シングルタイトルを逆クロニクルに並べていたら、何たる巡り合わせかBSNHKで名盤ドキュメント「心が風邪をひいた日」をこれまた、たまさか再放送で見る。

コメントはただひとつ。太田裕美を聞き続けてきてとてもとても幸せだ。

写真は、2000年出版の「太田裕美白書」の販促チラシ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スポーツ短歌5

2017-08-20 18:59:41 | 短歌


取組を了へて目を伏せがちにして立つ北天佑ただ美しき


八日目の切符を持てど七日目に引退せしはいとど悔しき


川と名付く四股名いよいよ少なしか蔵前国技館跡形もなし


こんなことなんになるのと思ふたびミヅノの硬球日に日に重し


浅瀬川に力水をば付けたるは大竜川を下しし長谷川


ねんごろに蛇の目の砂を掃き浄むる呼出重夫の背中(せな)のひらかな


見逃しの三振とれば相棒がぐぐつとさし出す勝利球かな


倒れこみ頬擦(こす)りたるベースラインより白き歯を生(お)ふ修造かな


たおやかな弧を描く貴女(きみ)の身体よりファーストサーブよ放たるるべし


新しきスパイクを履く晩き春ラインに懸かる花びらもどかし


百分の二秒で破れし友を見つ四分過ぎたる麺を食らひぬ


渾身の柵越え放つイチローはかくして普通名詞になるかも


フェンスなき学童野球スタジアム昼顔越ゆるが本塁打なり


何かしら秘伝書かれたる巻物のごとく日本はバトンを継ぎぬ






(再開から29年上半期まで)平尾誠二へのオマージュの歌はこんな形でまとめたくないので載せていない。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

君は近視まなざしを読みとれない

2017-08-19 00:00:00 | 短歌







不死鳥とふ花火が夜空を翔けゆけばまばゆき羽根ぞはらはらと舞ふ(新作)






京都人の密かな愉しみ・オムニバスドラマ極私的ベスト3


第一位「桐たんすの恋文」
体の芯が太くなっていく若者を林遣都が演じる。東京の女(を演じる関西人)の谷村美月もでしゃばりすぎない。弁護士になって京都に帰ってきた谷村という設定の後日譚を見たくなる。
















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相手が誰でも 好きだと言えるの?

2017-08-16 00:00:00 | 短歌





鎮魂の花火は一途に昇りつめやがてわれらを覆ひつくせり(新作)






京都人の密かな愉しみ・オムニバスドラマ極私的ベスト3


第二位「私の大黒さん」
もう中村ゆりの演技に尽きる。川崎亜沙美とのかけあいシーンも含めて。何度見ても非現住の関西人男性の「心の性感帯」をいたく刺激する。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

君はなぜ男に生まれてこなかったのか 3670首目

2017-08-13 00:00:00 | 短歌


  


リタイアの勇気持たざれど最下位の拍手賜るハーフマラソン(新作)








京都人の密かな愉しみ・オムニバスドラマ極私的ベスト3

第三位「木屋町珈琲夢譚」
「えっちゃん」の戸田菜穂の抑制の効いた演技もよかった。しかしそれ以上に(関西人がひとりもいなかったが)イノダコーヒーがモチーフの点とラストの柄本明の笑顔は見事だった。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とかくこの世は 朗らかに その3

2017-08-10 00:00:00 | 短歌



背水の陣のシーズン名鑑の選手等きりり微笑みを措く(新作)








「京都人の密かな愉しみ・桜散る編」をようやく見る。まともに関西弁を使える役者がひとりもいないキャスティングにがっかり。(個人的には水川あさみをこの番組のどこかで見たかったが・・。)本編はこのおわりかたでも仕方ないけど、、。
















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とかくこの世は 朗らかに その2

2017-08-07 00:00:00 | 短歌




この欅から五番街グッド・ナイトやはり今宵も告げらるるかも(新作)







ほとんど全てのレコードを処分したのは12年前。このブログで「生きて行くうえで必要かも知れない・・・レコードというもの」を書いたとおりだ。

しかし過日買ったスイングジャーナルに、たった一枚だけ手元に残したジャズのCDであるキース・ジャレットの「マイ・ソング」が新作ディスクレビューとして載っているではないか、、なんという偶然だろう。














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とかくこの世は 朗らかに その1

2017-08-04 00:00:00 | 短歌






複製のディスクで見れば銃を抜くフォンダの顔はややひきつりぬ(新作)











東六の親父がいた時代からファンである。子供にいじられるのを見て「父親て、大変なんやなぁ」と思ってた。セツオも入れ替わりで入らはった時分はおもろなかったなぁ。


ワッハ上方は展示室がなくなったんやろか、、?



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明るく唄って Night and Day  その3

2017-08-01 00:00:00 | 短歌







緑田に畔は曲がりて汗をかく人こそ瑞穂を伝へゆくとよ(新作)












つい先日まで、♪明るく唄って 泣いて笑い♪だと、思っていた。関西人として情けない話である。    


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする