「点々と置かるる街路樹鳥たちも安らぎ歩道は白斑(しろまだら)かな(新作)」
鳥たちの落とし物、、
不尽
「承認を為せば彼奴(あいつ)が共通の友となるらん逡巡したり(新作)」
、、フェイスブック。チータの歌のように、『友達の友達はまた友達』、にすらなりたくない奴が居る。（笑）
チータ、、水前寺清子です。念のため。（汗）
不尽
「わがままと思ふほかなき崩し字の短冊橋よりはらり捨てにき(新作)」
草書体をわがままと呼ぶ偏屈さ、、（汗）。
不尽
「お互ひに要なき人と思ひなしつつがなく終ふ時候の挨拶(新作)」
サクサク、行きましょう。（笑）
不尽
「来るはずのなきひとひとり改札口終着駅のとなりのとなり(新作)」
どんどん削って行って立派に？寂しい歌になった。
不尽
「本年も名簿すらなき名鑑に応援の気運上がり難しも(新作)」
二部落ちしても、「昨シーズン２位」までなら写真抜きの名簿だけは載るんだけどねぇ、、。
不尽
「Don't Say Good-bye二度目は強がりになるはず然れど英明の息(新作)」
(德永英明4thシングル「輝きながら… 」 より)
1987年、この曲で德永のファンになった。
あの時、英語で言えばよかったかなぁ、、。
不尽
「タワマンの影に憩ひつ次の影探す灼熱メガロボリスよ(新作)」
「厳しい」より、「危険な」暑さという表現は、当たってると思う。
不尽
「なまくらなる熱波となりぬビル風に煽られ目指す貴殿の御住居(おすまい)(新作)」
地下道に潜りたいが、、住所がわからなくなる、（汗）
不尽
「解答を求めんとして見上ぐれど糸口すらなし真青なる空(新作)」
一点曇りなきことの陷阱。
不尽
「闇に見る針の鋏角拡がりて体温奪ひあひたるひととき(新作)」
あぁ、寝苦しい、、、。
不尽
「住む人も行き交う人も多くしてコメ不足とや信じがたしも(新作)」
同情も、況や批判もしないけど、日本も広いなぁ、という感想。
不尽
「常套句決まり文句に定型句使ひこなせし男(をのこ)の出世(新作)」
組織の遊泳術、因みに私は金づちなので、海もプールも嫌いである。
不尽
(元町公園からの眺め)
箱舘戦争の゙足跡をいくつか辿る旅。
③函館
「侍の命尽きぬるも函館の顔役なるぞ榎本武揚(新作)」
(五稜郭跡、箱舘奉行所、五稜郭タワー)
「関門は亀田と箱館土方の生死(しょうじ)も分かちし一本木とぞ(新作)」
(一本木関門跡、函館市若松町)
(土方歳三最期之地碑)
「幕末の技術官僚(テクノクラート)三郎助覚悟の最期いといと惜しや(新作)」
(千代ケ岱陣屋跡)
(中島三郎助父子最後之地碑、函館市中島町)
「碧玉となりし御霊をはばかりて弔ふ碑(いしぶみ)されど高々(新作)」
(碧血碑、函館市谷地頭町)
(明治辰己実有此事
立石山上以表厥志)
「寺町の坂を息つき登りけり傷心惨目(しょうしんざんもく)の碑を拝まんとして(新作)」
(高龍寺、函館市船見町)
(傷心惨目碑)
「函館の山はひとつの闇となり街の灯りのあたたかきかな(新作)」
「函館の坂は港とともにあり撮るも下るも上りしのちぞ(新作)」
(旧函館区公会堂)
(バルコニーから)
(基坂)
戊辰戦争の終局としての箱館戦争を辿ってみたが、道南のさいごの武士たちの様々な生き様は興味が尽きない。再訪できれば、いいなぁ。
(060626-28)
(おわり)
(開陽丸)
箱舘戦争の゙足跡をいくつか辿る旅。
②江差
「松前や江差に向かふ鉄路なきキハの役目はながまれとかや(新作)」
ながまれ(道南の方言)＝のんびりして
「バスで行かん江差松前消え失せしレールのルートをスマホで追ひつ(新作)」
「人と船山の国より追分を伝へ運びて蝦夷地に至りぬ(新作)」
(江差追分会館)
(江差山車会館)
「鰊漁守護せし姥神大神宮江差湊を見下ろし御座す(新作)」
(姥神大神宮)
「新たなる国興さんと蝦夷地をば榎本海軍ひた目指したり(新作)」
(軍議中の榎本武揚(右端))
「座礁せし開陽まじまじ土方は涙零しつ拳振るひぬ(新作)」
(旧檜山爾志郡役所)
(バルコニーから)
(土方歳三嘆きの松)
(060626-28)
(つづく)
