これこそスペクタクル！！

バルサ、美しきサッカーで圧勝！！！
ＦＣバルセロナがついにクラブＷ杯に登場してきました。
自分もここ最近仕事が忙しいのですが、今日は７時前に家に帰り、テレビ観戦しました。（本当は現地で観に行きたかったのですが…）

テレビで観戦した感想は…、
あまりの美しいサッカーにため息が出ましたよ。
今日の横浜は雨が降っていて、テレビでも明らかに雨粒が確認できました。ピッチは水分が十分に吸い込んでいて、バルサが最も得意とする「つなぐ」サッカーなんてとても望めないコンディションでした。
それでもバルサは圧倒的なポゼッションサッカーを展開し、ダイレクトパスを何度も通すことか！特に１点目なんて、見ていて「こんなにサッカーって簡単にできるのか」とあまりのレベルの高さに唖然とし（パスもそうですが、グジョンセンのシュートだって難しい）、試合中はまるでテレビゲームをみているような錯覚に陥りそうになりました。

テレビでは、「ロナウジーニョとデコがバルサでは換えの効かない選手」と言っていましたが、それは間違っていないでしょうね。
サッカーに興味のない人でもロナウジーニョは知っていますし、その「曲芸」とも言えるプレーは今日も出ました。（特に後半ロスタイムのクロスバーに当たったシュートは最高！）そして、デコは（地味だけど）攻撃の起点になっていますし、４点目の目の覚めるミドルシュートは思わず「スゲェー！」と声を上げてしまいましたよ。自分はバルサの中でもデコとエトーが好きなんで、エトーはケガで残念ですが、デコの活躍を見られて、とっても満足です。

相手は北中米王者であり、サッカーが盛んなメキシコのクラブアメリカ。クラウディオ・ロペスだっているし（それには驚きました）、ブランコ、クレバスと北中南米の代表クラスが数多くいる、おそらく、浦和ですら（現時点では）歯が立たない強豪クラブでしょう。
そんなチームを完全に一蹴し、しかもおそらく５０％の出来で「圧勝」してしまったバルサ。このチームの１００％の出来はどうなってしまうのでしょうかね…？
ファイナルも普通に勝つと思いますが、ただこのチームは取りこぼしも多いチームなので、そういう点では油断は出来ませんけどね…。しかし、「美しく勝つ」「１-０で勝つならば、２-３で敗れた方がマシ」というメンタリティを貫くバルサは、だからこそ世界中の多くのファンがいるわけですし、阪神タイガースに共通している部分もあると思います。
自分がバルサに惹かれる部分はそこですね。