追手門学院大学心理学部心理学科 某教員のつぶやき

大阪にある追大心理学科の日常を某教員が綴ります。

ザックジャパンがアジア・チャンピオンに!!

2011-01-30 17:54:20 | Weblog
 いやはや、サッカー日本代表、やってくれましたねえ。まずは日刊スポーツの記事を引用させていただきます。

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<アジア杯:日本1-0オーストラリア>◇29日◇決勝◇カタール

 李の決勝弾でザックジャパンがアジアの頂点に立った。日本(FIFAランク29位)はカリファ競技場で行われた決勝でオーストラリア(同26位)と対戦。0-0のまま突入した延長戦の末、勝利した。延長後半4分に途中出場のFW李忠成(25=広島)がDF長友佑都(24)の左からのクロスを左足ボレーでたたき込み、値千金の決勝ゴールを奪った。準々決勝、準決勝に続く控え組の大活躍で、日本が2大会ぶり、史上最多となる4度目のアジア制覇を成し遂げた。

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 ワールドカップ以来の、エースで本大会MVPの本田圭佑選手、驚異的なスタミナで守備と攻撃の両方に貢献した長友佑都選手、ゴールへ向けて積極的にプレーし続けた岡崎慎司選手、準決勝と決勝でファインセーブを連発した川島永嗣選手に加えて、ドイツで才能を開花させた新星・香川真司選手や前田遼一選手、吉田麻也選手、岩政大樹選手、今野泰幸選手といった新しくチームに加わった選手たちが融合し、見事に結果を出してくれました。

 就任5カ月目の、日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督の采配も光っていましたねえ。準々決勝カタール戦で出場停止のDF内田選手の代役DF伊野波選手が決勝点、準決勝韓国戦でも途中出場のMF細貝選手がゴールを奪い、決勝オーストラリア戦では李忠成選手が延長後半でボレーシュートを決めるなど、途中交代で起用した選手が次々と活躍し、その采配を的中させました。ザッケローニ監督就任以来、日本代表が無敗ということもありますが、それよりもザッケローニ監督のまじめさ誠実さ、選手の特徴を的確に見極めるプロの監督としての眼力、短期間で選手と信頼関係を結べる人心掌握術と当然ながらのサッカー戦術など、感心させられることしきりでした。いい監督と契約できてよかったですよね。ぜひ、2014年ワールドカップ・ブラジル大会まで指揮していただいて、さらにサッカー日本代表を強く成長させていただきたいです。

 2006年ワールドカップ・ドイツ大会当時のサッカー日本代表が歴代代表チームの中で最強であり、これ以上のチームはなかなかできないなんて論調が一部にありました。中田英寿選手、中村俊輔選手、小野選手、稲本選手でスター選手で構成される中盤は大いに期待させるものがありましたが、結局グループリーグ敗退に終わり、中田英寿選手の現役引退もあり、サッカー日本代表の斜陽を感じさせられるような、失望感が蔓延していました。私もその一人で、サッカー日本代表は応援しつつも、もう強いサッカー日本代表は現れないのではないかという諦めが私の心を支配してきたここ数年でした。しかし、2010年のワールドカップ・南アフリカ大会と今回のアジア杯を見て、2006年のサッカー日本代表を超える新生サッカー日本代表が誕生する確信と期待が湧いてきました。現在の本田圭佑選手、香川真司選手、長谷部誠選手、遠藤保仁選手(ちなみに本学が提携しているガンバ大阪の中心選手ですね)そして松井大輔選手で構成される中盤は、中田英寿選手、中村俊輔選手、小野選手、稲本選手に十分に匹敵するし、彼らを
超える可能性も十分秘めていると思いますよ。

 今回のアジア杯優勝で、2013年ブラジル・コンフェデレーションズカップに、日本は「AFC代表」として出場する権利を得ましたし、今年の9月には早くもW杯ブラジル大会アジア3次予選が開始します。これほど、サッカー日本代表の試合が楽しみなのは久し振りです。次もいい結果となりますよう、各選手のさらなるレベルアップとけがをした香川選手の1日も早い回復を祈っています。

 興奮しすぎて、文章が長くなりました。



祝ブログ開設4周年

2011-01-12 13:16:07 | Weblog
 本日をもって、本ブログを開設してから4年目に入ります。いやはや、月日が流れるのが早いですねえ。

 ミクシ-やフェイスブックなどのSNS、そしてTwitterの登場など、昨今ではインターネットにおいて新興のソーシャルメディアが台頭して主役になりつつある中、ブログですら旧メディア扱いされそうであり、時の移り変わり、最新技術の変化の速さを感じざるをえません。まさしく「諸行無常」ですねえ。もうブログは時代遅れのメディアになるのでしょうか?

 私は、答えは「まだ否」だと思っています。会員制のある程度閉鎖されたSNS、短文で瞬時に不特定多数の人々で交流がとれるTwitter、それぞれ特色が異なり、役割が異なるので、今後はネット上で使い分けられるのではないでしょうか。もちろん、ブログにも特色があり、不特定多数の人々に対して、Twitterほど即時的に多数の人々と交流できないものの、Twitterに比べて長い文章が投稿可能なので、努力をすればそれなりに中身の濃い、深いメッセージを発信することができます。実際、考えさせられる興味深い内容のブログがたくさんあります(まあ、新聞や雑誌、他人のブログをただコピペしただけのものや、画像を張り付けただけのよくわからないブログも多数ありますが・・・)。

 本ブログは最近かなり更新頻度が低くなっておりますが、開設4周年を機に気持ちを新たにして、追手門学院大学心理学科の教育や日常、大学における心理学教育について、中身の濃い、ディープなメッセージを発信していきたいと考えております。おそらく、更新頻度を上げることはなかなか難しいか思いますが、その分、中身を充実させたブログを今後も更新していくつもりですので、どうか見捨てずに、長くご愛読いたたければ幸いです。



もう2011年ですね

2011-01-09 18:16:37 | Weblog

 昨年の11月に更新して以来、ずっと更新できず、ついには年を越して2011年なってしまいました。

ご愛読いただいてる方々には、申し訳ございませんとしかいいようがありません。とにかく仕事が重なり、

特に、卒業論文の指導に忙殺されまして、ブログにまで手がまわりませんでした。

 

 ところで、いよいよ一般入試の受験申し込みの時期になりましたので、大学における心理関連学科の

受験選択や教育内容に関する私の考えを次のリンクに張りましたので、参考にしていただければ幸い

です。簡潔に、ポイントだけ今の述べるとするならば、受験生や高校生が想像してるよりもはるかに大き

く、心理関連学科の教育内容は大学ごとで大きく異なります。したがって、どのような心理学を学びたい

か、そして、その学びたい心理学をその大学で学べるか否かをよく考えたほうがいいですよ、偏差値や

大学名のブランドだけで受験先を選ぶと、後で必ず後悔しますよ、ということですね。

2011年度推薦入試A日程の願書受付期間です

大学の心理学科や本学について考えたこと