追手門学院大学心理学部心理学科 某教員のつぶやき

大阪にある追大心理学科の日常を某教員が綴ります。

なでしこジャパン世界一!!!

2011-07-19 15:13:38 | Weblog
ひさしぶりに心の底から感動できるシーンを見せてもらいました。
こんなにも早く、日本のサッカーチームがワールドカップを掲げる日が来るなんて、夢のようです。


------------------------------------------------------------------------------------------------
沢、世界一!5度目ついに頂点/女子W杯
サンケイスポーツ 7月19日(火)7時51分配信

 サッカー女子ワールドカップ・ドイツ大会決勝(17日=日本時間18日、フランクフルト)やった! 金メダルだ! サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」(FIFAランク4位)が米国(同1位)との決勝で、2-2でもつれ込んだPK戦を3-1で制し、初優勝した。国際サッカー連盟(FIFA)主催大会での日本の優勝は、男女を通じて初の快挙。主将のMF沢穂希(ほまれ、32)=INAC=が同点弾を決めるなど大会5得点を挙げ、得点王&最優秀選手(ゴールデンボール賞)のW栄冠にも輝いた。
-------------------------------------------------------------------------------------------------

まず単純に、開催国の強豪ドイツ、強豪スウェーデン、FIFAランク1位のアメリカを破ったということが
信じられないほどの快挙です。私はサッカー日本女子代表がグループリーグを突破した段階でよくがんばった、
正直ドイツには勝てないだろうな、思っておりました。自らの不明を恥じいるばかりです。とにかく、あっぱれ
なでしこジャパン世界一!!!

ただ、それだけでなく、日本ではプロのJリーグが定着して、トップの男子日本代表選手に関しては待遇や経済的
に恵まれていることに比べて、そもそもサッカー日本女子代表にはプロ選手が数えるほどしかいなく、ほとんどの
選手は一般企業やアルバイトで生計を立てながら、今回の快挙を成し遂げたことです。彼女たちの双肩には、彼女
たち自身の夢や希望だけでなく、日本女子サッカー全体をワールドカップを通じて盛り上げる・メジャーにすると
いう使命感を背負っていたことに感服しますね。高い目標を設定し、数々の苦難を不屈の精神力で、毎日の努力の
積み重ねで夢を夢で終わらせてしまうことなく実現してしまう、うちの学生たちにも是非見習ってほしいですねえ。

快挙を成し遂げたなでしこジャパンの選手・監督・スタッフの皆様には心身ともに休んでいただきたいとも思うの
ですが、もう今年の9月にはロンドン五輪へのサッカー女子アジア予選が開催されます。せっかくの今回の快挙で
かつてないほど女子サッカーが盛り上がったのですから、これを一過性のブームに終わらせないためにも、ロンド
ン五輪でのなでしこジャパンの活躍を心から祈っています。そして、いつか男子チームのワールドカップ優勝の
シーンを見てみたいものです。

いやはや、オープンキャンパスで働いた後、2・3時間ほどの仮眠だけで、試合開始から最後まで決勝戦のテレビ
中継を見たのですが、ほんと睡眠時間を削ってでもみた甲斐のある、素晴らしい試合でした。ただ、日本が勝った
というだけでなく、アメリカ女子サッカーの強さもまざまざと見せつけられて、世界一を決める試合にふさわしい、
見ごたえのある試合でした。開催国ドイツの観客の態度や雰囲気作りもよかった。あらゆる意味であんな好ゲーム
は一生のうち何度も見れるものではないでしょうねえ。ほんとに生中継で見てよかったよかった。

ちなみに、忙しくてオープンキャンパスの告知ができなかったのですが、6月7月共に心理学科にはたくさんの来場者
の方に来ていただき、盛況でした。8月9月にもオープンキャンパスにも、多くの高校生・受験生のみなさんの来学を
心待ちにしております。




サンフランシスコからこんにちは

2011-06-08 12:32:52 | Weblog
みなさま、ごぶさたです。
実は今、私は明日の神経科学系の学会に参加するため、アメリカの
サンフランシスコに来ています。現地は、時差の関係で、日本から
一日遅れ七日の午後八時半なのですが、まだ外は明るいです。よう
やく暗くなりつつあり、六月の割に肌寒く、気候の面からも日本と
の違いを実感しています。この学会の準備と日常業務追われてまい、
ブログの更新が遅れに遅れてしまいました。

今日はサンフランシスコをブラブラ歩いただけでしたが、さすがに
人種のるつぼといいましょうか、ヨーロッパ系、アフリカ系、中東
とインド、そしてアジアと、さまざま方々とすれ違いました。やは
り、アメリカに来たなあ、と思います。街中に突如として現れる
超急斜面の坂は、ガイドブックからの想像を大きく超えていて、坂道
のそばにそびえたつ高層ビルとともに、景色に圧倒されました。
街並みもきれいで、日本の百円ショップの支店なんかもあり、買い物
も便利でいい街だと思いました。ただ、サンフランシスコのある
カリフォルニア州はタバコの喫煙を厳しく規制していると聞いてた
割に、けっこう歩きタバコをしている人を見かけて、タバコ嫌いな
私としては、少し残念でしたねえ。

さあ、明日は朝から学会てすので、これまでとします。
学会の様子なども、できる限り報告したいと思います。
 

復興へ向けて願いを込めた「さくら」

2011-04-24 19:01:16 | Weblog
また随分更新できないまま、月日が流れていきました。
そして、その間、3月に東北地方で大地震による未曾有の災害が発生しました。
このたびの東北地方太平洋沖地震により被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
あまりにも大きな被害のため、微力な私が復興のために何ができるのか、呆然と思い悩む
日々ですが、少しでも被災された皆様の支えとなりますよう、できるかぎりのことをしたい
と考えています。本学の学生も、ボランティアで募金活動をおこなっているようです。
安易に、がんばってください、などととてもいえませんが、必ず東北は復興するという希望
は持ち続けていただきたいですね。

写真は、今年の本学の正門からの並木道にさくらが咲き誇る様子を撮影したものです。
被災された東北地方の方々もこころからさくらを愛でられる日が早く戻ってこられる
よう願いを込めて、掲載させていただきます。




ザックジャパンがアジア・チャンピオンに!!

2011-01-30 17:54:20 | Weblog
 いやはや、サッカー日本代表、やってくれましたねえ。まずは日刊スポーツの記事を引用させていただきます。

----------------------------------------------------------

<アジア杯:日本1-0オーストラリア>◇29日◇決勝◇カタール

 李の決勝弾でザックジャパンがアジアの頂点に立った。日本(FIFAランク29位)はカリファ競技場で行われた決勝でオーストラリア(同26位)と対戦。0-0のまま突入した延長戦の末、勝利した。延長後半4分に途中出場のFW李忠成(25=広島)がDF長友佑都(24)の左からのクロスを左足ボレーでたたき込み、値千金の決勝ゴールを奪った。準々決勝、準決勝に続く控え組の大活躍で、日本が2大会ぶり、史上最多となる4度目のアジア制覇を成し遂げた。

----------------------------------------------------------

 ワールドカップ以来の、エースで本大会MVPの本田圭佑選手、驚異的なスタミナで守備と攻撃の両方に貢献した長友佑都選手、ゴールへ向けて積極的にプレーし続けた岡崎慎司選手、準決勝と決勝でファインセーブを連発した川島永嗣選手に加えて、ドイツで才能を開花させた新星・香川真司選手や前田遼一選手、吉田麻也選手、岩政大樹選手、今野泰幸選手といった新しくチームに加わった選手たちが融合し、見事に結果を出してくれました。

 就任5カ月目の、日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督の采配も光っていましたねえ。準々決勝カタール戦で出場停止のDF内田選手の代役DF伊野波選手が決勝点、準決勝韓国戦でも途中出場のMF細貝選手がゴールを奪い、決勝オーストラリア戦では李忠成選手が延長後半でボレーシュートを決めるなど、途中交代で起用した選手が次々と活躍し、その采配を的中させました。ザッケローニ監督就任以来、日本代表が無敗ということもありますが、それよりもザッケローニ監督のまじめさ誠実さ、選手の特徴を的確に見極めるプロの監督としての眼力、短期間で選手と信頼関係を結べる人心掌握術と当然ながらのサッカー戦術など、感心させられることしきりでした。いい監督と契約できてよかったですよね。ぜひ、2014年ワールドカップ・ブラジル大会まで指揮していただいて、さらにサッカー日本代表を強く成長させていただきたいです。

 2006年ワールドカップ・ドイツ大会当時のサッカー日本代表が歴代代表チームの中で最強であり、これ以上のチームはなかなかできないなんて論調が一部にありました。中田英寿選手、中村俊輔選手、小野選手、稲本選手でスター選手で構成される中盤は大いに期待させるものがありましたが、結局グループリーグ敗退に終わり、中田英寿選手の現役引退もあり、サッカー日本代表の斜陽を感じさせられるような、失望感が蔓延していました。私もその一人で、サッカー日本代表は応援しつつも、もう強いサッカー日本代表は現れないのではないかという諦めが私の心を支配してきたここ数年でした。しかし、2010年のワールドカップ・南アフリカ大会と今回のアジア杯を見て、2006年のサッカー日本代表を超える新生サッカー日本代表が誕生する確信と期待が湧いてきました。現在の本田圭佑選手、香川真司選手、長谷部誠選手、遠藤保仁選手(ちなみに本学が提携しているガンバ大阪の中心選手ですね)そして松井大輔選手で構成される中盤は、中田英寿選手、中村俊輔選手、小野選手、稲本選手に十分に匹敵するし、彼らを
超える可能性も十分秘めていると思いますよ。

 今回のアジア杯優勝で、2013年ブラジル・コンフェデレーションズカップに、日本は「AFC代表」として出場する権利を得ましたし、今年の9月には早くもW杯ブラジル大会アジア3次予選が開始します。これほど、サッカー日本代表の試合が楽しみなのは久し振りです。次もいい結果となりますよう、各選手のさらなるレベルアップとけがをした香川選手の1日も早い回復を祈っています。

 興奮しすぎて、文章が長くなりました。



祝ブログ開設4周年

2011-01-12 13:16:07 | Weblog
 本日をもって、本ブログを開設してから4年目に入ります。いやはや、月日が流れるのが早いですねえ。

 ミクシ-やフェイスブックなどのSNS、そしてTwitterの登場など、昨今ではインターネットにおいて新興のソーシャルメディアが台頭して主役になりつつある中、ブログですら旧メディア扱いされそうであり、時の移り変わり、最新技術の変化の速さを感じざるをえません。まさしく「諸行無常」ですねえ。もうブログは時代遅れのメディアになるのでしょうか?

 私は、答えは「まだ否」だと思っています。会員制のある程度閉鎖されたSNS、短文で瞬時に不特定多数の人々で交流がとれるTwitter、それぞれ特色が異なり、役割が異なるので、今後はネット上で使い分けられるのではないでしょうか。もちろん、ブログにも特色があり、不特定多数の人々に対して、Twitterほど即時的に多数の人々と交流できないものの、Twitterに比べて長い文章が投稿可能なので、努力をすればそれなりに中身の濃い、深いメッセージを発信することができます。実際、考えさせられる興味深い内容のブログがたくさんあります(まあ、新聞や雑誌、他人のブログをただコピペしただけのものや、画像を張り付けただけのよくわからないブログも多数ありますが・・・)。

 本ブログは最近かなり更新頻度が低くなっておりますが、開設4周年を機に気持ちを新たにして、追手門学院大学心理学科の教育や日常、大学における心理学教育について、中身の濃い、ディープなメッセージを発信していきたいと考えております。おそらく、更新頻度を上げることはなかなか難しいか思いますが、その分、中身を充実させたブログを今後も更新していくつもりですので、どうか見捨てずに、長くご愛読いたたければ幸いです。



もう2011年ですね

2011-01-09 18:16:37 | Weblog

 昨年の11月に更新して以来、ずっと更新できず、ついには年を越して2011年なってしまいました。

ご愛読いただいてる方々には、申し訳ございませんとしかいいようがありません。とにかく仕事が重なり、

特に、卒業論文の指導に忙殺されまして、ブログにまで手がまわりませんでした。

 

 ところで、いよいよ一般入試の受験申し込みの時期になりましたので、大学における心理関連学科の

受験選択や教育内容に関する私の考えを次のリンクに張りましたので、参考にしていただければ幸い

です。簡潔に、ポイントだけ今の述べるとするならば、受験生や高校生が想像してるよりもはるかに大き

く、心理関連学科の教育内容は大学ごとで大きく異なります。したがって、どのような心理学を学びたい

か、そして、その学びたい心理学をその大学で学べるか否かをよく考えたほうがいいですよ、偏差値や

大学名のブランドだけで受験先を選ぶと、後で必ず後悔しますよ、ということですね。

2011年度推薦入試A日程の願書受付期間です

大学の心理学科や本学について考えたこと

      

 


2011年度推薦入試A日程の願書受付期間です

2010-11-02 19:16:51 | Weblog

 去年の今頃の本ブログ「2010年度推薦入試A日程の願書受付期間です」でも述べましたが、今年も本学心理学科において推薦入試A日程の願書受付期間に入っております。1年前に本ブログでリンクを張りましたので、ご覧いただいて、受験先の選択の参考にしていただければ幸いです。推薦入試に関わる本学の入試サイトもご覧ください。心理学科における教育や入試対策に対する考えは現在でもほとんど変わっていませんね。

 追大心理が、関西の(日本全国の、といってもいいかもしれません)心理学系大学と比較して最も誇ることのできるのが、心理学に関する開講科目(講義)の多さです。基礎的な科目はどの大学もだいたい同じですが、50を超える心理学講義科目から授業を選択できるのは追大心理にしかない特徴です。

  他大学ではあまりみられない講義科目や人気のある科目を下記に示しました。特に犯罪心理学認知神経心理学『こども学といった科目は他大学ではあまり学ぶことができない科目と言えます。もちろん、これ以外にも他大学でも開講している基礎的な心理学科目や演習科目は追大心理でも設置されています。

  学生は個々人の興味関心に応じたテーマの心理学科目を自由に選択して受講することができます。一つの心理学に偏ることなく、学生の関心やニーズに応じた、幅広く、そして、深い学びが得られるカリキュラムを提供しています。

 

 繰り返しになりますが、心理学に関する開講科目(講義)の多さは、日本全国の他の心理学系大学として比べても、追大心理にしかない最大の特色といえるでしょう。高校への出張授業やオープンキャンパスでもこのことについてさんざん宣伝した成果なのか、少しずつ世間に浸透してきたようで、本学に入学した学生で、「いろいろな種類の心理学が学べるから追大心理に入学した」という学生、ボチボチ増えてきている印象がありますね。

 


今日からあさってまで2010年度学園祭を開催しています

2010-10-30 19:26:36 | Weblog
 前回は、就職活動で苦しんでいる学生たちをみて、ついつい愚痴っぽい暗い内容になってしまいました。もちろん、本学心理学科の今年の4年生で、就職や大学院への進学を決めた学生もいますが、まだまだ決まらない学生が例年よりも多い気がしますねえ。なんとかならないものでしょうか。

 さて、一転して明るい話をしたいと思います。今日から3日間、本学で2010年度学園祭を開催しています。台風が接近するという予報もありましたので、空模様を心配しておりましたが、思ったよりも雨風が強くなかったようです。本学関係者や卒業生の方々はもちろんのこと、高校生・受験生のみなさん、近隣の皆様、ぜひ遊びにお越しください。

 昨日の夜遅くまで、学園祭実行委員や各団体の学生たちが、会場の設置やイベントの打ち合わせを精力的に行っておりました。学園祭の運営に携わる学生たちは期間中は大学に泊まり込んでまで働くそうです。このような大きなイベントの運営は本当に大変でしょうが、組織の運営・管理や人間関係など、人間として成長できる絶好の機会ですから、楽しみながらがんばってほしいものです。おそらく、一生にわたる友情も生まれるでしょう。この時期だけの特異な人間関係、いわゆる「青春」というやつですね。最近、仕事でお疲れ気味のオジサンとしては、傍から見ていてうらやましいかぎりですねえ。










 

働きたいのに働けない

2010-10-11 18:08:56 | Weblog
 前回、本ブログを更新してからおよそ3か月経過し、もう10月に入ってしまいました。これだけ長期間にわたり更新しなかったにも関わらず、1日におよそ30人ぐらいの方々が本ブログを閲覧いただいていたみたいですね。御愛読いただいた皆様、すみません。決してブログを廃止したわけではなく、いろいろと仕事がありすぎまして、ブログの更新まで手がまわりませんでした。

 この間、いろいろなことがありまして、一度のブログの更新でそのすべてをお伝えすることはとてもできませんが、中でも最も印象に残り、問題視といいますか、問題提起したいことは、本学心理学科のとある学生が私に向けていった「働きたいのに働けない」というセリフとその前後の会話です。今回のブログタイトルにさせていただきました。

 現在4回生のその学生の話によると、昨年の秋から現在にいたるまで60以上の会社を回ったが、未だに内定が取れず、自分が否定されているようでとてもつらいとのことでした。もちろん、もしかしたら、本人の努力不足もあるかもしれませんが、私が見る限りその学生は礼儀正しく、きちんと会話のできる学生なので、おそらく、別の時代、もっと景気がよくて日本の企業に余裕があった1980年代あたりであれば、この学生も内定が取れたのではないかと思えてなりません。この学生や本学の4回生のみならず、日本中の大学4年生は、2010年の今、同じような状況にあり、「働きたいのに働けない」という悲痛な気持ちを抱えたまま、終わりの見えない就職活動の呪縛に苦しんでいるのでしょう。現場で、身近にそのような学生に接している私は、心が痛んでなりません。本当に気の毒です。

 雇用の問題を、すべて企業や政府に責任転嫁するつもりはありませんが、それにしても、いまだに続く新卒一括採用の慣習により、景気の良し悪しによって、同じような資質の大学4年生でもある年は採用となって正社員で社会的経済的に恵まれる一方で、たまたま別の年では不採用で既卒扱いとなり、新卒一括採用の慣習から漏れて再度浮上するチャンスも与えられず、派遣社員やフリーターで低賃金の貧困にあえぐという、日本社会の不条理をなんとか是正できないものかと思います。「若者が働けず、若者に笑顔がない日本という国に将来があるのか不安です」とも、本学の別の学生が本気で案じておりました。私もまったく同感です。

 与党の前幹事長の政治資金の問題やら、現職の女性大臣が国会でファッション雑誌の撮影したことなど、どうでもいい瑣末な問題です。そんなことよりも、今国会で補正予算や経済対策を迅速に議論していただき、経済対策を打ち出して、日本の若者を救っていただきたいですね。管総理を始め政府・与党のみならず、野党の議員の皆様にも、大局的な見地から、本気で日本経済の立て直しに尽力していただきたいと存じます。それから、企業の皆様にも、近視眼的な損得だけではなく、社会的な責任を果たす公的立場を意識していただいて、若者を雇用し育てていただきたいと存じます。

 この場を借りまして、現代の日本の大学の一教員として、ささやかながら問題提起とお願いをいたしました。

やはりスペイン・あさってはオープンキャンパスです

2010-07-16 18:52:30 | Weblog

 第19回サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会決勝は、スペインがオランダを延長戦の末に1―0で破り、初優勝を果たしました。本ブログでは最初はスペインを優勝候補にあげ、試合経過ごとにアルゼンチンやドイツが優勝するんじゃないかとふらふらしていましたが(笑)、結局は当初の予想通り、スペインの優勝で幕となりました。まあ、あのメンバーが普段通りの実力を出せば、必然の結果だったのかなと思います。ヨーロッパのサッカー・プロリーグを多少とでも知っている方にとって(もちろん、詳しい方にとっても)、今回のスペイン代表の凄さはご存じのはずで、勝つべくして勝ったのでしょう。ただ、そのスペインでさえ、初戦は負けましたし、過去に優勝経験を持つ強豪国ですらグループリーグや決勝トーナメントの序盤で結構負けていましたから、あらためてワールドカップの厳しさも思い知らされました。日本代表もベスト16に入ったとはいえ、また気を引き締めないと、次はなかなか厳しいかなと思いますねえ。スペインの華麗なサッカーをお手本にして、次のサッカー・ワールドカップでは日本代表にベスト8を目指してほしいものです。なにはともわれ、4年の一度のお祭りは終わってしまいました。

 さて、あさっての7月18日は本学で2010年度2回目となるオープンキャンパスが開催されます。過去の記事でオープンキャンパスに対する思いを語ってきましたが、この考えは今でも変わっていません。なにかと誤解の多い「心理学科の教育内容」について、その誤解を解いていただくためにも、ぜひオープンキャンパスに参加していただきたいです。私は出張授業などでも高校生のみなさんに心理学や心理学科の教育内容についてお話していますが、なかなか本学の教育設備などをお見せできない中で、本学心理学科を紹介することに限界を感じています。やはり、本学のキャンパスに実際に足を運んでもらった方が、より詳細な情報をお伝えすることができますね。高校生・受験生のみなさん、ぜひ夏休みの1日を利用して、本学オープンキャンパスにご参加ください。