こんなにも早く、日本のサッカーチームがワールドカップを掲げる日が来るなんて、夢のようです。
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沢、世界一!5度目ついに頂点/女子W杯
サンケイスポーツ 7月19日(火)7時51分配信
サッカー女子ワールドカップ・ドイツ大会決勝(17日=日本時間18日、フランクフルト)やった! 金メダルだ! サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」(FIFAランク4位)が米国(同1位)との決勝で、2-2でもつれ込んだPK戦を3-1で制し、初優勝した。国際サッカー連盟(FIFA)主催大会での日本の優勝は、男女を通じて初の快挙。主将のMF沢穂希(ほまれ、32)=INAC=が同点弾を決めるなど大会5得点を挙げ、得点王&最優秀選手(ゴールデンボール賞)のW栄冠にも輝いた。
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まず単純に、開催国の強豪ドイツ、強豪スウェーデン、FIFAランク1位のアメリカを破ったということが
信じられないほどの快挙です。私はサッカー日本女子代表がグループリーグを突破した段階でよくがんばった、
正直ドイツには勝てないだろうな、思っておりました。自らの不明を恥じいるばかりです。とにかく、あっぱれ
なでしこジャパン世界一!!!
ただ、それだけでなく、日本ではプロのJリーグが定着して、トップの男子日本代表選手に関しては待遇や経済的
に恵まれていることに比べて、そもそもサッカー日本女子代表にはプロ選手が数えるほどしかいなく、ほとんどの
選手は一般企業やアルバイトで生計を立てながら、今回の快挙を成し遂げたことです。彼女たちの双肩には、彼女
たち自身の夢や希望だけでなく、日本女子サッカー全体をワールドカップを通じて盛り上げる・メジャーにすると
いう使命感を背負っていたことに感服しますね。高い目標を設定し、数々の苦難を不屈の精神力で、毎日の努力の
積み重ねで夢を夢で終わらせてしまうことなく実現してしまう、うちの学生たちにも是非見習ってほしいですねえ。
快挙を成し遂げたなでしこジャパンの選手・監督・スタッフの皆様には心身ともに休んでいただきたいとも思うの
ですが、もう今年の9月にはロンドン五輪へのサッカー女子アジア予選が開催されます。せっかくの今回の快挙で
かつてないほど女子サッカーが盛り上がったのですから、これを一過性のブームに終わらせないためにも、ロンド
ン五輪でのなでしこジャパンの活躍を心から祈っています。そして、いつか男子チームのワールドカップ優勝の
シーンを見てみたいものです。
いやはや、オープンキャンパスで働いた後、2・3時間ほどの仮眠だけで、試合開始から最後まで決勝戦のテレビ
中継を見たのですが、ほんと睡眠時間を削ってでもみた甲斐のある、素晴らしい試合でした。ただ、日本が勝った
というだけでなく、アメリカ女子サッカーの強さもまざまざと見せつけられて、世界一を決める試合にふさわしい、
見ごたえのある試合でした。開催国ドイツの観客の態度や雰囲気作りもよかった。あらゆる意味であんな好ゲーム
は一生のうち何度も見れるものではないでしょうねえ。ほんとに生中継で見てよかったよかった。
ちなみに、忙しくてオープンキャンパスの告知ができなかったのですが、6月7月共に心理学科にはたくさんの来場者
の方に来ていただき、盛況でした。8月9月にもオープンキャンパスにも、多くの高校生・受験生のみなさんの来学を
心待ちにしております。