倉のお抹茶・菓子付き・

　冬のこの季節、倉のお抹茶セットでは、日本三大銘菓　新潟の「越の雪」をお出ししています。

　今年は本当に暖冬で、、、というより、全く冬じゃない陽気です。日中の太陽はもう春なんじゃないのってくらいに穏やかに暖かく照らしてくれていて、冬なのに気分も明るくいられます。天気にかなり左右されてしまいますんで。。。
暗いのキライ、雨キライ、寒いのキライ、冬、キライ、、、、の私としては、単純に嬉しいコトではありますが。
　でも今は間違いなく冬。雪の存在すら忘れてしまいそうな感じですが、このお菓子、初めて口にした時の感激は数年経った今でも忘れられません。
　
　見た目は何の変哲もない四角い白っぽい粉の固まり。

　　　でも口に入れた瞬間、、、、

　　　　　しゅわ～っと、、、、

　　　　　　　「あ、これは....。雪だ.....。」　

　
　是非、お口にいれてみてください。オススメです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　てい

Live

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　　　1月28日(日)

　　　朗読パフォーマンス　　(尺八・和太鼓とのコラボ)　　
　　　　
　　　　
　　　　～行間に漂う言魂はヒトを異空間へ誘う～

　　　　　　人間やめなさんなや
　　　　　　　　　　　　　　　　　山本 和夫 詩集より　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　～まど みちお　谷川 俊一郎 等～　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　出演：しいな ちえ

　　　
　　　open 18:30　　start 19:00

　　　1,500yen　・1ドリンク、菓子付・　　当日1,800yen

　
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初釜

　今年も初釜、行って参りました。
初釜...毎年生徒みんなで先生と新年のご挨拶をし、先生のつくる懐石料理を食べ、お点前をしながらお抹茶を頂いてきます。
　ほとんどが着物で出席し、懐石ではお酒も振る舞われ、毎年"新春"華やかムード。
　普段分割してやっているお稽古が、この初釜の
　「炭手前」→「懐石」→「濃茶」→「薄茶」　でようやくひとつに繋がり、茶事の「流れ」が出来上がります。

　挨拶を終えたところで、早速順番に茶室へ。
障子を開けると、おぉっ....畳が張り替えられていて、なんと清々しい...晴れやか。私、一発目のちょい感動でした。
　まずお軸を拝見。掛け軸は「老松」...何百年も変わることなく緑を繁らせる松の素晴らしさを称えたとてもおめでたい言葉、だそう。
　
　
　炭手前で拝見した萩焼のまつぼっくりの香合にまたまた感動し(この日私の一番のヒット)、待ってましたの懐石へ。
　汁、ご飯、向付、煮物、焼物、強肴、箸洗、八寸、湯桶、香物
向付はお酒が出てくるまで手をつけちゃいけないとか、ご飯はおかわり自由だけど、最後の一口は残しておくとか細かいルールがいろいろあったり。あとバカ汁3杯ってそういえば先生が...☆
　食べている間に先ほどくべた炭がおき、釜のお湯がシュンシュンと沸き出して、同時にお香の薫りも漂い始め...


　毎年この煮物椀でひと際高い歓声がわき上がり、料理が運び出される度、雄叫びを上げながらお腹いーっぱい食べたら、休憩を挟み先生が叩く銅鑼の音を合図に、次はお茶を頂く為、再び茶室へ。
　
　お軸は外され、床の間には白椿が。
折鶴模様の何ともおめでたいお菓子を食べ、この日だけは内側に金粉ともうひとつ銀粉が塗られたこれまたおめでたい楽茶碗で濃茶を頂ける。
　最後は、恒例のくじ引きによる先生からの特別プレゼントをもれなく頂戴し、毎回楽しみな「勅題懐紙」を頂く。宮中行事・新年の歌会始のお題がデザインされている懐紙で、これからまた1年お稽古で使っていくのですが、H18年のお題は「笑み」...でした。お多福さんがニマッって笑っているワンポイント入り。今年は...「月」。まんまるお月さんの透かしが入った懐紙。素敵なお題にまた感動～...。

　こんな感じで、約3時間。おめでた～い＆感動～のオンパレード・初釜。

　毎年毎年感激するばっかりで進歩がなく...そろそろ懐石で交わされる時代劇のような台詞の1つや2つも覚えなきゃと思うのですが、やっぱり"きゃーっ""うわぁー"と声を上げてるだけの私がいます...。
ま、でもこうやってきゃーきゃー感動できるのも、先生の「もてなしの心」があってこそで、たった1日、たった3時間で心が満腹になれるのも、そうそうあるもんじゃありません。

　日常の中でも1日1コもてなしの心、1日1コ何でもいいから何かに感動出来る自分、がいればまた違うんでしょうけど。1日1コ。それが出来れば、今日という日はよし。それができれば素晴らしい...。
　ということで「初釜レポ」でした。

　　　　　　　　　　　てい

あけあけ…

明けましておめでとうございます。
“今年は、朝型人間になろう！”と堅く誓った2007年の始まりでありました。
だって初日の出、素晴らしすぎたのですもの

今年も倉と倉にまつわる人々を、どうぞ宜しく。
軍曹でした。