皆 様
謹賀新年
本年も宜しくお願い申し上げます。
年頭に思うことなどを、交流委員会のブログに掲載させていただきました。
「禅問答」のように感じられる方もいらっしゃるかも知れません。
自由と民主主義の価値観と市場経済に立脚する社会の基礎工事を
一からやり直すことこそ問われるという 意 でございます。
ご興味のある方は、お読みいただけば幸いです。
http://blog.goo.ne.jp/ota-doyu-kosen/e/8c298acfe850e5b59cc97d4588d51952
さて、
年頭の交流委員会のスケジュ-ルをご案内させていただきます。
多くの皆様にご参画いただきたくお願い申し上げます。
1.1月22日(火) 交流委員会運営会議(実践報告3件/来年度方針)
2.1月18日(金) 経営塾(㈱デュコル 山本邦明/問題解決でオンリーワンを提供する!)
3.1月15日(火) 経営塾 講師打合せ (第5講 / 日進工具㈱ 後藤勇 氏)
4.同窓鮫洲会 賀詞交換会 / 1月28日(火) 国際ビジネス支援部会例会
1月22日(火)18:00~ 京浜工業所 にて
都立高専交流委員会 運営会議 開催
~~ 会員よりの活動報告 と 来年度方針 をめぐって ~~
当日は、後段の小報告を踏まえ、
2月の拡大幹事会に提出する来年度方針について、議論させていただきます。
■ 日 時 1月22日(火) 午後6時より
■ 会 場 株式会社 京浜工業所 会議室 にて
東京都品川区東大井2-13-8 ケイヒン 東大井ビル 1階
TEL 03-3761-2131 (内田由美子)
http://www.keihin-kogyo.co.jp/company/foothold.
■ 参加お申込み
ご出欠を 下記に ご連絡いただきますようお願い申し上げます。
gc-t@ac.auone-net.jp
■ 会員よりの活動報告など
1.ア-ルシ-ソリュ-ション 栗山章 氏 (新宿支部)
http://www.rcsc.co.jp/
インタ-ンシップ と 産学連携の継続発展 の 課題 について
ア-ルシ-ソリュ-ション では、
電子情報工学コ-スの学生を受け入れるインタ-ンシップで
大変よい良い成果をだすだけではなく、指導教官の提案などもあり
企業の課題解決に、より深く学生がかかわる新しい取り組みが進められそうです。
また、新宿支部において産学連携を進める課題について
2.日本コンピュータ開発 高瀬拓士 氏
http://www.nck-tky.co.jp/
異業種交流会の欧州視察団に参加して/これからの地域産学連携に望むもの
昨年、異業種交流会の欧州視察団に参加した 日本コンピュータ開発 高瀬拓士 氏
このなかで見た 欧州の生産現場 と 現地の問題意識から見る私たちの課題
また、先方より志願した 荒川キャンパスの学生のインタ-ンシップを受け入れています。
(当社の対象は地方の学生に絞り、都立高専のインタ-ンシップに登録していない。)
地域のものづくり企業の発展 と 産学連携を結びつける課題など
3.株式会社 京浜工業所 内田由美子 氏
http://www.keihin-kogyo.co.jp/
リ-マンショック後の経営課題と海外市場開拓
自動車業界を中心に、研削砥石、ダイヤモンド工具を製造/販売する 京浜工業所
リ-マンショックでは、売上が7割減
この経営危機を打開する中で進めたのが
韓国(ヒュンダイ)、ASEAN、インド等の海外市場開拓
この海外営業を担当する 副社長 内田亨 氏に、
じっくりと、お話を伺いたく考えておりますが、不在となりましたので
今回は、さわりのみをお話しいただくことになると思います。
4.テクノシティ城南コミュニティカレッジ 組織化のプロセスで見えてくる
地域のものづくり企業の課題と取り組み
昨年11月の テクノシティ城南コミュニティカレッジ 第6講
「江戸っ子1号」プロジェクトと《新産業創成地域センタ-》の課題 を
組織するプロセスで、大変、多くの地域の中小企業の方と話をさせていただきました。
・下町ボブスレーネットワークプロジェクトの マテリアル 細貝氏(ウィル奥山さん)より
プロジェクト運営上の課題/市民ファンドと開発資金について
・大連市のメッキ廃水処理対策に協力する 池田車框製作所 池田氏より
現地企業 や 我が国の高度経済成長期と比較した行政指導上の問題
鍍金工業団地の形成の現状について (大田工業連合会の取り組み)
・大田区の中核中小ものづくり企業の1社であったA社は、
1990年代の経営危機で国内3工場のうち2工場を閉鎖して、中国で合弁企業を設立
日中を結んで、研修生受け入れの制度化に深く関与、中国合弁企業の売上は70億円
これと並行して、独資の現地企業を立ち上げ、日中間のビジネスの見直しに着手
などなどなど
この中から見えてくる、産学連携や
地域のものづくり企業の取り組みと課題について、簡単に報告させていただきます。
■ 都立高専交流委員会 の 来年度の活動方針 について
来年度の活動方針の基本は、これまでの継続(と発展)に置きたいと考えております。
ご意見を、是非、お寄せいただきますようお願い申し上げます。
1.「坂の上の坂」を登る課題を明確にする年に!
昨年の方針は、(危機に立ち向かい[日本経済の]総反攻を!)
「坂の上の坂」を登る礎を築く年に! …… でした。
敗戦の焼け野原から立ち上がった戦後の日本経済
高度経済成長期を経て、
1970年代以降、国際競争で勝ち上がるまでをつくったのは、戦前生まれの世代です。
経済のバブル化から1990年代以降、
私たちは「坂の上」の「特権的地位」に安住してきたのではないでしょうか?
世界経済のグロ-バル化に、我が国が対応しきれなかったのは、このことにつきます。
「坂の上に雲あった」などとして、呆然と時間をやりすごすことは許されません。
言うまでもなく、
この20年、すべての人々が茫然自失してカオスに向かったのではありません。
この環境変化と闘ってきた教訓を胸に
「坂の上の坂」を登る
意志と課題を明確にしていくべき時に来ているように思います。
2.地域の産業の 公共的なプラットホ-ム として、産学連携を推進、発展させる。
これも、これまで述べてきたことですが、
大切なのは、(果実を)刈り取る資本主義ではなく
(種を蒔き、果実を)育てる資本主義を、地域社会で実践し、
地域の産業全体の発展のための 公共的機能 として、産学連携を育てていくことです。
同友会の活動でいえば、
同友会理念から出発し、そこに、付加価値を積み上げていく活動
これを、私どもの活動方針の基本に、改めて据えたいと思います。
3.様々な取り組み と その成長 を 結びつけ、より発展的な挑戦を!
中小企業家経営塾を始めたのが11年前、
3年後に授業に組み込まれ、講義の形式も変更され、着実に前進しています。
この中から、大連学生海外派遣 や 図書館の「経営塾のコ-ナ-」が生まれました。
昨年で5回目となる 大連学生海外派遣、3年目より
大連日本商工会 や 大連市政府(東京事務所)のご協力により、派遣先を多様化、
本年は、現地の中小企業にも直接訪問(以前は、大企業の紹介により間接訪問)
現地の女性中小企業経営者に、中小企業家経営塾で講義していただくことになりました。
インタ-ンシップは、当初より会社説明会を開催
紆余曲折をへて、受入人数が拡大、学生の進路選択とも結びつくものになりました。
テクノシティ城南コミュニティカレッジは、
中小企業と地域産業が直面する課題を検証しつつ、
地域における《新産業創造拠点》形成へと、問題意識を絞り込みつつあります。
中小企業家経営塾 や インタ-ンシップ での、
東京同友会IT部会傘下の企業のご協力をはじめとし
内外の多くの企業や関係者のご協力を得、外延性の広い活動を進めてきました。
これらを踏まえ、
特に、新事業、新市場創造の共同プロジェクトなど、
新しい挑戦を準備していく時期に入りつつあるように思います。
以上、
3点の基本的な考え方により、来年度方針を組み立てていきたく考えております。
ご意見をいただけば幸いです。
都立高専 中小企業家経営塾 平成23年度 第4講
問題解決でオンリーワンを提供する!
面倒なところにこそ、ビジネスチャンスはある!!
講師 株式会社 デュコル 代表取締役 山本邦明 氏
http://www.ducol.co.jp/
■ 日 時 1月18日(金)am 10:25 (講義開始) ~ 12:00
■ 会 場 都立産業技術高等専門学校 西棟6階 PBL多目的教室
京浜急行鮫洲駅9分(品川区東大井1-10-40 TEL 03-3471-6331)
http://www.metro-cit.ac.jp/map/map_shinagawa.html
■ 懇談会 講義終了後、講師を囲み、昼食懇談会 (1時間程度)
お弁当(千円程度)を用意いたします。参加される方はご連絡ください。
■ お申込 下記に、ご連絡いただきますようお願い申し上げます。
gc-t@ac.auone-net.jp 田 中
昼食懇談会のご参加の有無を、ご明示下さい。
講師の 山本邦明 氏は 42歳
芝浦工業大学 機械工学科 を卒業後、大企業のテクニカルセンタ-に勤務。
事業所閉鎖の影響などもあり、4年後に新たな目標を見つけるべく退職
オ-ストラリアに留学して経営学を学び、
帰国後は、環境機器関連の中小企業に就職して、技術営業を経験
これら、10年余りの経験を踏まえ、2002年に独立。
設備なし、お金なし、社員なし …… という環境から始め
大企業の手の届かない 集塵 の現場に入り
仕様がバラバラ、汚い、臭い、現場確認しにくい、手間ばかりかかるという
現場の問題解決を進め
集塵装置の設計/製造/施工で、企業と自治体の信頼を勝ち取ってきた企業です。
現在、金属粉末製造装置など、新しい技術開発を進めるとともに
東京同友会の経営指針成文化セミナ-に参加、
次の10年のスタ-トラインを作りつつあります。
社会人として、10年ごとの区切りのある人生を生きてきた 山本 氏
現在は、起→承→転→結(→起)の《転》に入り始めたところでしょうか……
社会人として価値ある挑戦をするとはどういうことか?
是非、この点を、学生の皆さんには、学習していただきたいと思います。
1月15日(火)16:00~ 中小企業家経営塾 第5講 講師打合せ
日進工具 株式会社 代表 後藤勇 氏
超硬エンドミルなどを製作/《国内から世界へ》にこだわる
■ 日 時 1月15日(火) 午後4時 ~ 午後5時
■ 場 所 日進工具 株式会社 本社 にて
http://www.ns-tool.com/
■ ご参加 下記 ご連絡の上 現地集合でお願い申し上げます。
gc-t@ac.auone-net.jp
日進工具 株式会社 は、中堅工具メ-カ-
売上60億円程度(経常利益率15%超)ですが、ジャズタックの上場企業です。
《国内から世界へ》にこだわり、超硬エンドミルなどを製造しています。
中小企業家経営塾 の 講義は、
2月8日(金) 10:25AM ~ 12:00AM (終了後 昼食懇談の予定)
東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス
西棟6階 PBL多目的教室 にて
後日、ご案内させていただきますので、お時間をお取りいただけば幸いです。
同窓鮫洲会 賀詞交換会 / 国際ビジネス支援部会例会
1.1月12日(土) 同窓鮫洲会 賀詞交歓会
1月12日(土)、
中小企業家経営塾 大連学生海外派遣 に、ご寄付をいただいている
同窓鮫洲会(都立高専品川キャンパス同窓会)の 賀詞交歓会 が、開催されます。
内田由美子 田中基茂 が、ご招待をいただき、参加させていただきます。
後日、この模様などをご報告させていただく予定です。
2.1月28日(月) 東京同友会 国際ビジネス支援部会 例会
飽くなき「攻めの経営」、その先に経営者の見る夢は
~~ 中国からバングラデシュ・ミャンマーのアパレル最前線ヘ ~~
■ 講 師 株式会社 小島衣料 オ-ナ- 小島正憲 氏 (岐阜同友会)
(中小企業家同友会アジア情報センター/旧 同友会 上海倶楽部)
http://www.kojima-iryo.com/
http://www.shanghai-doyu.net/
■ 日 時 1月28日(月)18:30~21:00
■ 会 場 東京中小企業家同友会会議室
千代田区九段南4-7-16市ヶ谷KTビル3階
http://www.tokyo.doyu.jp/map/index.html
■ 参加費 2,000円
http://www.tokyo.doyu.jp/tokyo-doyu/flack/9341.pdf
講師の 小島正憲 氏 は、
1990年に、中国に進出、1万人余りを雇用して、現地でアパレル縫製業を展開
いくつもの都市の経済顧問を務めるとともに、
中小企業同友会 の 上海事務所(上海倶楽部)を設立された方です。
他のアジア諸国へも果敢に進出、
労働集約型産業の中国からアジア後発国への移転が進む中、
上海工場を 老人ホ-ム へ転換売却、バングラデッシュなどで、新しい挑戦を始めています。
中小企業家同友会上海倶楽部 では、
ここ数年、毎年10万件余りの暴動が発生 …… という
中国国内報道に疑問(どう考えても発生件数が多すぎる)を感じ
「暴動発生」のニュ-スがあるたびに、その現地を訪問、
中国全土を縦走、横走して現地調査、その実際をお知らせいただいておりました。
昨年、これが、中国当局の関係者の一部に問題視されたようで、
中国国内での活動が制約、上海倶楽部の事務所は閉鎖せざるを得なくなり、
中小企業家同友会アジア情報センターへとアジアへと軸足が移されることになりました。
これと並行して、
労働集約型産業の中国からアジア後発国への急激な移転に伴い
ASEAN、南アジア地域の政情が不安定化し、
労使関係が、ストライキの激発等、大きな緊張を孕んだものになり
このことを、現地から克明に情報提供するとともに
バングラディッシュなどで、新しい労使関係形成の試みを進めることが
小島正憲 氏と、中小企業家同友会アジア情報センター の
役割や課題となっています。
この間の事情を含めて、お話しいただきますので
多くの皆様にご参加いただきたく、ご案内させていただくます。
参加お申し込みは、下記よりお願い申し上げます。
http://www.tokyo.doyu.jp/tokyo-doyu/flack/9341.pdf
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